DVD LABORATORY

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April 5, 2006
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カテゴリ: ドラマ
DVD(Director’s Cut)/力道山(送料無料)


永遠のマリア・カラスを観たときも思いましたが、このような虚実入り交じった作品は力道山をよく知らない人に誤解を与えるのではと?
映画の最後には、「一部の登場人物、団体、事件、出来事は史実と異なるモノがあります。」と。
まぁ、映画はそいうもんなんだろうけど・・・。
この映画を観ても力道山の魅力のほんの一端にしかすぎないのだろう。
実際に力道山をよく知る世代の人がこの映画を観たらどんな感想を抱くのか気になる。

以下はネタバレの内容になっていますので、ご注意を

戦後のテレビヒーローとして君臨したプロレスラー力道山。
その印象が強烈だが、相撲界での挫折から初代テレビヒーローへ上り詰めた手腕は非凡であったと思う。
日本VSアメリカという構図、逆転勝ちというドラマ性、空手チョップというインパクトある決め技。

ただの無骨で無垢なスポーツマンではなく、先見の明ある緻密な戦略家であったに違いないと思うのだが・・・。
財界の大物に取り入り、裏の世界までも影響力を持っていたと言うから凄い人物だ。
朝鮮人でありながら日本人の心を鷲掴みにした力道山という人に非常に興味を持った作品でした。

映画としてみれば上映時間が長く、メリハリのない内容には少し不満もあるが、役者陣が非常に素晴らしい作品。
主演のソル・ギョングさんの熱演は素晴らしい。カタコトすぎる日本語は気になるが、演技から伝わる迫力は凄い。
脇を固める中谷美紀さんや藤竜也さんなどの存在感も抜群。
特に藤竜也さんは、本当にはまり役。いい役者さんだなぁと思いました。
その他プロレスラーの武藤敬司氏、故橋本真也氏、舟木誠勝氏なども出演も見所。

流石に本物が闘うプロレスシーンは気合いが入っており見応え十分でした。
全体的に時間が長く、冒頭に書いたように虚実入り交じった内容には違和感を感じましたが、
桜舞い散る神社で綾と二人で笑って写真を撮るラストシーンは色彩豊かで心に残る映像でした。


1945年。貧困の祖国を離れ、いい暮らしを夢見て相撲取りになるため、単身日本に渡ってきたシルラク。
だが、そこは先輩力士からの厳しい指導を耐え忍ぶ辛い日々が待っていた。
そんなある日、力士のタニマチ菅野の世話で座敷に上がる芸者の綾と出会う。
身寄りのないもの同士深い愛情で結ばれていく二人。
心の支えを得たシルラクは、力士“力道山”となり関脇にまで登り詰める。

そこには目に見えない民族の「壁」が存在していた…。

2004年/日本、韓国/約149分/原題:-
監督:ソン・ヘソン
脚本:ソン・ヘソン
製作:チャ・スンジェ、ノ・ジョンユン、河井信哉
音楽:イ・ジェジン
出演:ソル・ギョング、中谷美紀、藤竜也、萩原聖人





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Last updated  April 5, 2006 01:24:45 PM
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