弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2014.11.23
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カテゴリ: 11月の誕生花

冬から春に、革質の長楕円形の葉を両側につけた茎の先から花芽を出し、淡紅色や黄、オレンジ、白などの小さな花が唇弁(リップ)を上向きにして集まって咲きます。

11月23日の誕生花は、ボリュームのある美しい花のカラフルなボール、エピデンドラム。

花の名(属名)は、ギリシャ語のepi(上)とdendron(木)で、樹木に着生する種が多いことから名づけられました。

エピデンドラムは中南米の乾燥地帯の樹木や岩石に着床する大家族(1000種以上)のランで、1本の茎に多くの葉をつけるタイプと球状のバルブをもつタイプの二つに大別されています。

ラディカンス系のエピデンドラムは小さな花が花茎の先にかたまって咲く原種のEpidendrum radicansを中心に改良された系統で、花の子房がねじれず、唇弁を上にして咲きます。

エピデンドラムエピデンドラム

花言葉「判断力」は、子房がねじれて唇弁が下になって上下が逆に咲く他のランと違った咲き方を選んだことからつけられたのでしょうか。

花言葉「可憐な美しさ」は、3つに裂けた唇弁の中央の裂片がさらに2つに裂けて、中心に小突起があるキュートな花からつけられたのでしょう。

花言葉「孤高へのあこがれ」は、野生種が1~数mにも伸びる細長い茎先に小さな花が集まって咲くことからつけられたのでしょうか。

エピデンドラムエピデンドラム

エピデンドラムの鉢植えは、棒のような茎に多肉質の細長い葉を交互につけて、花茎の先端に小さな花が半ボール状にかたまって咲く交配種で、茎が短く改良されています。

ラン展では、色とりどりの大きなボール状のエピデンドラムが咲き誇っていました。

ラン科エピデンドラム属、非耐寒性多年草、原産地:中南米別名:エピテンドルム、ボタンホールオーキッド

エピデンドラムの花言葉:孤高へのあこがれ、可憐な美、判断力、ささやき。

エピデンドラムの誕生花:1月11日、6月13日、11月23日

流通時期:鉢花を秋~春に見かけます。

日比谷花壇 森水木のラン屋さん 緑の風yamashoku 渥美洋らんセンタースズキラン園 さんにあります。






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Last updated  2014.11.23 14:14:36
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