MY LEGEND DIARY

MY LEGEND DIARY

2020.08.13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
久しぶりにプロレス本読んだ。
“選手の著書”とあるが、実際はインタビューを、ライターが本に纏めたもの。
蝶野正洋さんはファンだったので、とても興味深かった。
高校の頃から暴走族に入ってた“札付きワル”も大学入試失敗二浪・・・で選んだプロレス。
当初は「すぐアントニオ猪木と戦う
そう思って入門するも、坂口征二さんの巨大さに絶句・・・
更に同期の武藤敬司&橋本真也は柔道の有段者
元不良とはいえ、格闘技の下地が無い蝶野さんは大苦戦。
因みに新日本は柔道は勿論、アマレスも全日本王者クラスがゴロゴロ。
中西 学はバルセロナ五輪出場。
コミカルファイトで人気の矢野 通もアマレス5冠の実績を誇る。
ドイツ遠征中に奥様と出会う。
そして武藤&橋本と「闘魂三銃士」結成。
90年代後半の新日本を担った三人の出世レースが始まった。
しかし華やかな武藤、強さの橋本と比べると。どこか地味だった蝶野さん
が変身したのが94年のG1クライマックスV3後。
突然の武闘派=ヒール転向。
ラフファイト主体になり、実況の辻アナにも凄む
“その背景”や、後の新日本で起こった数々の事件の心情も綴られてる。
そして急逝した盟友・橋本&苦境の中を助けてくれたNOAH・三沢光晴への想い・・・
現在は正式宣言していないが、事実上の引退状態。
たまに新日本のビッグマッチでゲスト解説を務める。

平成維震軍はねぇ・・・
先に述べたスタイリッシュな蝶野さんのファンだったんで、泥臭さが売り物だった越中詩郎は大嫌い
何故かG1の大一番や1/4東京ドームでシングルが多かった。
元々、新日本に参戦してた空手家の弟子が挨拶に来て帰る際、ドアを閉めなかった。
この事に小林邦昭が腹を立て、一発見舞ったのが発端。
その後、小林・越中vs空手道場の異種格闘技戦は名物カード化する。
一旦は決着したものの、道場の興行に小林&越中が出場した事を問題視した新日本フロントに反旗を翻し、道場側と共闘。
「反選手会同盟」が誕生。
天龍源一郎率いるWARとの対抗戦で先兵役を務める。
実力者ではあるけど、正統派時代の蝶野さん以上に地味だった越中。
初代タイガーマスクの宿敵で、度重なるマスク剥ぎでファンのヒートを買った小林。
所謂仕事は出来るけど、活躍場所を失ったベテラン集団が維震軍だった。
新日本の現場監督・長州 力は越中を高く評価しており、自分の側近としてマッチメイク補佐も任せ、
年俸も絶頂期の三銃士より厚待遇だったという。
それを象徴するシーン。
長崎の引退詐欺師が執拗に長州へ対戦を迫り、開場前の試合会場に現れると、トレーニング中の長州は一言。
​「詩郎!入れるな!」​​


小川がルール無視した喧嘩ファイトで、橋本はボッコボコ。
「ブッチャー、何でやり返さないんだ!」
控室でモニター観てた蝶野さんは思わず叫んだという。
アントニオ猪木が仕掛けた・・・とされるこの事件。
五輪銀メダリストの投げ技&初代タイガー直伝の打撃&格闘理論を注入された小川の攻撃力は確かに凄かった。しかし・・・
・相手との間合いを取らず、技を全く受けない為、試合が流れていかない。
タッグで対戦した時にやたら小川は挑発するも、長州は凄くやりにくそうだった。
・グラウンドレスリングが出来ない
勝てないと判ったら、パートナー任せでせで試合を投げて逃げるのがその後も定番に・・・
「プロレスを基礎から学ばなかったツケ」は後のハッスルではモロに出る。
打撃を削った為、余計に塩ぶりが際立ち、学生プロレス出身のレイザーラモンHGの方がまだ様になってた。
橋本は新日本を退団し、新団体ZERO-ONEを旗揚げするも、
NOAH側の意向を完全無視した対戦カードを発表し、三沢から抗議されたら“逃げるな”と開き直る始末。
そして癌で亡くなった冬木弘道の未亡人に“相談役”として入り浸り始める。
自分の試合を前半戦に組み、終わると同時に横浜に住む冬木未亡人の下へ直行
諌めにきた選手に対しても
「好きになっちまったんだから、仕方ねぇだろ!」​
当時の橋本は既婚者(2005年に離婚成立)。
冬木未亡人とは不倫関係で、当然選手達の心証は最悪。
更に若手時代から冬木の親友・三沢がこの一件で激怒怒ってる
NOAHとの対抗戦はこれで破綻。
その後の橋本は故障がちになり、長期欠場するも、暴飲暴食は変わらなかったという。
そして2005年7月11日の朝、自宅で突然倒れ、そのまま・・・
「破壊王が破壊されてどうすんだよ・・・」​​
盟友を失った武藤はこの発言後、暫し絶句。
ZERO-ONE関係者は葬儀で出棺の際、棺を持つ事すら許されなかった・・・
そして小川もはこの件は一切ノーコメントのまま、息子の指導に専念する為、プロレス引退。
まぁ尤もギャラが高いんで、新日本&猪木さんに見限られたら払える団体は無いしプライドが高い割に、プロレスは超ヘタクソ。
橋本の息子は父の跡を継いだ。
デビュー当初はほっそりしてたが、最近は親父そっくりなアンコ体型で・・・ ​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.08.14 23:11:11


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: