若輩弁護士の独り言

若輩弁護士の独り言

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

colchester3093

colchester3093

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

フリーページ

購入履歴

思っていたより、しっかりしたものが来ました。 目隠しにもしっかりとなっています! 庭のフェンスに使っ… [ >> ]
デザインも思った通りで、中々使い勝手もいいです。 ただ、ケータイケースのプレゼントがケータイケースと… [ >> ]
2016.07.22
XML
テーマ: 弁護士
カテゴリ: 弁護士雑感
刑事事件はいろいろな理不尽があります。

ネットで検索すれば、色んなブログ(おそらく先輩弁護士のブログ)で、その愚痴を見ることができます。

なぜ、私がそんなことを今書いているかといいますと、今日まさに理不尽だなぁ・・・と思うことがあったからなのです。

国選弁護人になった場合、その報酬はあくまで法テラスの算定基準から計算されることになります。
この算定基準にいろいろと問題があるのは後々のブログ(いうなれば【2】以降)に譲るとして、基本的に、刑事弁護にかかる費用は弁護士負担なのです。

警察署への接見に向かう費用もそうだし、証拠の謄写(コピー)にかかる費用もそう。
特に証拠の謄写なんて、基本的には全部の証拠がないと正当な(あるいはまっとうな)弁護活動なんてできないわけです。

しかし、これにお金がかかる。
単純に1枚10円のコピーならいいですよ、まだ。

しかし、刑事の証拠って穴が開けられ、紐でつづられてしまっているんです。
しかも紐を解くのは禁止。
これってどういうことか、っていうと、コピー機の自動送り機能が使えない、つまり1枚1枚コピーしないといけない、ってことなんです。
面倒くささは分かりますよね?
先日、私も手持ちの刑事事件の証拠の閲覧に行きましたが、80枚程度でもうんざりでした。

なので、デジカメで撮る先生もいます(実際に私の隣の先生は1枚1枚パシャパシャしていました。)。
事務所で印刷するってことなのでしょうが、それだって、全ファイルクリックして印刷するわけですよね・・・
めんどくさ・・・

謄写センターに依頼してコピーしてもらうって手もあります。
ただ、その場合1枚30円・・・
あほかと。


今回はあまりに面倒くさくて謄写センターにお願いしてしまいましたが・・・うーん。
今回は80枚程度だったからいいようなものの、これが重大事件で1000枚・・・とかなると、赤字ですよ確実に。

国選事件のなり手が地方ではいなくて、都市部ではあふれてると言いますが
都市部の弁護士がいかに貧窮しているか・・・っていうことなんでしょうね・・・

なぁんか、暗い記事になってしまいました・・・

そこまでいい商売じゃないですな笑





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.07.22 16:45:45
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: