関東の人ならばもっと都合のよい交通機関を紹介できるのかもしれないが
多くのブログには詳しいことは書いてなかった。
よって「小桜姫神社に行きたい!」と思ってるそこの君!
君だけにそっと教えてあげるよ。
コックンの小桜姫神社参拝ルートを!
1月30日。
ぼくは横浜関内のホテルにいたんだ。
モーニングを食べてまだコーヒーの残る口のまま
出発したんだ!さあ!ぼくと一緒に、めざすは小桜姫神社だよ!
この小さな旅は横浜からはじめることにする。
早朝の横浜だが日曜日だからそんな人ごみはない。
7;33の特急 京急久里浜
行きに乗車した。
京急
の解説をしたくなったが自分で調べてね。
とにかく最初にめざす「 三崎口
」へ行くには京急なのだ。
前回10月はこの駅まではたどり着いたのだが
土砂降りの雨と日暮れが近づいたのであえなく断念したのだ。
その反省から朝7時過ぎには小桜姫神社参拝決行になったわけだ。
特急京急久里浜行きは、終点京急久里浜駅に
8;10に着いた。
ホームの向かいに赤っぽい電車が扉を開けて
ぼくを招き入れてくれた。
これが三崎口まで連れて行ってくれるのだ。
8:23 三崎口
到着。
(おいおい、ちょっと速すぎるじゃないか!)
俺は心の中でつぶやいた。
まだホテルをでて1時間しかたっていないのに、もう三崎口。
(いやいや、まだこの先なにが起こるかわからない・・・)
俺って結構小心者で警戒心が強いことを自覚・・・。
三崎口のバス停が1番2番3番乗り場があることは知ってた。
で、ここで参考になるかどうかわからないが
もしこの三崎口界隈で駅やバス関係の人に
安易に
「小桜姫神社はどういけばいいんですか?」などと
聞いても誰も知らないと思ったほうがよい!
俺はこれを前回いやというほど味わったんだ。
↑三崎口のバス乗り場。コンビにがあるからトイレをかりた。
小桜姫神社は
諸磯神明社
という神社のそばに社があるために
「諸磯神明社」もしくは「諸磯神社」でたずねたら
わかる人が必ずいるが
小桜姫神社ではみんなが頭をかしげるので聞かないほうがいい。
バス乗り場が2番だ!
油壺行きとか城ヶ島行きとかがきて
バス停で待つ人はほとんどそういうのに乗るが
「浜諸磯」
行きに乗車するのは自分だけと思ったほうがよい!
実際、諸磯界隈に着くまで乗客は俺ひとりだった。
浜諸磯行きバスは8:40
8:23に三崎口に着いて
8:40のバスを待つわずかな時間だったが
ボクはとてつもない心にわくわくするものを感じた。
ときめきではないが、とにかく心が歓喜してるんだ。
待つ時間の一瞬一刻が輝いた時間なんだ。
浜諸磯
行きのバスを
まるでまだ見ぬ恋人を待つ少年のような気持ちで待った。
三崎口の空は青かった。
1月とは思えないブルーだった。
三崎海岸全体が
「コックン、しつこく、よく来たね」
と微笑んで迎えてくれてるようで幸せだった。
そして恋人のような浜諸磯行きのバスが来た。
乗車。
もちろん車内は運転手さんと俺のふたり。
確信が持てないボクは運転手さんと話せる最前列の椅子にすわった。
コックン「諸磯神社に行きたいんですけど、これでいいですか?」
運転手君「はい、これでいいですよ」
コックン「ありがとうございます」
運転手君「諸磯にお知り合いでも?」
コックン「いや・・・諸磯神社境内にある小桜姫神社を参拝したいんです」
(中略)
運転手君「帰りのバスは1時間から2時間間隔ですから、降りられて時刻表を見られたがいいですよ」
コックン「もしバスがなかったら天神町とかいうバス停まで歩くつもりなんですが」
運転手君「いやあ~それは遠いですよ」
コックン「そうなんですか・・・」
(中略)
運転手君「お客さん、今日は富士山がよく見えますよ~」
指差して教えてくれた。
コックン「ほんとにきれいな風景ですね~」
(中略)
運転手君「お客さん、三崎東岡行きのバスがあればそれに乗って下さい」
コックン「三崎口じゃなくていいんですか?」
運転手君「三崎東岡まで行ったら本数があるので三崎口まで行けますから」
コックン「ありがとうございます。お仕事中に話しかけてすみませんでした」
運転手君「いいえ、いいえ」
京急バス浜諸磯行きバスの運転手君は
俺が降りるまで詳しく丁寧親切にアドバイスしてくれた。
ここでこの運転手君との一期一会は終わると思っていたが
終わりではなかった。
9:00 浜諸磯バス停に到着。
目の前に諸磯神明社の鳥居が見える。
イメージしていたのは
荒々しい岩の上の神社で、そこまではバスを下車して
かなり歩くつもりでいたからあまりのあっけない
鳥居との対面にうれしいようなさびしいような複雑な気持ちだった。
とにかく、もうすぐそこに小桜姫神社があるのだ。
横浜7:33に出て
浜諸磯9:00に到着。
片道2時間と考えたらいいのではないだろうか。
次回は、
浜諸磯から三崎口までの帰り方について報告をする。
大己貴神社 2015.02.15
衣掛の森(きぬかけのもり) 2015.01.13
午後の陽射し 2015.01.08