夏から秋に、まばらに枝分かれした長い花茎の先に小さなつぼみをつけ、ピンク色の五弁花が午後3時頃に咲き、夜になると閉じてつぼみになります。
10月3日の誕生花は、午後に3時間ほど咲くユニークな小花、サンジソウ(三時草)。
花の名は、午後3時頃になると開花することから名づけられました。
別名のハゼラン(爆蘭)は、丸くふくらんだつぼみが爆ぜるように開き、小さな花がきれいなことから蘭にたとえたといわれています。
サンジソウは明治中頃に観賞用に渡来して帰化し、サンジカ(三時花)やサンジノキコウシ(三時の貴公子)、ホシノシズク(星の雫)、ハナビグサ(花火草)など多くの別名を持っています。
花言葉「真心」は、丸い小さなつぼみが一気に爆ぜるように開いて見せるピンクの小さな愛らしい花の姿からつけられたのでしょう。
花言葉「永遠にあなたのもの」は、花の咲いている時間が短いのですが、夏から晩秋まで長く咲き続けることからつけられたのでしょうか。
サンジソウは道端のコンクリートの隙間からたくましく花茎をいくつも出して、秋の夕暮れ近くに通りかかるとピンクの花をちらほち咲かせ、丸い小さな実をたくさんつけていました。
黒いタネがいっぱい入っている小さな実をもらって、プランターに植えたら軟弱に育ち、初夏に花茎を伸ばして、花と実をまばらにつけました。
園芸品種に斑入り葉があります。
スベリヒユ科ハゼラン属、耐寒性多年草、原産地:南アメリカ別名:サンジカ(三時花)、ハゼラン(爆蘭)、ハナビグサ(花火草)
サンジソウ(三時草)の花言葉:真心、永遠にあなたのもの。
サンジソウ(三時草)の誕生花:10月3日
流通時期:ポット苗を夏に見かけます。
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