Ｌｉｇｈｔ　＆　Ｄａｒｋ

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Calendar

< 新しい記事

新着記事一覧(全2775件)

過去の記事 >

2007/07/27

サロメの舞・・・☆７つのヴェールの踊り・・・☆

(10)

カテゴリ：カテゴリ未分類

過去から現在、そしてこの先の未来まで、多くの芸術家達に刺激を与え続ける人物、そして創造物が、この世に存在します・・・☆

新約聖書、そしてオスカー・ワイルドの戯曲に登場するサロメも又、そんな特権を持ったキャラクターでしょう・・・☆

私は新約聖書のサロメは、「さわり」しか読んだ事ありませんが、オスカー・ワイルドの戯曲は、これまで何度か、読み返しています・・・☆

デカダンの香りプンプンなのは良いけれど、正直私の趣味からは、少々デコレートされ過ぎ・・・と言う感じなのですが、それでもこの恐ろしい舞姫に、多くの芸術家達が惹かれてきたのも、解る気がしました・・・☆

私がサロメに興味を持ったのは、ワイルドの作品から・・・と言うよりも、実は淀川長治先生の著書からでした・・・☆

日本の伝説的女優、松井須磨子が演じたサロメについて、その想いを綴った文章・・・☆

やはりハリウッドの伝説的女優、ロシア産女優である、アラ・ナジモヴァの演じたサロメについて、興奮気味に語る、淀川節・・・☆

いつか見てみたい・・・松井須磨子の舞台は当然無理でも、ナジモヴァのサロメは・・・☆

気付けば私も、サロメの虜となっていましたｗ☆

どれだけ熟考しても、どれだけ演じても、このシーンの完璧なイマジネーションを、そのまま再現することは出来ないでしょうから・・・☆

ジャン・コクトーの「声」を、どれだけ熟練した女優が演じても、決して完璧な声が生れない様に・・・☆

完璧ではない・・・不完全だからこそ、更にその先の完璧さを、芸術家たちは欲しがり、サロメは益々手の届かない存在・・・神格化して行くのでしょう・・・☆

☆一部分ですが、ナジモヴァ夫人演じるサロメです・・・☆サイレント時代の作品ですが、かなり惹き込まれますよ♪☆

http://jp.youtube.com/watch?v=Hm161GpE5Us