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Blatt*Blume

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August 22, 2009
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テーマ: 愛が欲しい(414)
カテゴリ: Life*Live*Love






そう、あれは、一昨日の明け方でした。





何度か、代わる代わる、ふたつの番号で、着信がありました。

私はうっすらと寝ぼけていたので、出たのかどうかが判りません。






本当に本当に、夜明け前でした。




そして、通勤時のこと。


その、かかってきたうちのひとつの番号で、また着信がありました。

でも、その番号には、何となく見覚えがあったので、かけなおしました。




『もしもし………?』

『…………………なんでかけてきたんですか?』



女性の声でした。



『あの…着信があったので、かけなおしたんですけど…………どなたですか?』

『何とぼけてるのよ!!!!』




えっ!?




『これが誰の番号かぐらい、知ってるくせに!!!!』






これ、あの人の番号だ!!



もうひとつのメール専用携帯には、電話番号を登録してなかった。



…………しまった…………!!

そうか、お家の人は、この番号なら絶対出ると思って、

わざわざいつもメールするこの時間帯を狙って、






『……………っ』




『人の家庭ぼろぼろにしておいて、何ずうずうしく電話かけてきてるの!?』


『……あ……あ……あたしは…………

 かかってきたから、かけなおしただけです…………』

『とぼけないでよ!!』



いやだから、とぼけてないって………



『私は……だいたい、かかってきた番号へは、かけなおすようにしてるんです……』

『じゃあなんで、もうひとつの方にはかけなおしてこないのよ!!

 このうそつき!!!!』




………そこまで、頭が回らなかった。

交互にかかってきてたから、直近でかかってきた方にかけなおしただけ………




『あなたは、誰の電話でもこうやってかけなおすんですね?』

『はい、仕事柄、誰から電話がかかってくるか判らないので………』

『あなたは、そういうふしだらな女なんですね!!』





……………は!?




『……は……? 何を言ってるんですか…………?』

『何じゃないでしょう!? あなたのせいで、私はボロボロなんですよ!!』

『……………』

『あなた、どれだけうちの主人を苦しめれば気が済むの!?

 うちの主人が断れないのをいいことに、誘惑して、悩ませて………』




暑い。


生暖かい。


外の空気。




あんりといると あんしんするんだ・・・



あんりのことが わすれられない



みなみくんに やきもちやいてるじぶんがいる



はじめていうよ・・・  あいしています



まっていて くれますか・・・



どうじょうなんかじゃ ありません





あなたは、ただ苦しんでただけだったの?

どうして、私本人に言ってくれなかったの?

苦しかったから、ただつきあっていただけなの?



ちゃんと言って、そう言ったじゃない。

どんなに嫌なことでもいいから、ちゃんと本当の気持ちを言ってって、

そう言ったじゃない…………!!



ふと、それまで動揺していた心が、冷たくなる。

まるで、ペパーミントソーダを、すっと流し込んだように。

突然、冷静になる。





『………ご本人が、そう言ってたんですか………?』

『言ってましたよ!! 別れてくれなくて苦しいって!!』





『………なら………お願いします。

 ご本人から、直接その言葉を聞きたいんです…………

 誰の言葉でもない、誰に言わされるでもない、ご主人自身の言葉を。



 ご主人は、そちらに、いらっしゃいますか………………』





あんり きっといえにかえったら でんわをかけさせられるとおもう

でも そのときは ききながして・・・



あんり わかれたことにしておいて・・・



かくしておきたかったんだ きずつけたくないんだよ!








あんり








ねぇ、ともあき、

私、信じるから、本当の気持ちを、伝えてくれる?

あなたの本当の気持ち、きっときっと大切にするから。





だから わたしに ちからを くれる ?


ほんとうのことを みうしなわないように わたしに ほんねを くれる ?





『話したくないみたいですよ。寝ています』




ピンと来た。



出たら、あなたは、また、 あのときみたいになってしまう



でちゃ だめ



そのまま ねていて おねがい








そしてここから、5時間に及ぶ長電話が始まりました。

泣くことさえ出来ない、叫ぶことさえ出来ない、

ただ、たったひとつの大事なものだけを、守り抜く時間が。








話さなきゃ。

ちゃんと、話さなきゃ。







お家の人が、言いました。



私には、何も話してはくれない。

どんなにお願いしても、どんなに頼んでも、何も言ってくれない。

だから、私があなたに電話するって言いました。

傷つくこと、言うよって、言いました。

それでも、いいよと、言われました。





構いません。




自分が悪いから、何言われようと、構いません。




当然の報いで、当然のこと。




その代わり、私も、自分の答えられる限りのことは、全て隠さず伝えます。





『…あなたは、思ったことは全部言うんですか』

『はい。そうするようにしています』

『だったら、平気で傷つくことも言うんですか。

 あなたは、自分のことしか考えていない、自分勝手な女なんですね』





『そうです。

 私は、自分勝手で、卑怯な女です。

 だから、思うことは、何でも言ってほしいんです。

 逃げも、隠れもしません。

 どれだけ罵ってもらっても、構いません。


 どれだけのことをしたのか、自分でも自覚しています。


 でも、それでも、手放すことの出来なかったものでした。


 だから、気が済むまで、何でも聞いてください。罵ってください。』


『何開き直ってるの!?』

『開き直りなんかじゃありません!!』

『自信があるんでしょう!?』

『あるわけないじゃないですか……自信なんか、微塵もないです………

 私が泣くのは間違ってるから、ただこうして話すしかないだけです』





『主人は、自分で断ることの出来ない人間なんです!!

 だから、これ以上誘惑するのはやめてください!!』



『ご主人は、そんな人じゃないです…………!!


 ちゃんと、自分の意見は、ちゃんと言ってくれる人です………

 そんな情けない人間じゃありません………



 少なくとも、私の知っているご主人は、ちゃんと思ったことを話してくれます…



 本当に、ご主人が、心から満たされていたら、

 絶対に、私になんか、見向きもしなかった。



 そんな簡単に、ふらふらと誘惑されるような男性じゃないです………!!


 私は、ご主人の全てを知っているわけではありません。

 でも、私の知っている限りのご主人は、そんな人じゃありません………!!』






まどわされちゃ だめ

しんじて



うたがうのじゃなく しんじて



ほんとうは ちょくせつはなせたらいい



でも それができないのなら

せめて しんじて





いっしょにいたじかんを こえてきたじかんを うそになんかしないで

うたがって こわしたりしないで・・・・・・!!













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Last updated  August 23, 2009 12:41:38 AM


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