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mkd5569 @ Re:24日の日記(12/24) 新着からきました。 だいじょうぶでしょ…
May 4, 2005
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テーマ: 徒然日記(25190)
カテゴリ: カテゴリ未分類
行って来ました、ジョルジュ・ド・ラトゥール展。
上野国立西洋美術館に。
一人で。

私は美術作品は一人で見に行くのが一番だと思っております。
連れがいるとじっくり見れないし。
黙ってゆっくり鑑賞して作品の表現やこめられた一つ一つのモチーフに込められた意図など話し合える相手がいればいいんですが、まだ若い同世代の友人などと見に行ったりすると「すごいねーうまいねー」しか感想が言えなかったりするとその程度にしか見れないかって思うし、自分が絵に見入ってるときに「ねえねえ、なにこれwまじ超うけるんだけどw」な~んて横からいささか嘲笑交じりで言われた時には
、自分が絵から感じていたものが突き崩されるような気さえする。
そういうわけで美術作品を純粋な自分の感性で味わうにはやっぱり一人で行くのが一番だと思います。

だけれどもやっぱりゴールデンウイークの美術館は人がいっぱい。

上野は動物園はじめ東京都美術館や東京文化会館か国立科学博物館などの文化の拠点だから特にごった返していて、改札を出るのに数メートルの列に並んで待たなくてはならないほど。
科学博物館なんか?恐竜展やっててファミリー層多し、入場するのに1時間半待ちだって。
大して美術館、カップルでいっぱい。
まじうじぇー。
人に流されてあんましじっくり見れなかったけどある程度進むと人が散って見やすかった。

ラトゥール。
17世紀のフランスで王宮つきの画家として有名な彼。
あたしは彼の光の描き方がとても好きで、ずっとゴールデンウィークに入ったら見に行こうと思っていました。
彼の絵のほとんどが宗教画だったこと、展示に真作と同等くらいに模作が展示されていたことに驚きでした。
彼の描くキリストの使徒たちはごてごてした偉そうな服は着てなくて、質素な服に身を包み、至極平凡な人間に見えるのですが、彼は光で彼らを照らし出すことによって神々しさ、神聖さを演出しています。
本当に、今にも動き出しそうな肖像画を生で見たのは初めてですw

「マグダラのマリア」も、常設展で同じテーマのものを見たけど、それらとは違って仰々しく手を合わせたりあからさまに祈りのポーズをとっているわけでもなく、うつむいているさまをろうそくの光で照らされているだけなのに、彼女のいろいろな苦悩・思案の様がにじみ出ていました。
微細な表現でこんなに人の思考を広げることが出来るなんて、すごいよラトゥール。
ついで常設展も見ました。
ロダンの地獄の門、考える人がみれた!!
他にもいろんなロダンの作品があったけど、彼が情熱的な像を作る人なんて知らなかった!!ラトゥールは真作の数が少ないのもあって、腹8分目ってとこだったけど常設も見たらお腹いっぱいになったw


弾みがついたのでついでに描かせてもらうと。
ラトゥールも好きだけど、今のところあたしの中で一番好きなのがジョン・ミレイの「オフェリア」。
「落穂ひろい」のミレイではありません。
ハムレットのヒロイン、主人公のハムレットに裏切られたと思ったオフェリアが狂気に堕ちて森を徘徊していて、花を摘もうとして川に落ちたときの沈むさまを描いた作品。
見たのは小学校のとき。イギリス美術展を見に行ったときのこと。
あの時に得た感動は今でも忘れられない。
水に揺らめく髪の毛とドレス、その上に散った花。
オフェリアの美しい命がまさに失われる喪失感、カタルシス。
そのときオファリアのポストカードは人気で売り切れていて手に入れられなかったけど、その分記憶に焼き付けて、焼き付けて、いまでもあの虚ろな瞳を覚えてる。
彼の絵がもう一度みたいから、いつかイギリスにいきたいと思ってる。
まあ、いつになるかわかんないけど。
いつかね。

ああ、一気に打った!
もうここら辺でしゃばらじゃん。
ばいちゅ~





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Last updated  May 12, 2005 12:55:49 AM
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