日々会楽

日々会楽

2023年07月20日
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カテゴリ: 記録
夏なので心霊特集が多い中、某チャンネルに投稿するために必死に過去に体験したことを思い出してました。
と言っても自分には霊感というものが無かったと思います。
よく「霊感がある」と言ってた人たちようにハッキリと見えたり感じたりしたことがないので。

ただそんな自分にも50年近く生きてると何かちまちまとあるものです。

今回は自分にとって一番古い怖い話を思い出そうと思います。
(苦手な方はスルーでお願いします。ほかのテーマの時に覗いてくれると嬉しいです)


タイトルをつけるとするなら

「三人家族」

当時の自分の年齢は幼稚園に入る前。

年少、年長組しか名札残ってなかったので、4歳くらいだと思われます。

時間は朝の5時過ぎ。
母が朝食を準備する音で目が覚めたので、六時より前だと記憶しています。

当時私は姉と一緒の二階の和室で寝ていました。
部屋の広さは八畳。
窓は二つ。雨戸と障子がしまっていて、オレンジ色の常夜灯のみがついている状態でした。
私は目が覚めたにも関わらず仰向けになったまま。
誰かの視線を感じて和室の入り口へ視線を向けます。
すると開かれた扉に三人の人が立っていました。
2人は夫婦でしょう。
年齢は35くらいの夫婦。

三人の姿は祭りの半被を羽織っています。
もちろんお客様でも家族でも親類でもありません。

その三人は無表情で私をジッと見下ろしていました。

幼稚園に入る前の私には「幽霊」という言葉が単語にありませんでした。
「怖い」という感情もその時は不思議と湧いてこなかったです。

三人には火傷の跡も何もないのに。

そして視線だけ窓際の子供箪笥へ向けると、その引き出しがいくつか勝手に開いては閉まり、閉まっては開きの繰り返しをしています。
その引き出しの中からは眩しい紫や白などの色が出ていました。



そして記憶はそこで途絶えています。


小学生に上がって「心霊現象」や「呪い」「七不思議」などなど、怖い系が好きになった時。
私はその出来事を不意に思い出しました。
あの三人が「幽霊」だったのではないか。
体を動かさず視線だけ動かしていたのは「金縛り」だったんじゃないだろうか。
そして勝手に開き閉めしていた子供箪笥。そして謎の発光。あれは「ポルターガイスト」だったのではないか。


知識が何もない状態で見ても、それらは全く怖いものではありませんでした。
むしろ害を与えようとする存在ではなかったからなのかもしれませんが。









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最終更新日  2023年07月20日 23時10分23秒
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