晩春から夏に、線形の葉の間からまっすぐ伸びた茎先が枝分かれし、細い糸のような花柄をまばらに出して、淡い緑の小さな花穂をつけ、花穂が実ってくると黄褐色になります。
9月22日の誕生花は、花穂にどことなくはかない趣のある帰化植物、コバンソウ(小判草)。
花の名は、穂の形が小判に似ていることから名づけられました。別名のタワラムギ(俵麦)は、穂を俵に見立ててつけられています。
花言葉「金満家」は、花名どおり花穂が小判のように見えることからつけられています。
コバンソウはイネ科の植物で、小花が集まった小穂ができ、花びらのない小花からおしべが少し出ています。
花言葉「心を揺さぶる」は、いくつもの小判をぶらさげたかわいい花穂が風にゆらゆら揺れる風情からつけられたのでしょう。
花言葉「熱心な議論」は、小判のような黄褐色の花が風に揺れるとチャリンチャリンと音がしそうなことからきているのでしょうか。
それとも、コバンソウは群生していると壮観だそうで、風に揺れる穂の姿を、議論を闘わせているように見立てたのでしょうか。
同属のヒメコバンソウ(姫小判草)は、コバンソウより小型の小穂が実をたくさんつけて、穂が実ると、本当にカラカラという音をたてるそうです。
イネ科コバンソウ属、秋まきの耐寒性一年草、原産地:ヨーロッパ別名:タワラムギ(俵麦)、ゴウダソウ(合田草)
コバンソウ(小判草)の花言葉:心を揺さぶる、素朴な心、興奮、熱心な議論、金満家。
コバンソウ(小判草)の誕生花:9月7日、9月22日
流通時期:―
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