2010年09月15日
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カテゴリ: 今日のテレビ映画
すばらしい。背景を変更することで過去と現代を場面転換したり、横に長い画面に最適の調度品やゆがんだ金網などでアクセントをつけるあたり、まさに市川崑芸術である。

徐々に気持ちがすさんでいく主人公の様子、彼に影響を与える足の悪い学生(仲代達也)の抜群の存在感、自ら住職であることに疑問を持ち始める中村雁治郎の名演、それぞれのよさを最大限にストーリーに生かした市川監督の演出のすばらしさ、それに輪をかけるように宮川一夫のカメラがなんとも美しい。









炎上


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製作国日本
製作年月日1958年
スタッフ
監督 市川崑
脚色 和田夏十
長谷部慶次
原作 三島由紀夫
撮影 宮川一夫
出演
市川雷蔵
仲代達矢
中村鴈治郎
浦路洋子
中村玉緒





ストーリー
溝口吾市は、父の遺書を携えて京都の驟閣寺を訪れた。昭和十九年の春のことである。彼は父から口癖のように、この世で最も美しいものは驟閣であると教えこまれ、驟閣に信仰に近いまでの憧憬の念を抱いていた。父の親友でこの寺の住職・田山道詮老師の好意で徒弟として住むことになった。・・・














byくらのすけ映画社









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最終更新日  2010年09月15日 19時43分10秒
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