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今年最初の更新は『深界暴蝕のラグナテイル』からXMF-001 ゼノグレイヴァー・アスクレギオンある存在を抹殺するため、UNSEM(アンセム)が極秘裏に建造した汎用人型巨大MF(マーフォーク)。特別仕様のMFだが、通常のMFとは見た目も設計思想も大きく異なる。本体は異なる目的のために運用されていたのだが、想定外の敵が確認された事で兵器として改造された。専用装備である量子ゼノン兵装『ハバキリ』はどのような環境下でも使用可能。ドップラーシフトを利用した異層転移により、一時的に時間発展を凍結する能力を持つ。コックピットは存在するがパイロットは最重要機密となっており、整備員ですら乗り降りする姿を見たことがない。名前の由来は医療の神『アスクレピオス』と悪霊の軍団『レギオン』から。UNSEMが管理する3機のゼノグレイヴァーのうち起動に成功しているのは1機のみだが、出所不明のゼノグレイヴァーらしき巨人兵器が世界中の海で目撃されている。
2021.01.05
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入院中にたっぷり考える時間があったので、自分が本当に作りたいものが何なのか、冷静になってラグナテイルの修正案を書き殴ってました。キャラクターと世界設定を決めたら自然にどんどん展開が思いつくのはいい事かもしれないけど、だいたい途中でどうしてこうなったと脱線してしまうんですよね。というわけで、描きたいものを取り入れていくのではなく、NG要素をつけて考えていく事にしました。結果、あやふやだった部分に統一感が生まれ、そこだけ見たら微妙な感じがしても俯瞰して見るとイイ感じに。縛りを厳しくする事で読み手が連想しやすくなり面白さに繋がる、それが自分が求めてたものだったんだなぁと気付きました。ただそうなると、現在の主人公設定だと視野が狭くなってしまうので、もっと広い視野を持つ人物を主人公にした方が良いと感じ、サブキャラを主人公に変更しました。おかげで第一話からガラっと変わってしまったけど、ドラマ的に面白くなったなぁと実感しながらシナリオを執筆しています。メカニック設定はそこまで変わってないのですが、クリーチャーデザインやキャラ設定は大幅に変更。メカ少女ものですが整備員(?)の男性が主人公となり、女の子ばかりの閉鎖的描写から客観的な世界観を描きやすくなり、よりシリアスな感じになって自己満足しています。萌え要素やお色気要素も減らしていく方針に。絵柄もまだギャルゲーっぽさが残ってるのでもうちょい何とかしていきたい。
2020.10.26
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まだ再構成の途中なので細かいところはコロコロ変わるかもしれませんが、ラグナテイルにおけるマーメイド設定をおさらいも兼ねてまとめ。マーメイドは名の通り、深海活動を可能とする改造人間で若い女性にしかなれません。本来は戦闘員ではなかったのですが、アバドンを解析する過程でマーフォークという専用兵装を開発、兵器として運用開始された事で、一般人には対アバドン専門の少女兵としての認識が強いです。見た目は普通の人間と見分けがつきませんが、体調によって血の色が変化するとその影響で肌も変色して見えます。マーメイド自体は選ばれた人間というわけではないため多数存在し、作戦によっては数百人規模で戦闘に参加する事があるくらい世界に浸透しています。そもそも疽海に汚染された人間を治療するための研究だったのですが、結果的に疽海に適応出来る能力を獲得したため、この方法で救える少女達は全てマーメイドにされたという経緯があります。現在も疽海やアバドンに汚染された人間を根本的に治療する事は出来ず、マーメイドになるか死ぬかの二択しかありません。当然マーメイドになれない男達は死あるのみです。なぜ女性にしかなれず、かつ適齢期が存在するのかは、彼女達が人間扱いされない理由にもなっていますが、詳細はトップシークレットとなっています。ただ自分の身体の事なのでマーメイド達は何となく察しているおり、他の軍人達も噂程度で知っています。マーメイドはアバドンに近い存在であるため、許可が下りなければ基本的に陸上に上がる事は許されません。マーメイドは全て国連直轄機関、UNSEM(United Nations Singularity Engaging Mariners)の管理下に置かれていますが、通称『人魚の涙』と呼ばれるマーメイドに埋め込まれた真珠を狙って海賊に襲われる事もあります。その海賊もどこかの国の工作兵だったりする事もあり、アバドンはもちろん脅威ではあるのですが人類存亡をかけて戦う相手というよりは害獣に近い存在で、やはり人類の本当の敵は人類であるという社会構造は変わらず。マーフォーク(MF)のマッスルパッケージにはインクルードゲルが使用されており、接続されたマーメイドの思うようにエネルギー制御、伸縮が可能です。当然普通の人間にとっては有害なので、マーフォークによる戦闘行為にはその国の許可が必要となります。また、装甲にもその技術が応用されており、アバドン同様ダークシフト化する事で究極のステルス能力を獲得、同時に光や音、振動等からも充電が可能です。迷彩機能はありませんが、真っ黒になるため夜間や深海では視認も困難です。ただ味方にとっても不都合があり、受信は出来ても送信が出来ないため戦闘時に双方向通信する際はダークシフトを解除します。そもそもアバドンは光学的に対象を捕捉しているわけではないので、ステルス機能が活かせるのは人間相手です。このような能力を使用するためにパイロットであるマーメイドは裸の方が都合がいいのですが、流石にそんな格好で格納庫や甲板等をウロウロさせるのは問題があるので、出撃時にはパイロットスーツのようなものを塗布されています。塗布という表現通り、服というよりボディーペインティングに近いもので、ナノマシンによって制御されています。戦闘後は除染室で一緒に洗い流します。マーメイドは手術を受けた時期や施術内容によって能力が若干異なります。第一世代は純粋に命を救う事が目的であった事もあり、疽海耐性を持つだけでインクルードゲルの生成や制御は出来ず、パイロット適正もありません。第二世代からはMFの運用が可能となり、健康体でありながら自ら志願したマーメイドも存在します。第三世代が現在の主流であり、マーメイドとは主にこの世代を指して言います。この世代は最初から戦闘用に調整されており、人口削減政策や経済的理由で家族に売られた少女達も少なからず居る、非人道的な問題だらけのマーメイドです。第四世代は人間をマーメイドにするのではなく、人工生命として生み出せないか研究されているマーメイドですが、公式には未だ存在していません。ちなみに主人公の七海はどれにも当てはまらず、MFも機種自体は一般的ですがコントロールシステムはまったく別物です。
2020.10.02
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設定を見直し中のラグナテイルは、もともとマーメイドブルーの設定を継承した事もあり水に関連した設定が多かったのですが、マーメイドブルーにはなかった未知の敵設定を突き詰めていく中で差別化が進み、水よりもむしろ光技術の方が重要だよね、という事で世界設定も絡めて大きく再設定中。戦いの舞台は海だけではないのですが、深海戦闘を目的としてた事もありマーメイドやマーフォークの名称はそのまま使います。この世界に異変をもたらした、月の欠片の落下を発端とする海洋汚染現象をダークハザードに改名。それによって飲み込まれたかつて日本があった海を日本疽海と呼ぶのは同じですが、音や光さえ吸収してしまう漆黒に染まった海をダークシーと呼ぶ事にしました。そして深疽海からやって来た生物を奈落の底からやってきた者、あらゆる生命を喰い尽くす者、群体を操る者という性質も込めてアバドンという名称に変更。世界に起きた異変が、まるでヨハネの黙示録にある災厄のようだと騒がれた経緯も命名の由来にしています。アバドンは体表を覆うインクルードゲルが光も吸収するという事で、普段は真っ黒な姿をしています。マーフォークの光吸収装甲にも用いられており、高速移動時には黒い塊にしか見えないのですが、光殻兵器を使用する時に変形して姿が見えるようになります。これによってマーフォークのコクーンモードをコンセプトに追加しデザインも変更。出撃時に装甲を閉じ弾丸のような形状で射出しますが、電磁加速時のエネルギーも吸収してしまうため、射出後にダークシフト(黒色変遷)していくようにするつもり。レーダーやソナーにアバドンが映らない事で、インクルードゲルに吸収されないマーフォークの光兵装や光源下における目視による捜索が必要となり、深海では接近戦が必要となる理由付けにもしています。
2020.10.01
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ラグナテイルのストーリー展開と各種設定を見直し再構築中。まずは敵設定をビジュアルの統一感も考えて設定を追加、改変しています。ゼノサキスという寄生虫に寄生された巨大生物をゼノサキアンと呼んでいましたが、より怪獣っぽい響きにするためゼノサキルスという名称に。そして寄生虫云々の設定は消去しました。余計な説明を省き、よく分からない怪獣という印象にとどめておくため。ゼノサキルスの外見的な特徴としては、クラゲのようなブヨブヨした半透明のゲル状物質で覆われています。これをインクルードゲルと言い、あらゆるものを取り込むための捕食器官として、あらゆる攻撃を受け止める緩衝膜として機能させています。食べたものは生物を寄せ集めて作った骨のような本体の一部として融合し、無限に成長、進化していきます。ただゼノサキルスは独立して動く器官が集まった群体であり、捕食効率を高めるために捕食器官を切り離す事があります。それもまた独立して動く事が出来るのですが、それをゼノドキシッドと呼びます。ゼノドキシッドは本体が死亡するとネクロトーシスが働き連鎖崩壊するため、ボスキャラを倒す事が殲滅戦において重要視されます。ただ目標である本体も深海のどこかに居るもっと大きな固体のゼノドキシッドであるというのが、この世界の科学者の見解です。インクルードゲルは通常は半透明ですが、擬態のために不透明化したり硬質化する事もあり、その性質がゼノサキルスの特殊能力としても描かれます。本体にある特殊器官もそのゼノサキルスの特徴として多様な性質を持ちます。マーメイドもまたインクルードゲルを生成する能力を持っており、マーフォークの人工筋肉や特殊兵装にも使用されています。あえて触れてきませんでしたが、見開きの人型兵器はゼノグレイヴァーと呼ばれている開発中の決戦兵器で、この兵器の完成が主人公が配属されるチームの目的です。
2020.09.10
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行き詰まった時は一旦間を取ってみるのが一番。客観的に見れるようにならないと、どこが問題なのかも見えてこないので。というわけで、ちょっとこっちのアップデート作業もしてましたよ。この後、嫌われ者のロリ体型主人公は修正されます。この子ね。たまに誰得作品描いてストレス発散するの大事。メンタルリセットしたらまたサイコモデラー幽士郎に戻ろうと思う。
2020.07.10
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主人公を背後で支援してる人達のデザイン案。味方というよりは利用したい人達ですが。老人やおばさん、学者が中心。冒頭の軍上層部とはまた別。ラグナテイルは媚びない方向性で身内用コンテンツに移動する事にしました。とりあえず絵柄が気に食わなかったので修正中。ストーリーもいらん要素削ってく方針。時代が変わるので趣味に走るぞ!
2019.04.08
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十数年ぶりのエキサイティングネタ(エイプリルフール過ぎたからマジですね?ヤッター!)があったのであえて触れませんでしたが、昨日はエイプリルフールという事でヘッダー画像変えてました。これですね。ラグナテイルの主人公とMFの没案です。気に食わなかったからデザインし直してるんですけど、せっかくなのでちょっと線を綺麗にして色付けたものです。新デザインのコンセプトは変形機構にあるので、だいぶ印象変わると思います。元々考えてた変形の形が二次R-TYPE設定に引っ張られ過ぎてたので、MF独自の設定をもっとビジュアルで分かりやすくするためのギミックにしています。というわけで、供養のための公開でした。
2019.04.02
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一応ロボットものと謳っていますが出番は少なく、メインメカニックはマーフォーク(MF)と呼ばれる歩兵機動装置です。いわゆるメカ少女のメカ部分。最大の特徴は小型でありながら重火器も使える機動力、特に潜水戦闘が可能な事です。地上では現行戦力に劣る所も色々あるのですが、水中戦闘ではMFの独壇場。今回はこの架空兵器の最大の長所である機動システムに関するSF設定です。簡単に言うとMFはリニアモーターカーと同じ磁気浮上による電磁誘導で推進します。補助システムとしてブースターなども使いますが。もちろん水中でも地上でも、決まったレールの上でしか戦えないわけではありません。周囲を取り囲む水や大気を磁性流体に変えながら進むんですね。そのための装置を『強磁性流体界面力場偏向器』と言い、MFには『フェロフルイドキャビテートディフレクター(Ferrofluid Cavitate Deflector)』、通称『ディフレクター』もしくは『FCD』というシステムが搭載されています。これはエリクシウム粒子を含む流体でスーパーキャビテーション状態を作り出し、その界面で摩擦をなくすだけでなく電磁誘導も可能にするというもの。魚雷みたいなもんですね。その結果、キャビテーション内は大気中と同じ状態になり生命維持環境も同時に作りだしているという仕組みです。いわば力場によって装甲で覆う事なくリニアモーターカーと同じ状態になっている、という理屈です。これによって水圧ベクトルを操作し、深海踏破も可能になっています。接近すれば地上用の武器も水中で大気中のように使えます。もちろん水中は水中で専用装備ありますけどね。この力場はベクトル偏向シールドとしても機能し、流体のベクトルに沿って攻撃を逸らせる効果もあります。水や爆風だけでなく、軽い銃弾ならある程度軌道を曲げる事が出来ますが、流石に重質量の固体は直撃を免れても逸らし切れません。磁性流体で覆っておけば、あらゆる衝撃をベクトル変換して機動力に変えたり、充電したり出来るのも特徴です。このシステムを攻撃に転用した荷電流体兵器などもあります。また、キャビテーション内は重力を中心方向へ集まるように軽減しています。パイロットは浮いてるような状態。装備の自重も減らす事が出来るので重火器の装備や高機動化、スムーズなトランスフォーメーションにも利用しています。ただしディフレクターはエリクシウム粒子を常に必要とするので、この世界の海では効果が高いですが、地上では活動時間が極端に短くなるため、エリクシウム水溶液を満たしたプロペラントタンクを増設しています。粒子を放出し続けなければならない上に、粒子自体が重力や光の影響を大きく受けてしまうため効果範囲も狭く、長時間の飛行には使えません。ブーストジャンプ的な事や滑空等は出来ますが、単体では航空戦力として運用出来ません。そのため水中では縦横無尽な機動が出来ますが、地上では陸戦兵器として運用するため勝手が大きく変わってきます。地上での機動を特にサーフドライブと呼んでおり、壁との衝突を避けたり粘性を上げて吸着するような事にも利用しています。流体制御を行うためのコントロールロッドとジャイロ、スラスター等を駆使して高機動戦闘を行いますが、この機動テクニックの差がマーメイドのパイロットとしての力量を測る目安になります。特に地上での運用が難しいため、地上戦が出来るマーメイドは精鋭である事が多いです。あとジャイロによるオートパイロット機能はあっても地上だと酔いやすいため、高機動戦闘や接近戦が出来る者は精鋭中の精鋭です。危ないため、基礎訓練は地上から始めるのではなく、潜水状態から徐々に慣れていくのが基本です。いわゆる必殺技的なものは、ほぼドリフトなどのディフレクターシステムを使ったドライビングテクニックの事で、戦闘オタク系のマーメイドはそういう技術の自慢をし合ったりしています。落ちこぼれ部隊はこの基本もままならないため、訓練で設定の掘り下げも兼ねたエピソードを随所に入れてます。いくら現実より出動回数が多いとは言え、この世界でも軍人の生活の基本は訓練です。それが日常回。
2019.03.28
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『未来革命のマーメイドブルー』と共通の設定は多く、マーメイドとマーフォークもその一つです。マーメイドブルーの記事はほとんど前のブログに掲載してたし、没にされたので本編も閉鎖しましたけどね。ただ仕様が違ので設定を使いまわしてるだけと思ってくれていいです。一応意味はあるけど、そっちも観てくれてた人のために補足。別に気にする必要はないですけどね。『深海暴蝕のラグナテイル』のマーメイドは簡単に言えば、海洋災害後の変わり果てた環境に適応した強化人間です。冒頭で主人公が言ってるように人工的に作られた存在ですが、元は被災して汚染された患者を救うための処置です。その結果、ゼノサキスを駆除するのに適した免疫に注目され、被災者を養うための救済ビジネスも兼ねて戦闘要員としての道を辿ることになります。ただし誰もがなれるというわけではなく、この技術で救済出来るのは個人差はありますが14~20歳くらいの女性だけ(第二世代を除く)。主人公が魔法少女と皮肉を言ってるのはそのためです。なぜかは二次創作R-TYPEで使ってた設定と同じ理由なのですが、ネタバレになるので伏せておきます。第一世代マーメイドは治療目的で手術を受けた人達なので100%被災者です。ブルーハザード後も沿岸地域などで増え続けています。専用装備であるマーフォークの運用は想定されていません。汚染レベルによってはマーフォークを使用している者も居ますが、ほとんどは非接触戦闘員として艦艇で働いています。主人公の幼馴染である艦長を始めとした潜水艦の年長乗組員の殆どは第一世代です。第二世代マーメイドはマーメイドから生まれた子供達で、生まれつき免疫を持っている人間です。そのため数では極端に少なく、研究所から出れない幼い子が殆ど。UNSEMの中でも実際に観た事がある人は非常に少ないです。主人公が左遷される落ちこぼれ部隊の中に一人だけ居るロリっ娘がこの第二世代です。まぁ主人公もロリ体型だけど……。第三世代マーメイドは治療目的ではなく、戦闘要員として手術を受けた少女達です。避難民は全て被災者ではなく国籍を失っただけの者も含むので、経済的な理由で手術を受けた子供も大勢います。圧倒的に数が多く、マーフォークで戦っている少女達はほぼ第三世代です。マーメイドと言えばこの世代の印象が強く、家族に売られた子達というイメージがあります。冒頭戦闘後のシーンで、マーメイドに憧れた少女が叱られるのはそういう意味。また、マーフォークを運用出来なくなった者は再手術を受け異動になります。マーフォークは『未来革命のマーメイドブルー』では人型兵器でしたが『深海暴蝕のラグナテイル』ではマーメイド用に開発された潜水戦闘用の機動歩兵装備で、いわゆるメカ少女のメカ部分です。もちろんゼノサキスの駆除が目的ですが、その汎用性から救助や工作にも利用される非戦闘型も多数存在します。地上での運用も可能になっていますが活動時間に大きな制約があるため、地上戦では通常兵科と共同戦線を張ることになります。通常兵科の支援を受けながら、接近戦で確実にトドメを刺していくのがマーメイドの役割です。落ちこぼれ部隊の主任務は戦闘ではないので、作業用に特化した非戦闘型が多いです。基本的にゼノサキスはこちらから手を出さない限り捕食のためにしか襲って来ないので、免疫を持ち捕食対象にならないマーメイドは護衛用の武装を持つ必要はない、と考えられています。こういったマーメイドが身を守らなければならない相手は同じ人間、いわゆる海賊です。そのため護衛用の兵装は対ゼノサキス仕様ではありません。ゼノサキスは怪獣というイメージですが、人類の総力を挙げて立ち向かう敵ではなく、生態系の一つであり害獣災害という認識です。環境が変わったら適応していくのが人間ですからね。怪獣が居る日常を受け入れているのが現在の世界状況。そのためマーメイドの意識も正義感で怪獣をやっつけるスーパーヒロイン、というわけではありません。まぁ中にはそういう人間も居るでしょうが……。駆除が目的であり根絶を目標にしていませんが、被災者にとっては憎むべき敵であり滅ぼして海を取り戻すべきという運動は盛んです。そうなるとマーメイド達も食い扶持に困るわけで、人類共通の敵とまではいかない理由でもあります。ただ本当の意味でゼノサキスが何なのか分かっている人達にとって、それはちょうどいいスケープゴートでしかないんですがね。少なくとも主人公はそっち側の人間です。
2019.03.24
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ラグナテイルは近未来SFですが、架空の科学技術の根幹を支える資源がエリクシウム(Elixium)という物質です。まぁ未来革命のマーメイドブルーと同じ設定ですけどね。エリクシウムは超深海層(ヘイダルゾーン)で氷結晶化していた未知の物質でしたが、海洋環境を激変させた大災害(ブルーハザード)以降、海中でコロイド粒子となって確認されるようになりました。この結晶体は光を保存する性質があり、その水溶飽和物(エリクシウムハイドレート)は光エネルギーとして取り出せるだけでなく、記録媒体の材料として量子コンピューターなどの分野にも広く利用されています。ハイドレートは常温では液体であり、深海などの高圧低温環境下では氷結晶化して閉じ込められています。資源として輸送する時は不純物を除き、濃縮した水溶液体燃料に加工しています。MF(マーフォーク)にも利用されているエリクシウムリアクターは海中からエリクシウムを取り込み、半永久的に稼働する事が出来ます。ただ地上では稼働制限があるため、エリクシウムが入ったプロペラントタンクを装備する必要があります。MFの駆動系は光ファイバーを通してエネルギーの供給と同時に情報を伝達する回路を形成しているため小型でパワフル、さらにリアクター稼働時の余剰力場で磁性流体偏向技術にも転用しています。この辺はまた長くなるので別の機会に。洋上の発電プラントはエリクシウムを変電する施設であり、ゼノサキスの脅威はありますがエネルギー問題には困っていません。量子サーバーも洋上施設の一つ。それらの複合設備を備える人工島をアクアポリスと呼んでいます。当然地上の資源が急速に消費されている世界なので洋上施設の重要性は高いのですが、そんな危険な場所で働くのには抵抗があり、黎明期は犯罪者や社会的地位の低い人が『島流し』として送られていた背景があります。マーメイド部隊が安定供給されるようになった現在では警備が厳重になり、むしろ地上沿岸部より安全なくらいです。
2019.03.23
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※『深海暴蝕のラグナテイル』は碧るいじの妄想一次創作です。 実在する国や組織とは一切関係ありません。とりあえず落書きでネーム作ろうとしたけど、複雑なメカは色ついてないとよく分かんないのでグレースケールにした。しかしやっぱりよく分かんないし、この後アクションが続く&演出がイマイチなのでやり直したい。という事でネームにも3Dモデル使った方が早い気がしてきた。今日は暫く簡易3D作ろうと思う。ちなみにロボは第一話では1カットしか登場しない。ほぼメカ少女回。
2019.03.10
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※『深海暴蝕のラグナテイル』は碧るいじの妄想一次創作です。 実在する国や組織とは一切関係ありません。細かい部分を作り込んでく作業に移ってるので、そろそろ突っ込んだ設定の話とか。海洋生物が次々に絶滅し、日本も含めいくつかの国が沈没、さらに海から怪獣が上陸するように。そんな地球規模の異変と混乱を受け、国連は非常事態宣言を発令。社会構造が大きく変わることになります。国が消滅した事で無国籍となった人々は新たに国籍を取得しようとしますが、どこも食料不足や資源不足で自国の事で精一杯、拒否されます。さらにこの機を利用した侵略を阻止するため、事実上機能しなくなった国の領土や人々を国連が借り受け、難民の保護と同時に管理が始まります。こうして無国籍の人々は国際公務員として活動するようになり、領土と無国籍の労働力を得た国連は急成長します。『UNSEM(アンセム)』はUnited Nations Singularity Engaging Marinersの略で、マーメイド及びその関連組織を統括する国連機関です。マーメイドは元々治療の過程で生まれた被災者ですが、戦争で利用されないようにするため、国連以外でマーフォークの使用は禁止されました。主な運用目的はゼノサキスの駆除であり、世界中に派遣されて各国の軍と連携しています。マーメイドを独占する事は海洋を支配しているのと同義であり、治安維持という名目の下、シーレーンの管理も国連を通じて行われるようになります。もちろん海洋資源やゼノサキスに関する研究、調査も国連が主導で行うようになり、各国はその恩恵を平等に受けられるようになりました。――というのは建前で、実質国連が金を生み出せるようになると癒着も増え、力のある巨大国際企業がいくつも生まれます。アーマードコアのように『企業>国』という構図が生まれ、海賊という傭兵が闘争を求める世界になってしまいました。UNSEMの戦闘マーメイド部隊は大きく分けて次の通り。・要請を受け海中のゼノサキスを掃討する対潜攻撃部隊・上陸したゼノサキスを殲滅する空挺部隊・海に面した重要拠点を防衛する駐屯部隊・商船や調査船などを守る護衛部隊・海洋パトロールを行う哨戒部隊・資源やゼノサキスの潜伏場所を捜索する調査部隊戦闘を目的としない海難救助や水中作業にもマーメイドは動員されており、需要が増えた事から治療目的外でマーメイド化された者も現れます。第一世代マーメイドを除く多くの少女達はそうして生まれたマーメイドです。当然そういった技術は漏洩しており、国連に所属していない非正規マーメイドも存在します。ゼノサキスは生命反応を多元的に感応する能力を持っており、マーメイド以外を捕食対象として襲い掛かってきます。そのため商船の無人化も進んでいますが、大企業は必ずUNSEMの護衛部隊をつけるようにしています。これはゼノサキス対策ではなく海賊対策です。また、核兵器の重要性が増したことで、戦略潜水艦に退役マーメイドを従事させるケースも増えてきています。このようにゼノサキスは脅威ですが害獣扱いであり、人類の敵はあくまで人類という構図は変わっておらず、むしろ生存をかけて加速させているような背景があります。ちなみにゼノサキスの寄生体であるゼノサキアンはマーメイドの主食でもあります。元を正せば魚やイカのようなものなので、食糧難でもマーメイドは食べるのに困っていない様子。ちなみにUNSEMは特定の集団の讃美歌を表すアンセム(anthem)とかけてます。
2019.03.08
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『深海暴蝕のラグナテイル』、主人公デザイン案その1マーメイドスーツは変更あるだろうけど、主人公のイメージはだいたい固まってるのでほぼ変わらないと思います。こんな雰囲気のクール系主人公です。待機時は水着みたいな格好で、出撃時にプロテクターみたいなのを付ける感じ。水着部分がシンプル過ぎるのでまた考えときます。設定上は小学生~中学生くらいに見えるけど、年齢は教えてくれない人。もちろん上司は知ってるけど。マーメイドの中でも小柄な方なので、黙っていれば可愛い感じ。性格は可愛くないので友達居ません。
2019.03.07
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『深海暴蝕のラグナテイル』、変更するかもしれないけど第一話のプロットで登場してる主要キャラ・涼風アキホ 主人公と同じ空挺部隊に所属する第三世代マーメイド。階級は兵長。 レールガンによる長距離支援型マーフォークに搭乗する。 内陸エリアに両親と弟が暮らしており、本人と姉はマーメイドとして軍に売られた。 男勝りで喧嘩っ早い。腕は立つが主人公の事が大嫌い。・常盤ナツメ アキホと同じく空挺部隊所属の第三世代マーメイドで階級は兵長。 スカウトとジャミング能力に特化した情報戦特化型マーフォークに搭乗。 事なかれ主義だが外野から言いたい事はズバズバ言う性格。 いつもネイルを気にしており、目を合わせようとしない美少女。・主任 軍会議に度々登場する科学者チームの偉いさん。 主人公と上層部の間に立ち、なだめる事が多い謎のおじさん。 数少ない主人公の味方?・八雲アイリ 主人公が左遷される落ちこぼれマーメイド部隊の艦長。階級は大尉。 第一世代マーメイドで主人公の幼馴染の美人お姉さん。 頼りないところも多いが、優秀なブリッジクルー達に支えられ頑張る努力家タイプ。・天音リカ 作戦ステータスオペレーター。階級は曹長。第一世代マーメイド。 クールビューティーでユーモアのある毒舌家。 艦長のフォロー役としてみんなに頼られているまとめ役。・水戸ハルノ 潜水艦の操舵士。階級は軍曹。第一世代マーメイドで元MFパイロット。 さばさばした性格の体育会系女子だが、家庭的なスキルも高い姐さん。・鳴沢ナルミ 通信オペレーター。階級は伍長。第三世代マーメイドで元MFパイロット。 現役達と歳が近いこともあり、愚痴聞き役としてよく板挟みにされているお姉ちゃん。・落ちこぼれマーメイド達 名前はまだ全員決めてない。適正が低く戦闘部隊から外された落ちこぼれ達。 PTSDなど何らかの致命的な弱点を持っている。 一人だけ第二世代で残りは第三世代マーメイド。 ベッドが足りないため、交代で床で寝てる子も居る。 専用MFは登録されておらず、任務に応じて交代で使いまわしている。 そのためか機械操作は器用な子が多い。
2019.02.28
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『深海暴蝕のラグナテイル』、今回は主人公を取り巻く環境について。第一話では精鋭部隊から後方支援部隊への転属が描かれます。組織名とかはまだ決めてないですが、いちおう所属は国連軍という事にしています。最初に所属している精鋭部隊は、対ゼノサキス専門の強襲空挺部隊です。この部隊の目的は地上への上陸を許してしまったゼノサキスの殲滅を目的とし、空母からカタパルトで投射、もしくは輸送機で戦地に降下します。地上部隊や潜水部隊とも連携する大規模戦闘に参加する事が多く、第一話でも数百のマーメイドを始め、様々な兵科が最後の砦としてゼノサキアン(ゼノサキス寄生体)に立ち向かいます。マーメイド以外はトラップ設置や誘導、長距離支援がメインで、弱らせたところをトドメ役のマーメイドが接近戦で各個撃破するのがセオリーです。精鋭だけあって、ここに所属しているマーメイドはみんな戦闘能力に特化しており、精神的にもゼノサキスを前に物怖じしない勇気を兼ね備えています。ただ主人公は命令を聞いているのか聞いていないのか単独行動が目立ち、チームからは煙たがられている問題児です。次に転属される後方支援部隊ですが、こちらはマーメイド以外のクルーも元マーメイドが多い潜水艦部隊です。若い女性が多い華のある部隊なので軍のPR等に利用されることもあるのですが、ここに所属するマーメイドは戦力として適正なしと判断された落ちこぼれで、ただマーメイドとしての基本能力さえあれば誰でも出来る雑務を主とします。陸に帰る事も少なく、精神的にも荒んでるマーメイドが多いです。人材の墓場と噂される『相棒』の特命係みたいなところ。元マーメイドのクルーは旧世代なので、ほぼ日本人です。ここに精鋭部隊から主人公と2名のエースが配属されることになります。
2019.02.26
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新作メカアクションは今のところ『深海暴蝕のラグナテイル』という中二臭いタイトルにしています。多少はSFっぽさとストーリー性を感じると思うのですがどうでしょうか。『未来革命のマーメイドブルー』に比べると分かりにくいですが。フィギュアを参考にした主人公のラフイメージ。クリスタの自動彩色機能を使っただけなので、カラー設定はちゃんと考えてないですが。もちろんメカ部分はアニメーションも考えてるので3Dで作るし、形状ももっとテーマに沿った感じに調整するつもり。七海少尉、ナナミちゃん、少尉殿、少尉ちゃん、とキャラによって呼び方が少しずつ違いますが、見た目は可愛いのに性格が悪いので、皮肉っぽく呼ばれてる嫌われ者です。ただ腕だけは確かなので、一部のドM隊員の間では密かに人気があったり。プロフィールが少しずつ判明していく、主人公が一番謎だらけというストーリー展開です。そのため多くは語らないクールタイプ。機体名はデルタシャーク、細かいシステムは専用ですがユニットそのものは量産機。駐機状態のスタビライザーがサメの背びれに見えること、鋭い歯のようなチェーンソードを持つこと、三段変形する事が機体名の由来。
2019.02.20
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考え始めたのは12月からですが、まだ設定も中途半場なので詳細は変わると思うけど、エンディングと3話あたりまでのプロット考えた時点での決まってる世界観はこんな感じ。異常気象の影響なのか海洋生物が徐々に減り始め、謎の大型深海魚が目撃されるようになって数年。噂の深海魚の捕獲に成功し調査した結果、その魚自体は新種ではなく寄生虫に寄生され複数の海洋生物の死骸で継ぎ接ぎされたものであると分かる。そしてそれはあらゆる生物を取り込み成長を続ける恐るべき性質を備えていた。海洋生物の減少は深海から浅瀬に向かって広がり、世界は食糧難の危機を迎える。この寄生虫が繁殖しているのではないかと世界各国は研究を進めていたが、相次ぐ研究機関の不自然な閉鎖が続き陰謀論が囁かれる中、月の破片の落下と巨大地震によって島の沈没が続き水位が上昇、いくつかの国が海の底に沈んだ。日本は沖縄を残し全て沈没、国としては完全に消滅した。食糧難に続き陸地の減少、世界は混迷の一途を辿る。そしてそんな未曾有の危機にとどめを刺す最後のファクターが現れる。生きとし生けるもの全てを喰らいつくす謎の生物の上陸――それは進化した寄生虫によって生み出された海の怪物だった。陸上に適応、進化した怪物達は、たとえ死体であろうと動植物の細胞を喰らうと同時に再生と進化を遂げる恐るべき能力を持っていた。駆逐するには身体中で増え続ける寄生虫を殺し切らなければならず、ゼノサキスと名付けられた寄生虫の効率的な駆除方法を発見することが全てにおいて優先される課題となる。人々は海の脅威から逃れるために内陸への避難が殺到。その結果、人類全体の存続を優先した隔離階級社会が生まれる。沿岸の下層民の殆どは、消滅した国の避難民達だった。時に西暦2057年。ゼノサキスに寄生された生物同士は共食いをせず、体内の女王の役割を持つ個体を駆逐すれば連鎖的に体内の全個体が死滅することが判明。更に別個の女王の発する共振現象に対し拒絶反応を示すことが分かり、ゼノサキスを利用した生物兵器の開発が進められた。それはゼノサキスに汚染された細胞を埋め込まれ、ゲノム編集によって共生可能になった少女達だった。クドクド本編で細かく説明するつもりはないですが、だいたい世界背景はこんな感じ。まぁいきなり最初の戦闘からこの前情報を覆すイレギュラーが発生してますが……。設定読んでなくとも流れで分かるような作品が理想であることには変わりないです。R-TYPE/AAと似たようなエログロ要素もあります。設定上なのでビジュアルで表現を誇張したりはしませんが、成人向けの内容なので未成年は読んじゃダメなヤツ。
2019.02.14
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総集編みたいな新作のタイトルはまだ考え中だけど、不便なので『ラグナテイル』というカテゴリにしました。そのうち変更すると思うので今は深く考えなくてOK。ネット上で本編を公開する予定はありませんが、どんな作品かはここで書いてくつもり。ジャンルはメカ少女が登場する近未来SFです。シリアスな戦争ものでメインの敵は未知の怪物。表向きはそういう事になってます。世界観は『未来革命のマーメイドブルー』をベースにしてますが、世界の状況はもっと悲惨な事になっています。詳しくは後日。いちおう地球規模の話で、21世紀中頃です。メカ少女の設定は二次創作R-TYPEがベースになってるので、若い女の子だけがメカ少女として戦える理由もちょっと似てます。どっちの方がエグいかというとどっちもどっち。今回はこのメカ少女の話を中心に進めていきます。メカの方の名称はマーフォーク。それを装着した少女兵をマーメイドと呼んでいます。マーフォークは『未来革命のマーメイドブルー』で登場した人型兵器の名前と被ってますが、わざとです。マーメイドという言葉もやっぱりわざと被らせてますが、深い意味は自分の中だけで分かっていればいいので気にしなくていいです。その名の通り水中で活動出来ますが、地上でも使用します。自力で空を飛んだりはしませんが、強襲揚陸作戦のためにフライトユニットで投射する事はあります。重武装の兵士が高機動力を持ち、さらに水中でも戦えるというのが最大の特徴です。動力はエリクシウムという海洋資源を使った小型高出力リアクターを搭載。これが発する放射性物質と、パイロットと接続され循環している特殊媒体が反応して、特殊兵装を使用可能にしています。そのためにパイロットは女性が持つ身体構造が必要となります。もちろん人体にとって有害なので、マーメイドはミュータントのように普通の人間ではなくなっています。年頃の女の子達が石ノ森ヒーローのような苦悩を抱えた作品なので、明るい話には期待しない方がいいです。さて、この少女兵はごく少数の選ばれし者だけがなれるというわけではなく、志願すれば誰でもなれるので大量に量産されています。ここもR-TYPE/AAと同じですね。志願しなくても強制的にされたり、失敗して廃人になる事があるのも同じですが……。生き延びるために親が子を売る、そんな殺伐とした世界です。そこまでしないと生きていけない世界観の詳細はまた後日。主人公は素直にマーメイドの一人として戦います。そしてこれまた素直に主人公ゆえの特別な能力を持っています。最初から特別扱いされていますが、使用しているマーフォークは一見普通の量産型です。なんで特別扱いされてるのか、主人公の秘密と同時に隠されたメカニック設定が明らかにされていくミリタリーもの。
2019.02.13
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特に深い意味はない落書き
2018.12.19
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