夏から初秋に、地を這うように多肉質の丸い茎と葉を伸ばし、茎先に赤やピンク、黄、オレンジなどの一重や八重の花が朝開き昼頃にしぼみますが、毎朝新しい花が次々に咲きます。
7月27日の誕生花は、真夏の日盛りにひるまず咲く愛らしい一日花、マツバボタン(松葉牡丹)。
花の名は、先が尖った針状の短い葉をマツの葉に、花をボタンに見立てて名づけられました。
別名のツメキリソウ(爪切草)は、爪で茎を切って土にさしても根づくことから呼ばれています。
花言葉「無邪気」は、花の愛らしさからつけられています。
花言葉「忍耐」「温和」は、短気な青年が花の美しさに心を洗われ、自分の短気を反省して、人が変わったようにおだやかになったというお話からつけられています。
昔、短気な青年が親友とケンカしたあげく、その背後からピストルで撃とうとした瞬間、何かにつまずいて思わず下を見ると、待てとでもいうようにマツバボタンが笑いかけていました。
子供の頃、花の大きさが違うため、道端に咲く赤紫色の一重の小さな花をツメキリソウ、庭に咲く大きな花をマツバボタンと勝手に区別して呼んでいました。
今は品種改良された八重の終日咲きのマツバボタンが、夏の昼下がりの猛暑に負けずに夕方までカラフルに咲き続けています。
ツメキリソウと呼んでいた小さな花は今も道端で昼頃にはしぼんでいます。
スベリヒユ科スベリヒユ属、非耐寒性春まき一年草(多年草)、原産地:南アメリカ別名:ヒデリソウ(日照草)、ツメキリソウ(爪切草)、ホロビンソウ(不亡草)
マツバボタンの花言葉:無邪気、可憐、忍耐、温和。
マツバボタンの誕生花:7月27日、8月3日、8月18日、8月21日
流通時期:タネを冬~春に、ポット苗を初夏に見かけます。
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