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2003年01月24日
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「寒いから、二人で、鍋を囲んで、、、。」「いいですね!体を温めて、ゆっくり出来る所が、いいな。」久し振りの金曜日のデート。
表参道から、少し歩いた所の居酒屋さん。「あれーっ!珍しい人が来たねぇ。」ご主人、覚えていてくれたよ。「本当に、お久し振りです。」「ちょっと待って!お連れさん、女性ね。以前に来た事ある人じゃないの?」「おじさん、よく覚えているねぇ。」「おう、美人は覚えているから。」クミさん、僕の後ろにかくれちゃって、ケラケラ笑っていたな。「今日は、二人で、鍋でもどうかと思って歩いて来た。」「それはそれは、遠い所、ありがとうね。」しばらく待っていたら、狭いテーブルだけど、空いたので、そこへ座る。「改めて、いらっしゃい。」「こんばんわ!」(クミさん、また、笑ってた。)「この人は、以前は良く来たんだけど、このごろは、ご無沙汰なんだよ。あんたから、ここへ行きたいって言ってよ。」「はい、わかりました。」(クミさんが、話し相手になってた。)「水炊きがいいかな?」「そうですね。」「おじさん、この人、野菜大好きなんで、野菜をたくさん入れた水炊きで、魚は、タラでもサケでも、おまかせします。」「よーし、ウマみたいな人だね、野菜大好きか、まかせて、飲み物は?」「お銚子、熱燗で!」「2本くらい?」「はい。」
「面白いおじさんですね。」「うん、以前は、よく来たんだ。お金ないときなんか、ツケで飲んだりした事もあって。」「そうなんですか。」「大ちゃんの隠れ家ですね。」「そうでもないけど。」
コンロに火をつけて、結構荒っぽく切った野菜をドカドカっと入れて、タラを入れたら、「これ、ポンズでいいね?」「はい。」「じゃ、少し待ってて。」
お銚子を置いて、小皿に盛ったお通しをセットしたら、「これ、良かったら食べて。」と言って、おでんを皿盛りにして出してくれた。「わぁ、ありがとう。」クミさんの目が輝く。「水炊きが煮えるまで、これを食べて。」「はい。」
クミさんが、お酌をしてくれて、僕も、クミさんの杯にお酒を。「では、では、乾杯。昇進おめでとう!」「あーん、違いますよう。お疲れさまです。」笑っていたな。お腹がすいていたから、おでんがおいしいし、温かいのがうれしいね。
「派遣会社の人、どうでした?」「うん、今日来た人は、うちの会社担当の人で、来週早々に、候補者の人の紹介をしてくれるんだって。」「そうなんですか。」
話しながら、杯を口につけて、お酒を飲むクミさん、細い指が、きゃしゃな感じだけど、華があって、なかなかいい。
煮えてきたお鍋から、野菜のいい香り。「クミさん、もう良さそうだよ。」「はい。」「熱いから、気をつけて。」「うん。」口を開けたまま、しゃべるから、「はつい(熱い)」「おいひいね(おいしいね)」「これ、なあにゅ(なあに)?」言葉がおかしい。でも、体に良さそうで、どんどん温まってくるのが判る。ほんのりと頬を赤くして、クミさんが、ざるに盛られた野菜を、菜ばしで、お鍋に入れているところなんか、何ともいえない感じで、ほっとすると言うか、どこか世話女房みたいで、お酒で、いい気持ちになっていたからか、ホント、しあわせだった。(結婚したら、こんなシーンが、みられるんだなぁ、なんて夢の中にいるみたいな感じ。)

クミさんも満足な顔。ほんのりピンクで、少し目が赤くて、かわいい。
一時間半くらいいたのかな?仕上げの、ほうじ茶が、いい香りで、グッドでした。
「ごちそうさまでした。」「また、来てよ。ねっ!」「うん、また二人で来るよ。」お金を払って外へ出ると、クミさん、コートを手にしていたので、「着ないと、風邪引いちゃうよ。」「うん。」コートを着せてあげた。「ありがとう。大ちゃん、ごちそうさま。おいしかった。いいおじさんですね。」「うん。少しご無沙汰しちゃったけど、ちゃんと覚えていてくれた。うれしいね。さすが、お客さん商売をしている人は違うよ。」「そうですね。」「クミさん、大丈夫?」「うん、大丈夫。」なんとなく顔を覗き込んで、立ち止まって、キスしちゃった。
「お腹がいっぱいになって、体が暖かくなって、クミ、しあわせ。」顔を少し上に向けたまま、甘えるように言って、腕にしがみついてきた。クミさんのいい匂いがほんのりとして、いい感じ。
青山通りまで出て、タクシーを待つ。(初めてクミさんとキスしたのは、こうしてタクシーを青山通りで待っている時だったね。)「大ちゃん、電車で帰ろう?」「ちょっと待って、送っていくから。」金曜日だけど、まだ時間が少し早いせいか、空車になだれ込む。クミさん、車の中で、じっと僕を見つめていた。
「おやすみなさい。」「おやすみ。」目と目を見つめ合って、そして、降りていったクミさん。
明日は、新しい引越し先に行って、カーテンの色を決めて、渋谷へ出て、カーテンをオーダーして、こまごましたのを買わないといけないな。でもね、クミさんが、一緒だから、大丈夫。
アルコールは少しだけだったけど、二人で囲んだ鍋のお陰で、体が芯から温まった。クミさんと一緒だったのも、温かくなったわけの一つだね。それが、一番かもしれないな。





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最終更新日  2003年01月24日 22時03分01秒
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