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節分が過ぎて、年度が改まりました。今年 2023 年は癸卯年です。卯年ということで、東方に大歳方(その年の十二支が回る方位)が回っています。今年大歳方位に入っているのは年盤で二黒土星です。
二黒土星の人は、陽運気に入って、さらに大歳方が加わることで今年の運気は大きな上振れが予期待できます。大歳方の意味は、その場所の象意や出来事が想定を超える大規模なことになるということです。
勿論個人の祐剋が関わってきます。大歳方位に入る前から、その時のために準備をしてきた人は大きな成長が望めます。二黒土星の人は大歳が来年も続くラッキーな流れとなっています。今からでも遅くありません。
この 2 年間を、有効に活かすように、日々怠ることなく努力していきましょう。
今年でいえば、仕事が乗ってきます。アイデアにも恵まれ勢いづいてきます。元来、二黒土星の人はそれほどスピード感はないのですが、通常よりも決断も早く、みなぎるエネルギーを感じながら前進していけます。
コツコツ型の真面目な性格ですから、そこにスピードが加わることで成績もグッと上がるでしょう。 1 年の間には運気の高低がありますが、流れをうまくつかんで波を逃さないようにアンテナを張っていきましょう。
昨年は壬寅でしたので、寅方位に大歳が回っていました。寅は八白土星の定位に当たります。変化を表します。昨年は何といっても、ロシアのウクライナ侵攻( 2 月 24 日)があり、世界の様相を一変させました。
また安倍晋三首相の暗殺事件が 7 月 8 日に起き、日本中を驚かせました。
これらによって現状変更を余儀なくされました。二つとも歴史に残る忘れられない大事件です。
今年癸卯は、十干が癸で一番最後の干ですから、締めくくりの場所になります。水性で、雨を示しています。一滴一滴の雨がやがて岩をも穿つことを成し遂げる力を持っています。
十二支の卯は、新しい扉を開くという意味を持ちます。
十干は精神を表します。現実は十二支です。水性は艱難辛苦を耐える力をもちます。時間をかけてじっくりと耐えることで新しい世界を切り開くという流れを想定できます。
二黒土星が東方にいるということは、努力を惜しまず、 刻苦精励すれば新しい世界・未来を切り開くことに繋がります。
大変な時代に生きている私たちですが、運気の流れを知り、それにうまく乗っていくことで思っても見ない展開を見ることができます。
現状あまり運気が良くないと感じている人も、待ちの姿勢でその時を学びのチャンスととらえて日々精進していきましょう。一日一日の積み重ねは考えている以上に後に効いてきます。気学や算命学は自身の状態を知り、今後の流れの指針を示してくれます。
私もそのことを学び続けて、進行すべきかどうかの判断に役立てています。有難い学問に出会えたことにいつも感謝しています。
大歳方位