ただ、山口線にSLが走ることは単なる「鉄」もの相手の商売にとどまりません。復活以来30年余、最早山口線の風物となり殊に地元観光産業には強力な集客アイテム(客寄せパンダ?)です。その復活は切望されます。
そこで、新山口~地福間の区間運転ながら運転が再開される事になりました。昨年の運転時には往路のみ客扱い、復路は回送でしたが多くの要望があり今回は復路も営業運転される事になりました。
しかし地福駅にはターンテーブルが無くSLの向きを変えることが出来ません。
*何故SLは向きを変える必要があるのか?SLの運転台は片側にしかありません。後ろ向きに走れないわけではありませんが、乗務員は身をよじって後ろを向かねばならず運転し辛くなります。車輛基地や操車場での入換作業ならいざ知らず、本線路上を長時間運転するには不向きです。
それ以上に厄介なのが、山口線で走っているSLはテンダ式の機関車で、これはバック運転するには速度制限があるのです(時速45キロ以下)。そうなると所定のダイヤでは走れません。
ではどうするか?復路地福発新山口行きはディーゼル機関車を先頭にし、その次に逆向きのままのSLを繋いで客車を引っ張って走ることになりました。
経緯がどうあれ久々にSLが走る。「鉄」ものとして見過ごすわけには行きません。おっとり刀ならぬおっとりカメラ(え?)で駆けつけました。
何処で撮ろうか?と迷いましたが結局…長門峡~渡川間の超定番ポイントに赴きました。
同行の老母は至近の場所にある 道の駅長門峡
に待たせいざ撮影ポイントへ。
(上記道の駅は山口線長門峡駅に隣接しSLの雄姿が見られる事で人気です。お彼岸とはいえまだ肌寒い日に吹き曝しの撮影ポイントに齢80の老母を同行させる訳にも行きません)
やがてC56160とDD511043の汽笛が相次いで聞こえました。長門峡駅を発車した模様です。意識はファインダーに集中させたのですが…
いざ撮影して見れば?少々甘い仕上がりに終わってしまいました…orz
復路も撮りたかったのですがその後の予定もあり後ろ髪を牽かれる思いで帰路に着きました。
このままでは面白くありませんので、C57の擬人化ネタでも(^^);
(C57とは言っても山口線で走っているC571では無く主に九州で見られた切り欠き式除煙板=デフレクタ―。はじめて施工したのが旧国鉄文字鉄道管理局小倉工場であることから小工式デフ・門鉄デフと呼ばれました。担当者の異動で後に鹿児島工場や鳥取県の後藤工場、長野工場でも採用例があります=を装備したものをイメージしました)
こちらは旧作。Analog仕上げ(色鉛筆)です(^^);今見ると粗だらけですが…デビュー当時、若き日のC57の姿です。鹿鳴館風ドレスを纏っているのはC57の別名「貴婦人」からイメージしたものですが…「鉄」もの間ではあまりそういう表現はしませんでした。ただ、如何に勇壮に煙を吐いて走っても、SLに限らず鉄道車輛と言うものは、デリケートに扱わないとすぐに御機嫌斜めになってしまうところはある意味女性的です(なんて言ったら今の時代炎上してしまいそうですね…決して女性を貶める意図はありませんので誤解の無き様に…)。
もっと言えば… ツンデレ
!

おそらくこんな感じ?(^^);
本来のC571は何処にいる?只今メンテナンス中で京都にいます(^^);
Document2016/07/09 2016年07月13日
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