晩春から秋まで、細い毛のある茎がつる状に長く伸びて、茎先近くの葉のわきに、星形の空色の花が数輪咲き、花後にできる細長いさやは熟すと弾けて、綿毛がついた黒褐色のタネが出てきます。
3月8日の誕生花は、澄んだ空色の星のような清楚な花、ブルースター。
花の名は、スカイブルーの花びらが星の形に開くことから名づけられました。
学名のOxypetalum caeruleumは、属名がギリシャ語の oxys(鋭い)と petalon(花弁)で、花の形からつけられ、種小名caeruleumがラテン語の青で花色からつけられています。
花言葉「幸福な愛」は、結婚式や男児の誕生を祝う花であることからつけられたのでしょう。
アメリカやヨーロッパの結婚式では、花嫁が身につけると幸せになれるという四つのものの一つに、サムシング・ブルー(なにかひとつ青いもの)があり、男子の誕生を祝うときにもラッキーカラーとしてブルースターが贈られます。
花言葉「信じあう心」は、寄り添って咲く星形の花や花に寄り添うハート形の葉からつけられたのでしょう。
ブルースターは柔らかなつるをどんどん伸ばして咲き続け、花色が淡い青色から濃い青色になり、咲き終わりにはピンク色になります。
今では花色からピンクスターやローズスター、ホワイトスター、レッドスターもあります。
ガガイモ科トゥイーディア属、半つる性半耐寒性多年草、原産地:ブラジル~ウルグアイ別名:ルリトウワタ(瑠璃唐綿)、オキシペタラムブルースター
ブルースターの花言葉:信じあう心、幸福な愛、星の精。
ブルースターの誕生花:3月8日、4月14日、5月2日、6月14日
流通時期:ポット苗を晩春~秋に見かけます。
おぎはら植物園
さんにあります。
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