腹筋とくびれ

PR

×

プロフィール

たこ麗子

たこ麗子

カレンダー

コメント新着

まんぺ@ Re:ジャムウスティックとカンジダ膣炎(07/09) 五千円?そんなにしませんよ?高くて千円…
ようこ@ Re:クラスメイトの角銅秀人くん(04/09) 私も角銅君と同級生です。 小学校、中学校…
ようこ@ Re:角銅秀人くんの今(07/11) 私も角銅君と小学校、中学校、高校と同じ…

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2006年04月08日
XML
カテゴリ: お仕事とお友達
さあ、棺が置かれたベッドのヘッドボードにビールを置いてエンゼルメイク再開です。

何はともあれパタパタとティッシュで化粧水をパッティングです。
まだ30代に入ったばかりの若さか、死後三日でも結構吸収します。

しかしベースコントロールもコンシーラーもなしで血色の悪さをどうカバーするのか。
届いたばかりの ニナリッチバーズニュアンセ を持ってこなかったのが悔やまれます。
スタバのラテより化粧下地を持ってくるべきだったかも知れません。

「違うわ…殺子ちゃんの唇は、もっとピンク…」


このお公家様のような独特の話し方をなさる方は殺子をこよなく愛していました。

「殺子ちゃんのお顔は、お人形よりもきれいなんだから…」
「ええ、いま下地を作りますからね」
「わたし、鼻が気になるの…」
「ああ、脱脂綿目立ちますね」

確かに鼻からのぞく白い脱脂綿は「死体だね」って感じで気になります。

「もっと、押し込んで…。」
「んー、でも加減がねえ。」

でもこれ、必要だから詰めてるんだろう?押し込みすぎて出血したりしないのか?
加減が分からないので遠慮気味に眉切り鋏の先端でそっと脱脂綿を押し込みます。

「もっと、もっとよ…」



「じゃあお願いします」

鋏を手渡してみました。気持ち、押し込んで気が済んだようです。
膨らんだ小鼻をティッシュで押えて形を整え、またパッティング。

「殺子ちゃんの横顔、わたし、大好きだったんだから…」
「本人は団子鼻で気にしてましたけどね」(殺子姉)


どうにもなんないですよ。ああ、飲まなきゃやってらんない。
眉と肌を整えたところで殺子の残したパウダータイプのファンデーションをのせます。
色が一色しかないので苦肉の策でかづきれいこ式に立体感を出す塗り方。
唇の輪郭をはっきりさせるため、唇にも一部ファンデーションをのせます。

「何をしているの…?」
「唇の輪郭をはっきりさせるために下の色を消してます。」
「殺子ちゃんの唇はピンクよ…?」
「今は紫ですからいったん消して上に色をのせます」
「違うわ、もっとピンクなの…」
「試験官が厳しいから大変ですよ」
「そうよ…試験官は厳しくなくては…」
「…キャップ、ちょっとビールちょうだい」
「わたしも、いただきたいわ…」

(この二人は死体を御前に漫才をしちょる):キャップ後日談

「まだ麦畑が見えんのう」
と言いながら"麦畑が見えるビール"を注いで渡すキャップ。
「ほげかね、そりゃ商標に偽りありじゃな」
「なにが、見えないの…?」
「これは"麦畑の見えるビール"なのに麦畑が見えないんですよ」
「わたしも、見えないわ…」
むしろ見えたらたいへんです。いま見てるものも相当だけどな。

"くびれと腹筋物語" 人妻からの返信
楽天自腹列伝

楽天ブロランキング






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年04月13日 17時00分58秒
コメント(2) | コメントを書く
[お仕事とお友達] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: