春から初夏に、枝先の輪状についた濃い緑の葉の上に、紅紫や赤、白、黄、紫などの漏斗形の大きい花がドーム状に華やかに咲きます。
5月10日の誕生花は、ふんわりと枝いっぱいに咲く豪華な花、シャクナゲ(石楠花、石南花)。
花(木)の名は、漢名の石楠花、石南花(しゃくなんげ)の音読みが転訛したという説、多く出る幹が曲がり1尺もまっすぐなものがないことからの尺無が転訛したという説などがあります。
漢字の石南花はバラ科のオオカナメモチ(葉が漢方薬の石南葉)を指していましたが、誤って用いられ音訳されたといわれています。
シャクナゲは自生種の日本シャクナゲと、19世紀に原種が中国からヨーロッパにもたらされてから交配が続けられ、明治時代に輸入された西洋(洋種)シャクナゲがあります。
花言葉「警戒」「危険」は、美しい花ですが、葉に強い毒性があることからつけられています。
花言葉「威厳」「荘厳」は、シャクナゲが古くは神に捧げる木であり、原種が高地を好み、山中で枝先にこんもりと毬のようにまとまって咲く木がもつおごそかな雰囲気をあらわしたのでしょう。
鉢植えの西洋シャクナゲは涼しい置き場所がなく猛暑の夏を越せませんでしたが、ご近所のお店のエントランスわきでは毎春、紅色の花を咲かせています。
西洋シャクナゲは日本シャクナゲよりも花が大きく、花色もカラフルで、数多くの品種があり、耐寒性や耐暑性のある改良品種は育てやすいそうです。
ツツジ科ツツジ属、落葉低高木、原産地:ヒマラヤ、中国、ヨーロッパ、日本、北米
別名:ロードデンドロン
シャクナゲ(石楠花、石南花)の花言葉:威厳、荘厳、警戒、警戒心をもて、危険。
シャクナゲ(石楠花、石南花)の誕生花:2月20日、4月26日、5月6日、5月10日、6月5日、8月2日
流通時期:つぼみつき鉢植えを冬~春に、鉢花を春に見かけます。
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