January 4, 2013
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猛吹雪


昨年末まではわたくしが3日に送ってきて「新年会」となる予定でしたが、わたくしの仕事が忙しく送れそうもありませんでしたので、拓蒼1人で高速バスで札幌へ送る事にしておりました。

道内は年末から大荒れでこちらでも31日から2日までは吹雪で大変でしたが、3日朝起きると、少々雪は積もっておりましたが空は晴天でした。これならバスも大丈夫だろうと思いましたが、一応確認してみると、なんと「運休」…それならばとJRを見ると…これもまた「旭川岩見沢間運休」しかたがないので、都合をつけて車で送って行く事にしました。

士別の出口付近にある高速道路の入り口の看板は「士別剣淵⇔江別東間雪のため通行止め」となっておりました。

「まぁこの天気だから高速沿いに国道を走っていけば、そのうち開通するだろう」とか、妻と話しながら旭川に向かって走りました。国道40号線は除雪も終わっており道も空いておりスムースでしたが、30分ほど走ったところの塩狩峠を下りに入ったとたんに、除雪がされていなくなり、低速でやっと走行するような状態になり、その先10分ほど走ると、今度は道幅が狭くなり車がやっと一台走れる車幅になり、ついには前車が停車しました。

わたくしも停車しましたが、前をみると限りないような大渋滞となりその後20分ほどまったく動けずにいました。原因は深夜に大雪が降ったのですが、除雪車は朝まで出ないのでその間に次々と大型車が走行不能になり、路上に立ち往生したからでした。

そうなると今度は除雪車が渋滞で動けないので、どうにもならない状態になったようです。近くで渋滞に巻き込まれている人に聞くと、「もう4時間動いていない、戻るにももどれないからどうしようもない」との事でした。

どうしようかと困っていたら、やっと少し動き出しました。わたくしは国道から外れますが、横道から比布町に入るルートを知っていて、また奇跡的にその道に出ることが出来たので渋滞を突破することが出来ましたが(ちゃんと近くの車に教えて引き連れて脱出しましたよ)こんな事は、国道にまだ砂利道が残っていたわたくしが子供の頃以来の事で、インフラが進んでからはありませんでした。まさか国道の除雪が間に合わないので町道に逃げるなんて事があるとは思いもよらない事でした。

その後、比布から旭川を抜けるまでは、それまでが嘘のように晴天の中順調に走行できましたが、深川付近から今度は猛吹雪で再び渋滞になりました。動いたり止まったりを繰り返しながら、普段なら30分の道のりを2時間近くかけて滝川の手前まで来たところで…



と、国道12号と国道275号をつなぐ連絡道路の雪深い道道(北海道管理道路)に、思い切って飛び込んで行きました。ハンドルを取られそうになりながら走ること10分雨竜町の国道275号との交点に着くと…

小雪がちらついているものの、除雪も終わっている国道が目の前に広がっておりました。やはり多くの方々は主要国道12号線を選択していたようで、がらがらでしかも除雪の終わっている道路を快適に札幌まで走ることが出来ました。

結局高速なら2時間少々、一般国道でも3時間30分の道のりを6時間近くかけて走行しましたが、なにより驚いたのは…

「国道40号線の渋滞状況が一切情報として発信されていなかった事です。」4時間も動かない状態なのなら、せめて地方局のTVやラジオで状況を発信して欲しかったと思いました。

本当に疲れました…





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Last updated  January 4, 2013 08:23:54 AM


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