2009.03.17
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カテゴリ: 少年裸祭り

山井 浩介

Voice : 山井 浩介
Place : ある民家の庭




なんだか急に騒がしかったなぁ…。
…急に少年が飛び出してきて
鈴谷の褌を墨で汚しちまった。
この家の子供なのかな、いやそうだろうけど
いやはやビックリした。

なんでもあの褌のまま禊に出るのはマズイとかで
今家ん中入っていって
新しいのに変えてもらいに行ったとこだ。

…にしてもあいつ

なんというラッキー☆ボーイ!
羨ましいったらないぜ…。
などと寒さで感覚が麻痺しているにも関わらず
体が温まってくると同時に
そういう考えに思考がシフトする俺は
やっぱり変態なんだな。
我ながらアッパレだ、むしろ変態ドンと来い。

第一小学校の奴らの厄付けとおまじないみたいなやつを
西島と見ながら会話してる。
…と、今度は俺の後ろから声が聞こえてきた。

「コーウ!」


そいつは俺のケツを両手でパンっと触ってきた…!
誰だ…!んなことする奴は…!
…と心の中で思ったけど
そんなことする奴1人しかないし
何より声で、そいつの正体を把握することができた。

いつみが笑顔で立っていた。

「お、お前なんでここにいんだよ!」
「なんでー?別に入ってもいいって言われたんだよ?」
「…ったく、他に入ってきてる奴いないだろ。
 空気読めよな…。
 …大体男のケツを堂々と触る女なんて、普通いないだろ!?」
「えー、昔よくコウのお尻触ってた気がするけど。
 コウにも触られたし。」
「…!お前そう言うことはこう言うとこで言うな…-」

隣りを見ると西島が
へー…と言った表情でニヤニヤ笑っていた。
くそ…俺の黒歴史…こんなとこでバレるなんて…。

「と、とにかく!
 ここは今お前のいるべきところじゃない!
 とりあえず他の奴らんトコ戻ってろ!」
「えーなんでー!喋ろうよー。」
「だーめ!だめったらだめ!」
「もーう。別にいいじゃん。
 ねぇ?西島。」
「…ん?え?
 んまぁ俺は別にいいけど(ククク…)。」

ちっ、西島の奴もノリが悪いよな。
小さいってこと黙ってやるって言ったのに
それとこれとは別問題ってか?
完全に俺といつみの絡みを楽しんでやがる。
…つーかいつみも空気読めよなぁ。
他の学校の奴らも
もの珍しそうな目で見てきてるじゃねぇか…。
ほんとマジ…恥ずかしい。
なんかとりあえず、ここから逃げ出したい。

俺は庭の奥の方に歩を進める。
家の裏側の方でもいいから…隠れてぇ-…

「…ちょ、ちょっとコウ!どこ行くの??」
「と、トイレだよトイレ!ついてくんなよ!」
「え?そっちにトイレなんてあったっけ…?」
「…あるある!
 っつーかもう、ホントもう戻ってろ!」
「えーなんでぇ…コウの意地悪。」

そう言いながらも俺についてくるいつみ。

「ついてくんなって!
 …つ、ついてきたらションベンぶっかけるぞ!」
「え…それは…ちょっと汚い…かな。
 …
 …分かったよ……ちぇ。」

そう言ってやっと俺から離れ
庭の外へと戻っていくいつみ。
俺はそれを最後まで目で追いかけることなく
戻るに戻れずに家の裏側を塀伝いに進んでいく。

…ったく。
アイツといると俺、もの凄いペース崩れるんだよな…。
ペース崩れるって言うか…
別に嫌じゃないんだけどその…
…そう、2人でいるところを誰かに見られるのが
凄い恥ずかしいんだよな。
アイツあんな性格だし
俺恥ずかしくてムキになっちゃうし…
…別に2人でいる分には全然いいんだ。けど…
…良く分からん、俺にも良く分からん。
幼馴染ってのは複雑だ…。

…でも、ちょっと言い過ぎたかな。
ちょっと寂しそうだったな…。
…んまぁ大丈夫だよな、アイツのことだから
すぐに何事もなかったかのように元気になるさ。

…はぁ…っと
なんかいろいろ考えてたら
家のちょうど裏っ側くらいのトコまで来ちまった。
ってかこの家デカいなー、羨ましい。

…別にトイレに行きたくてここにきたわけじゃないけど
いざ逃げ出してきたら
なんかホントにションベンしたくなってきちった。
…つっても家の裏に便所設けてたり…
するわけないよな。
…どうすっかな。



…別にバレないか、ここでしちまっても。
丁度いい感じの雑草もあるし。
誰もこないと思うけど
誰か来る前にささっと済ませちまおう。

褌の横っ側からアソコをポロンと出して
放尿準備完了。
…やっぱ縮こまってんなぁ…寒かったからな、仕方ない。
アソコに大気が直接あたると
妙にゾクゾクしてきてブルっちまった。
…っと。


……
…シャーーーーーー……

…ふぅ。気持ちいい。

……
…お、アリだ。
よし、このアリにションベンかけよう。
…お、ん。
…うはwなかなか当たらないw
すばしっこいなこいつw
あ…くそ!…この!
…あー…もう出ない。ちくしょうめーw

……
…大人気ないな俺。
よし、良く振って…



-バタン!!!

…え?
急に聞こえた大きな音にビックリする。
…ドア?
あそこのドアが閉まった音か?
…開いてたっけ?
……よく覚えてない。

んまぁ風でドアが閉まっただけだよな。
にしてもこんな大きな家なのに
裏口を開けっ放しにしとくなんて
なんて無用心な…。
…ま、俺の知ったこっちゃないけどね。

-さてっと。
そろそろ俺の厄付けの時間かな。
いつみの奴…流石にもう戻ってるよな。
…よし。
俺も戻るか。






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Last updated  2009.03.17 20:28:39
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