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東武バス最悪@ Re:東武バスの本社にクレーム入れようかと思う(04/08) 態度が偉そうな奴が多い。普通にできない…

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2006.09.10
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カテゴリ: 読書
魔の山(上巻)改版

魔の山(下巻)改版


数回読み返しましたが我ながら随分時間をかけました。

ドイツ人の青年がスイスの療養所にいとこを見舞いに行き、3週間で帰る予定が滞在中に自分が療養することになり、そこでの人々との出会いを通じて想いを巡らし、成長する話。

主な登場人物は主人公のハンス・カストルプ、いとこのヨーアヒム、恋愛対象となるクラウディア・ショーシャ婦人、ベーレンス顧問官、クロコフスキー、セテムプリーニ、ナフタ、ペーペルコルンなど。

ショーシャ婦人とのからみは分かりやすく書かれていますがセテムプリーニとナフタの議論ははっきり言って難解。
生と死、芸術と文化、政治と宗教、神と悪魔、フリーメイスン、錬金術。
ここまで来ると歴史背景が違う人種には理解できないのではないか。
時代背景は第一次大戦前。

「魔の山」というタイトルはおそらく物語の背景として高地の療養所に長期間滞在する余裕のある人が何不自由ない生活を続けたとして何を考え、行動するかを突き詰めておそらく個人の中にあった心の病や主張が発散する、あるいは逆に内側に引きこもるなどということを描きたかったのであろうと。
普通の街の中の風景を描くとごく一般の人々が対象になりますが資産家を描くことで特にセテムプリーニとナフタには哲学的な議論をさせる。

ハンス・カストルプが戦争に巻き込まれるところで物語は終わっていますがひとつ疑問。
ヨーロッパの文化の中にはここで描かれてるような思想はまだあるのだろうか。
だとすれば非常に興味深い。
もし内容について議論できる機会があれば質問したいしそのためにもう一度まとめてみたい。

しかしこの本は通勤電車で読むものではなくて山の中の別荘か旅館にでも長期滞在して読むべきです。
以上。






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Last updated  2006.09.11 00:08:46
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