病院の食事がマズイ理由(わけ)

病院の食事がマズイ理由(わけ)

April 25, 2006
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なぜ、*糖尿病食事療養のための*食品交換表って名前なのに、病院の食事では使いにくいのか?
なぜ、ほとんどの病院に入院している糖尿病患者さんの食事が、食品交換表に準拠していないのか?




今回はプロ仕様って感じになるので、ごめんなさい。
栄養士じゃない方にはちょっと難しいし、どうでもいい内容かもしれません。
とは言え、これをどれくらいの栄養士の方が読んでるか、わかりませんが・・・・・・。




**************************************





前回にもちょっと書きましたが、第5版のときは、それなりに準拠して出してる病院はありました。
・・・・・っていうか、なるべく交換表に従った食事を出そう!としてた。
で、そうやっても、何とか形がついたんですね。




基本食ってのが1200カロリー=15単位食だったからなんですよ。
15単位食に1単位ずつ積み上げていって、カロリーを増やしていくって方式だったのね。
まず1200カロリー食の献立を立てて、基本になる食事を作る。
そして、そこに表1だの表3だのをプラスして、指示量に合うようにするってこと、です。

ってことは、ですよ。
基本になる15単位食がなるべく1200カロリーに近くなるようにがんばれば、他のカロリー指定の食事だって、単位数と成分値が合う可能性も高いってことだ。。。。。




具体的に書くと・・・・・・。




基本食

 表1    表2    表3     表4     表5     表6   付録
6単位   1単位   4単位   1.4単位   1単位   1単位  0.6単位


こういう配分だったので、

牛乳1本、砂糖6グラム、味噌12グラム、果物1単位を1日分の食事の中にばらまく。
これが基本になるわけです。


そうすると、表3があと1単位残ってるよね~。
だから、残った分の表3を使って、味噌汁に豆腐を入れたり、卵とじにしたり、サラダにハム入れたりとかして、献立に変化をつけるわけです。
そーいうものにうまく使ってたわけです。

そうすると、皮付き鶏もも肉なんてのが、ふつーに1人前出せちゃったりもする。


準拠するってことは、芋・粉問題が発生するわけ、ですけどね。。。。。。





で、そこからどーやってカロリーを増やしていくか?というと・・・・。



次の段階を1440カロリーに設定するわけです。
そーすると、18単位になるじゃないですか。
でもって、第5版の単位配分表を見ると、ですね。


18単位食

 表1    表2    表3     表4     表5     表6    付録
9単位   1単位   4単位   1.4単位   1単位   1単位  0.6単位


という具合になってるわけですよ。



おおおぉお!!!!!
なーんだ。
主食を毎食1単位ずつ増やすだけジャン。
おかずは同じだよね~~。


ってことで、主食を1単位ずつ増やしてやる。
交換表は、主食については、単位数と成分値が一致するよーに作ってあるので、ここでも食品交換表準拠の食事と成分表がマッチするわけです。




それでもって、ですね。
つぎの段階、1600カロリー食になると、ちと工夫が必要になってきます。
なので、1600カロリーが20単位になるように、献立をいじくるわけです。
で、どういう単位配分になってたか?というと・・・・・。


20単位食

 表1    表2    表3     表4     表5     表6    付録
9単位   1単位   5単位   1.4単位   2単位   1単位   0.6単位


なので、表3が1単位上乗せされることになります。
具体的には、どーやってたか?っていうと・・・・・。
サラダにチーズ入れたり、肉を多く出したり、カロリーの高い魚に変更したりするわけですね。

それから、表5も1単位分上乗せする。
マヨネーズ使用したり、朝のパンにマーガリン付けたりとか、そういう使い方をするんだよね。



そうすると、これまたなんとか射程圏内に入っちゃうんですよ。


ここから先は、どうするか?ていうと・・・・・。
次の設定は1840カロリーになります。
23単位食ね。


おおおぉぉお!!
主食を毎食1単位増やすだけじゃん!!!!!
イケる、イケる~~。






ってな具合になるから、なんとなーくうまくいくんだよね。
で、さらに都合のよいことに、これ以上のカロリー制限ってのは、ほとんど指示がでないんだな。
だって、これ以上ってことは、常食よりはるかにカロリーが高いってことだもんね。
そーいう糖尿病食ってのは、成長期のIDDM食以外には考えられないし、一般病院ではそういう患者さんは、滅多にお目にかからない。


あーーーーー。
それ以前にIDDM食ってのは、単位配分が全然違うんだよね。
表4とかが多いんだよね。
#IDDM食ってのは、またそのうちに・・・・・。




ということで、以前使われてた食品交換表第5版ってのは、ひっじょーに病院の食事形態にマッチしておったのであります。
主菜2本で、主食の量を調節してやれば、ほぼ網羅できたんだからね。
これって、すごーく効率的だったんだよね。


患者さんにもわかりやすいし、無理ない食事になってるし、配分もよくできてたと思うんだ~。
食事を出す方にしたって、わかりやすい=間違えにくい食事で、ものすごーーくやりやすかった。
食品交換表準拠ってのも、ちと強引ではあったけど、許せる範囲に入ってたんだもん。
だから、やろうと思えばできなくはなかった。
#私は、参考にしつつも成分表優先してたんだけどね。
#ってことは、単位配分から微妙にはずれ~、ってことにはなってたんだけど・・・・・。





さてさて。。。。。。
それでは、第6版になったらどーなったか?
問題点は何なのか????????????




ごめんなさい。
また、次回に続きます。。。。。。。。。。





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Last updated  April 27, 2006 11:59:52 PM
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