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2007.06.27

80才で自転車日本一周。亡くなる直前に原野亀三郎さんとすれ違っていた

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テーマ：日本一周の旅(585)

カテゴリ：ニュース

きのう「糸魚川に釣りに行った」という話をしたね。でも、帰り道の渋滞については話さなかった。おそらく事故だとは思ってたんだけど・・・

＜自転車日本１周＞８０歳が事故死、自宅まであと２０キロ

◆渋滞にはまったときの状況

午後4時：元気寿司（糸魚川店）を出て、五洋水産へ

ここで20分ぐらいつぶしただろうか。糸魚川から国道148号線で白馬まで、そこからオリンピック道路を経由して更埴インターへ抜ける予定だった。

すると、道の駅「小谷（おたり）」の手前にある「塩坂トンネル」を出たところで渋滞にはまった。（午後4時35分～40分頃）

渋滞にはまった地点（Mapion）

しばらく待ったが、まったく動く気配がない。一車線交互通行なら対向車が来るはずだが・・・対向車は5分後に2、3台来ただけだった。

『おかしい、これは事故だ』

148号線の小谷村では、数年前にもトラックと普通車の正面衝突を目撃している。この道は2車線しかないトンネルの中でも、大型トラックが平気で追い越しをかける「危険な道」なのだ。渋滞にはまる直前・・・時速60キロぐらいの車に引っかかっていたら、大型トラック2台にトンネルの中でブチ抜かれた。2車線しかないのに。

『すでに2時間も渋滞にはまっているのか？それとも渋滞を抜けるのに2時間ぐらいかかるというのか？』

これはあとで知ったことだが、事故は午後1時50分頃起きたらしい。

小谷村には駐在さんしかいないので、警察の事故処理班や救急車は大町市から来る。とすると・・・事故現場は大町から30分以上かかる地点だから・・・2時間ちょっと前に事故処理がはじまったのだろう。

さっきリンクした地図を南へスクロールしてほしい。ニュースによると現場は右に緩くカーブしている辺りだから、アタシが渋滞にはまった地点から3キロほど離れていたようだ。

◆その後どうしたか

動かなくなってから10分後ぐらいにUターンを決意した。その後も数台対向車が来たので、『Uターンだろう』と想像できたのだ。（片側一車線通行なら、最低でも20台ぐらい連なってくるはずだから）

その後、アタシは糸魚川インターへ引き返して高速に乗った。最初からそうすれば良かったのだが、実は道の駅「小谷」の温泉に入りたかったのだ。（あとわずか数百メートルで到着だった）

◆そう言えばすれ違ったような気がする

きのう、検索で事故のニュースを見つけたが・・・そう言えば糸魚川市内で自転車に乗った男性とすれ違ったことを思い出した。すれ違ったのはフォッサマグナパークに近い根知川（姫川の支流）に架かる橋のあたりだったと思う。

時間は、行きに道の駅「小谷」を出たのが12時10分頃、そこから根知川合流点まで18キロほどあるので、時速60キロちょい出ていたとして・・・12時25分～30分ぐらいだろう。

事故が起きる1時間半ほど前に事故現場まで21キロ北の地点ですれ違ったようだ。川沿いに登っていく坂道だから、いくら健脚でもそんなものだろう。80才だからね。

写真）

◆自宅まで直線距離で、あと20キロ。（自転車で日本一周達成まで、あとわずかで逝った原野さん）

こんなに惜しい「あとちょっと」もないかな。もし達成していればテレビに映る機会もあっただろう。残念無念！

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