弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2014.09.29
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カテゴリ: 9月の誕生花

夏から晩秋まで、茎頂や葉のわきから細くまっすぐ伸びた長い花穂に、赤いつぼみをたくさんつけ、上から見ると赤く、下から見ると白く、横から見ると紅白の小さい花が次々と咲きます。

9月29日の誕生花は、紅白のおめでたい花、ミズヒキ(水引)。

花の名は、細長い花穂に赤と白の花がついている姿が、ご祝儀袋や熨斗にかける紅白の水引に似ていることから名づけられました。

ミズヒキは花の上半分が赤色で下半分が白色をしていますが、花弁がなく、花弁状の萼(ガク)が深く4つに裂け、萼片4枚のうち上1枚が赤く、2枚が赤と白半々、下1枚が白です。

ミズヒキミズヒキ

水引は、何度も繰り返したいとの願いを込めた蝶結び(花結び)、固く結ばれ解けないことを願う婚礼の結び切り(固結び)などの結ぶ方をしますが、花は好きに伸びています。

花言葉「慶事」は、花の名の由来である紅白の水引からきています。

花言葉「祭礼」は、紅白の花の姿にお祝い事のおめでたい気分をあらわしたのでしょう。

ミズヒキミズヒキ

ミズヒキの草丈は40~50cmほどで、半日陰ではとくにこぼれダネでよく増えて、庭に広がっただけでなく、いつの間にか他の花の鉢を占領していました。

斑入り葉のミズヒキもよく増えますが、日当たりがよいと、葉やけして茶色くなります。

白い花が咲くギンミズヒキ(銀水引)、草姿が似ている別科別属(バラ科キンミズヒキ属)の黄色い花のキンミズヒキ(金水引)があります。

タデ科ミズヒキ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国別名:ミズヒキソウ(水引草)

ミズヒキ(水引)の花言葉:慶事、祭礼。

ミズヒキ(水引)の誕生花:9月29日、10月17日、11月11日

流通時期:斑入りのポット苗を夏に見かけます。
紫桜館 山の花屋 楽天市場店 四国ガーデン楽天市場支店 園芸ネット プラス さんにあります。

キンミズヒキ

サンザシ






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Last updated  2014.09.29 10:30:33
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