夏遅く、枝分かれした茎先に、白地に濃い紅色の鹿の子模様の斑が入った花弁をくるりと反り返らせた大輪の花が斜め下向きに咲き、甘く香ります。
7月4日の誕生花は、香り高い原種のユリ、カノコユリ(鹿子百合)。
花の名は、花弁に鹿の子模様の斑点があることから名づけられました。
別名のドヨウユリ(土用百合)やタナバタユリ(七夕百合)は、ユリの中で開花期が遅く、夏の土用や旧暦の七夕の頃に咲くことからつけられています。
花言葉「富と誇り」は、花弁の元にたくさん入った斑と、咲き始めにまっすぐな花弁が強く反転して咲く誇らしげな花の姿をたとえたのでしょう。
花言葉「荘厳」は、海岸や渓谷などの崖地に咲く鹿の子模様の斑で彩られた格調高い花からつけられたのでしょう。
庭の片隅で咲くカノコユリはずっと以前、白鹿の子、赤鹿の子などのカノコユリをプランターに植えていたときの名残で、今でも一種だけがけなげに花を咲かせています。
以前のカノコユリは花色が濃い紅色からピンク、淡いピンク、白だったと思いますが、今は白い花弁に紅色の斑点が入っています。
ユリ科ユリ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:日本、中国、台湾別名:ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)
カノコユリ(鹿子百合)の花言葉:富と誇り、威厳、慈悲深さ、上品、荘厳。
カノコユリ(鹿子百合)の誕生花:7月4日、8月2日、8月7日
流通時期:球根を秋に見かけます。
種苗・花苗・球根の専門店 大郷屋
さんにあります。
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