弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2019.07.07
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カテゴリ: 7月の誕生花
晩春から夏に、すっと伸びた茎のへら状の葉のわきから毛の生えたつぼみを何個も出して、青い一重の4弁花(花弁数4~8枚)が横向きに次々と咲きます。

7月7日の誕生花は、かつては秘境に咲く幻の花だったブルーポピー、ヒマラヤの青いケシ。

花の名は、ヒマラヤの高地に自生し、ケシ(芥子)に似た青い花を咲かせることから名づけられ、青い花が咲く種を総称して呼んでいます。

別名のメコノプシスは、属名Meconopsisの音読みで、ギリシャ語のmecon(ケシ)とopsis(似る)に由来し、ケシの花に似ていることからつけられています。

青いケシの品種にはMeconopsis betonicifolia(ベトニーのような葉をもつ)、花が大きいMeconopsis grandis(大型の)、トゲの多いMeconopsis horridula(強刺のある)などがあります。


花言葉「神秘的」は、他のケシの仲間には見られない、青く透き通るような花色の美しさからつけられたのでしょう。

花言葉「底知れぬ魅力」「果てない魅力をたたえる」は、他の花を寄せつけない孤高の花の一度見たら忘れられない透明感のある青い花色と花の姿からきているのでしょう。


ヒマラヤの青いケシは10年前に一度だけホームセンターでポット苗を見つけ、タグに学名Meconopsis horridula(ホリドゥラ)で、適温5~18℃とありました。

すでに最高気温は20℃を超えており、がんばってはみましたが、つぼみが出たところで花を咲かせるには至りませんでした。



ケシ科メコノプシス属、耐寒性多年草、原産地:ヒマラヤ、チベット、ネパール、中国西南部(アジア中央部)
別名:メコノプシス・ベトニキフォリア、メコノプシス

ヒマラヤの青いケシ(芥子)の花言葉:底知れぬ魅力、底知れぬ魅力をたたえた、憩い、深い魅力、神秘的、恋の予感、果てない魅力をたたえる。

ヒマラヤの青いケシ(芥子)の誕生花:7月7日、7月26日

流通時期:ポット苗を春に見かけます。
タネ
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ブータンルリマツリモドキ
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セイヨウニンジンボク
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Last updated  2019.07.07 10:30:06
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