2009年01月の記事一覧 | かおりのアジア太平洋・地中海旅行記

11回目の釜山旅行～２日目～蟹を食べに

釜山に何度も来ていると、旅行の目的が「食べること」だけになってしまって、いつも食事と食事の間が暇なのが悩み。今回は金海にできたアウトレットショッピングセンターに行こうかと考えていましたが、事前にインターネットで調べても大した情報は出てこないし、ホテルで聞いても「あぁ、そういえばできたみたいですね」くらいの反応。一応、場所はホテルで調べてもらったけど、現地の人がそれくらいの反応なら、大したことないのかなぁと思ってしまい、急遽「蟹を食べに行こう！」ということに。場所は釜山郊外の機張というところ。最近はインターネットやJR九州の情報誌などでも紹介されています。なんでも日本の半額で蟹を食べられるとか。西面から地下鉄で一駅。釜田へ。地下鉄を降り、釜田市場に沿って登っていくと、釜田駅があります。この釜田市場は、活気のある町でした。そこから国鉄に乗って、機張へ。しかし、機張行きの電車は１時間半後しかないと言います！！朝の行動がいつも遅い私たち。すでに２時です。電車に乗れるのは３時半！？仕方なく、タクシーを利用することに。しかし、タクシーがこれまたなかなかつかまらない。やっと捕まえたタクシーに乗り込み、機張へ出発！聞くと、１時間弱かかるそう。～１時間後～いろんな景色の中を走った後、やっと機張の町へ到着。急に人通りが増え、道が混んできました。機張の駅につけてもらうと、小さなかわいい駅。タクシー代は確か2,000円程度でした。そこから、歩いて１０分もかからず機張市場へ到着。釜山留学時代、下宿先のすぐそばで数日に一度、市場ができていて、その市場を思い出させる雰囲気。道端に座り込んでいろんな魚を売っていたり、スーパーよりずっと安い値段でゆず茶を売っていたり。家族連れでお買いものしている人たちがいっぱい。でも、足元をよーく見てさらに、左右もよーく注意しておかないと、水浸しになってしまいます。その市場の中を抜けると蟹の看板がいっぱいある一角に。ちなみに、蟹は韓国語で「ケ」。蟹のキムチのこと、「ケジャン」っていうでしょ？ケジャンと言えば、これ、お勧め。辛いけど、身が甘くてたまりません。あとは、このお店の「ホタテキムチ」と「焼きそば」がほんっとに最高です！話はずれましたが、タラバやズワイは「大蟹」で「テゲ」というみたい。その中のテゲハウスへ行きました。まるごと釜山でも紹介されているし、JR九州の情報誌でも紹介されているお店なので。しかし、値段は情報の2倍以上の金額。「えー高いよ！日本と同じくらいじゃん！」と店先のお兄さんと交渉。タラバガニも1キロ前後の小さなものしかありません。「もっと大きいタラバはないの？」と聞くと、「2キロのがあるよ。でも、2キロのは1キロ当たり、45000ウォンね」なんじゃそりゃ！聞いていた話と全然違う。「今、蟹が高いシーズン」とか言ってる。「どうする？他の店、見に行ってみる？」なんて話してると、「じゃあ、この蟹1匹サービスする」とズワイガニの400gくらいのを持ってきました。「うーん、高いけど、せっかくタクシーで1時間かけてここまで来たことだし、入ってくか」ということで、店内へ。座席料（一人2,000ウォン）は自動的に課金されるので、おかずが何品か出てきました。あとはビールを注文して蒸しあがるまで、おかずを食べながらビールを飲んで待つ。20分くらいまってやっと、蟹の登場！外子がたっぷり！お店のおばちゃんがハサミでどんどん切り分けてくれるから、ひたすらこれを口に運ぶ！うまーい。しかも、ズワイとタラバの食べ比べもできる。ズワイのカニみそにタラバの身をつけて食べたり。よく、「蟹酢とわさびを持参するといい」と言われますが、まぁ、確かに持って行った方がいいけど、出てくる不思議なたれも意外と蟹と合ってGOOD!あぁ、書いてるとまた食べたくなってきた。結局、合計105,000W（7500円）。まぁ、円高のおかげでかろうじて日本で食べるよりは安いかなといったところ。次回は、何店舗か交渉して絶対、もっと安く食べようと誓った私たちでした。さて、帰りはタクシーで駅に着いた時に時刻表をもらっていたので、国鉄で帰ることに。時間があったので、市場の近くで懲りもせず、またホットックを食べたり、スーパーでお買いものしたり。この駅前のスーパー、「ホームプラス」といっていろんな所にあるんだけど、プライベートブランド商品も多く、お買い得。私はここで、会社のお土産のお菓子や、会社の給湯室でみんなが自由に飲めるようにホットチョコドリンクの粉末を買ったりしました。あと、このホームプラスが入っているビルは少し古いけれど、トイレが比較的清潔なので、トイレに困った時は是非。駅の窓口で釜田までのチケットを購入。ムングンファ号（鈍行）とセマウル号（急行）で価格が違う。時間的にムングンファ号しかなかったので、ひとり2500ｗ（約180円）払いチケット購入。約30分で釜田に着きます。タクシーよりずっと安くてずっと早い。機張へ行くときはぜひ、時刻表を事前に調べておきましょう。不思議なことに、改札もなく、チケットを購入して出発までの間、駅の外やらフラフラして、時間になったらホームへ。降りる時も、改札に箱が置いてあって、みんなそこへポンポンチケットを入れるだけだったので、私はそのまま持って帰りました。案の定、電車に乗ると、タダ乗りと思われる人たちが・・・。座席は全席指定なのに、立っている人たちがいっぱい。帰りの電車では反対側の窓から海が見えたりして、スーパーで買いこんだチルドコーヒーを飲みながらショートトリップを楽しみました。

11回目の釜山旅行～２日目～朝食バイキング

２日目の朝は釜山１１回目にして初めてのロッテホテルでの朝食。彼氏と一緒でないときは南浦洞の安いホテルに泊まるので、朝食場所には事欠かない。おいしいお店がいくつもあるし、チャガルチでも食べられる。でも、西面や海雲台に泊まると朝食場所に困る。大体、釜山の食堂って中が見えないので営業中かどうかわからないことが多い。釜山留学中もこれでいつも困り、最終的にはほとんど毎日、同じお店で朝食をとってたっけ。今回は円高だし、彼氏のVIPカードで割引にもなるし、たまにはホテルの朝食バイキングを利用してみようということになった。確か、25,000W（1800円くらい）でカード割引が５％くらいかな。しかし、さらに消費税とサービス税がかかる！！高すぎる。そして、サービスが全くなっていない。料理もおいしくないし、種類も少ない。もう2度と利用しないと思う。海雲台のパラダイスホテルに泊まった時も朝食バイキングを1度利用したが、ここも最低だったなぁ。さて、私は他の国でも朝食バイキングを利用したことがあります。・北京・・・修学旅行で行きました。他のレストランの食事がまずくて（400人以上の修学旅行の団体相手だから仕方ない）ホテルの朝食だけが唯一1日に食べることができる食事でした。・ハワイ・・・いくつかのホテルを回りましたがどこもはずれがない。和食ですらいたって普通においしく食べられる。・クアラルンプール・・・いくつかのホテルの朝食バイキングを利用しましたが「マンダリンオリエンタル」ここの朝食が今のところ私の中では一番です。従業員のサービスもよく、種類も豊富でおいしいものがいっぱい。何日間か滞在しましたが、いつも何かしら新しいメニューがあって飽きることがありませんでした。立地の良さとこの朝食のために、クアラルンプールで泊まるならマンダリンオリエンタル！と決めました。というか、マンダリンに泊まりたいがためにクアラルンプールに行きたいねぇと日々話しています。・ランカウイ・・・シェラトンとダタイに泊まりました。　シェラトンに泊まったのはもうかなり前なのですが、朝食バイキングは確か2800円くらいだったかな？マレーシアの物価からしたらあり得ない高さ。当たり外れなく普通。ただ、朝食にピータンがあって、私は生れて初めてのピータンをここで食べました。しかし、朝食に出さなくても・・・。　ダタイは有名な高級リゾートホテル。1泊1室5万円～。朝食バイキングも確か3000円以上したと記憶しています。でも、3000円の価値はないかなぁ。シャンパンとかも置いてあるけど、ねぇ。3泊した内の1日はこのバイキングを利用してみたけど、あとはルームサービスを利用。1人前でも二人で食べて十分おなかいっぱいになるし、テーブルセッティングもきれいにやってくれるので、ダタイでは断然、ルームサービスをお勧めします。詳しくはマレーシアの旅行記をご覧ください。

11回目の釜山旅行～１日目～３

ホットックでおなかいっぱいになって、夜の西面へ夕飯＆飲みに出かけます。彼氏のリクエストはマッコリを飲めるお店。以前、頻繁に釜山に行っている時、地元の飲み友達ができて、その時にマッコリを飲めるお店に連れて行ってもらい、マッコリの入っている釜にサイダーを入れて飲む飲み方がとってもおいしかったんです。その後、友達も就職したり引っ越したりで連絡が取れなくなり、自分たちだけではなかなかマッコリのあるお店を見つけられないでいたのでした。今回、JR九州が出している本でマッコリを飲めるお店が紹介されていたので、そこへ行ってみました。「山河」というお店でちょっとわかりにくいところにあります。裏通りのビルの地下・・・。入ってみるとかなり薄暗い照明でお店の中はそんなに広くありませんが、若い人たちが酔っ払って楽しそうに大声で話しています。座敷もありますが満席で、かろうじて空いていたテーブル席に通されました。メニューを見ると伝統酒の種類がとっても豊富です。日本では居酒屋に行っても、焼肉屋に行っても大抵、ビール・日本酒・焼酎・サワーが飲めますが、韓国では大抵、ビールと焼酎くらいしかありません。そういえばサワーとかないなぁ。で、マッコリやトンドン酒などの伝統酒が飲みたければ伝統居酒屋と呼ばれるお店に行かなければなかなか飲むことができないのです。あと、カクテルならバーとか。メニューにビールはありませんでしたが、「ビールないの？」と聞くと「あるよ」と言って持って来てくれました。お通しは噂には聞いていましたが巨大な卵焼きというか、オムレツとサラダ。このサラダのドレッシングがおいしい。どの店でもこの系統のドレッシングがかかっていて、それぞれちょっとずつ違う。後でロッテの食品売り場に行ったらヨーグルトドレッシングが種類豊富に売られていたのでたぶん、ヨーグルトドレッシングだったんだと思う。お店には夕飯を食べて、飲みで行きたかったんだけど、ホットックでおなかもいっぱいだし、夕飯を兼ねてということで、オムレツだけでもおなかいっぱいになりそうだったけど、海鮮パジョン（ねぎのお好み焼き　パ＝ねぎ）【韓国語の発音　ヘンムルパジョン】烏賊の辛いため【韓国語の発音　オッジンオプルコギ　このお店ではプルコギと表記されていましたが、他のお店では　オッジンオポックンパッ　のことが多いかな】とにかく店が暗いので写真があまりよくなくてごめんなさい。しかも、烏賊の辛いためが出てくるのが超遅くて（途中で聞いたら厨房にオーダー通すのを忘れていたとのこと）もう、この頃には結構、酔いが回ってて、シャッター押す手も怪しげ・・・。料理はどちらも大満足のおいしさ。そして、量が多い・・・それぞれ確か1万ウォン（約700円）くらい。そして、メインのマッコリ。このような釜に入って出てきます。2リットルくらいかなぁ。そこに別途サイダーをオーダーして、まぜて飲むのがおいしい。まぜなくてもおいしいけど。噂によるとかなり強いお酒らしいけど、全然そんな感じがしなくてガンガン飲んでしまいます。以前は二人で日本酒5合瓶をあっという間に空けたり、ラムをロックで1リットル飲んだりとお酒に強かった私たちですが、ここ数年、めっきり飲まなくなって、週に３５０ｍｌのビールを二人で1本とか。以前の私たちならこのマッコリ全部飲めたんだろうけど、ハイペースで飲んでも飲んでも底が見えてこず、負けました・・・。あぁ、おなかいっぱいだし、結構飲んだなぁと思ったけど、会計では3万W丁度（2,100円くらい）。☆マッコリ　　　　　６０００W☆海鮮パジョン　　１００００W☆烏賊の辛いため　１００００W☆サイダーとビール　４０００W（メニューにないので、逆算したらこれくらい）安くておいしくて超大満足。ただし、日本語・英語とも全く通じない＆メニューは韓国語のみです。でも、韓国行きの船または飛行機の中で韓国語の読み方をちょこっと覚えて、あとはお目当ての食べ物やメニューの名前を覚えておけば大丈夫だと思います。Let's Try!!おうちでマッコリ飲みたい方は↓

11回目の釜山旅行～１日目～２

お得でおいしいランチを頂いた後は、１１回目の釜山とは言え、恒例の国際市場散策。何にも買わないんだけどね。国際市場の中にシンチャントーストというのがあって、彼氏がランチ食べたばっかりだって言うのに食べるんだって。すっごく場所が分かりにくくて、歩き回って探している内にちょっと小腹も空いていいかんじ。場所は、大きめサイズの服を売っているエリアの近くで、まさかこんなとこで食べ物屋なんてないよって感じのとこです。おじちゃんが手際よく鉄板でトーストを作ってくれて、見ていて飽きません。オーダーしたのはスペシャルという２０００W（この日のレートで１４２円）。パンの焼き加減が。韓国料理に飽きたら是非どうぞ地下鉄で今回泊まる西面のロッテホテルへ。あれ？部屋がいつもより広い？バスルームってこんなに広かったっけ？？聞くと、今回旅行代を出してくれて船の手配、ホテルの手配もしてくれた彼氏がデラックスルームにしてくれてました。「円高で安かったから」って。私が手配したら間違いなく一番安い部屋を予約してるところだ。高級ホテルにしか泊らないという彼氏と旅行する時以外は安ホテルにしか泊らない私。今回、久々にロッテホテルに泊まってみて、「あぁやっぱ、ロッテいいわ！」と思いました。今回は円高のため免税店ショッピングが目当てだったから、尚更。敷地内に免税店もデパートもあって、外に出ずにお買い物ができる。素敵。チェックイン後すぐに免税店へ。お目当ての商品がなかったので、デパートの方も探したら、免税じゃないのに円高の影響で日本で買うよりずっとお得！！彼氏は免税店で２０００＄以上買い物をしたからということで、VIP会員というのに加入。VIPカードを持っていると、免税店で割引サービスが受けられたり、ロッテホテルが３０％オフで宿泊できたりと特典がいっぱい。そんなカードがあるなんて知らなかったー。ただし、ここで注意。今までのように１＄が１００円以上だと２０００＄のお買い物をすると２０万円を超えてしまいます。すると、日本の税関で課税されちゃいます！！今回は１＄９０円程度だったので、免税範囲でGOOD!部屋に戻ったり、免税店に何度も戻ったり、デパートに行ったりして夕飯までの時間を過ごしました。さて、夕飯の前に・・・私たちの大好きなホットック屋巡り。ロッテホテルのそばに有名なホットック屋があって、今まで何度も足を運んだけれど、時間が早かったからかなかなか見つけられなかったのです。今回は無事発見！ホテル玄関を出てデパート側へ歩き、大きな地球のモニュメントを右へ。駐車場に沿ってポジャンマチャと呼ばれる座って食べる屋台が並ぶあたりに、２件並んであります。私たちはもちろん両方食べました。２個ずつ食べて、さらに先週彼氏が訪韓したときに見つけたというお気に入りのホットック屋へも行きました。夕飯前におなかいっぱい！！ちなみにどれも５００W（３５円）。ホットック屋さんは夏は少ないので、いろんなホットックを食べたい人はぜひ、冬に行ってくださいね。

１１回目の釜山旅行～１日目～

２００９年１月２日から２泊３日で釜山に行ってきました。９時博多港発の高速船ビートルで約３時間。久しぶりの釜山です。到着してすぐ、地下鉄に乗りチャガルチ市場へ。お目当てはデジチョバッフェッチッというお店。チャガルチ市場は新鮮なお魚がいっぱいだけど、とにかく高いし、ぼったくりも多い。以前、市場で食べた時もかなりやられただから今回は、このお店に決定。最初、古い建物の方へ行ってしまい、食堂のおばちゃんたちに、「あの店は潰れた」と嘘つかれたりしたけど、新しい建物の中に無事、発見。メニューに定食は載ってなかったけど、「ジョンシック！（定食）」というと出してくれました。あとから、プサンナビを見ると「ランチ！」で通じるみたい。さて、出てきたメニューは・・・塩辛が超おいしい！！大きい唐辛子は辛くなくてみずみずしくっておいしいんだけど、ハバネロと思われる小さい唐辛子は目玉が飛び出そうに辛い！！唐辛子はこの薬味をつけて食べる。真ん中の黄色いの南瓜と思って口に入れたら桃の缶詰だった！！まずはお魚関係盛り合わせ。綺麗に盛り付けてくれてます。冷凍鮪、ゆで海老はいいとしましょう。生牡蠣・・・大好きだけど、韓国で食べるのは多少勇気が要ります。が、私は食べましたよ！大丈夫でした。彼氏はどうしようかと悩んでいる間に下げられちゃいました。何かの貝となにか得体のしれない怖いものは、もーどうしようかかなり悩みました。貝は水っぽくて味はほとんどないかな。得体のしれない怖いものはグネグネずーっと動いてて、かなり長い間、放置してたんだけど、もう動かなくなったかなと思って、醤油をかけるとのたうち回って動き出す始末。怖いったらありゃしない。でも、私、旅行に行って現地の人が食べるものを「怖くて食べられなかった」なんて決して言いたくない。とりあえず、旅行に行ったら何でも口に入れるが信条。しかし、さすがに怖いので野菜にキムチやご飯を入れてそこにこの得体のしれないものを入れて食べました。舌に触れないように気をつけても、コリコリヌルヌルと舌に当たるはぁぁぁぁ。かなり怖かったぁぁぁ。これが前菜の全景。お寿司まで付いてます。次はお刺身。スズキと鯛かな？写真を見て、違うよーって方いらっしゃったら教えてくださいな。私が勝手にスズキと思っている右側の白いお魚、かなりおいしかった！日本ではスズキって高級魚ですよね？これ、メウンタンというお鍋。もう、最高においしい！あまりのおいしさに写真を撮るのを忘れて食べまくった後の写真。食べ残しでごめんなさい。めっちゃからいけど、太刀魚から最高にいい出汁が出てて、癖になります。このメウンタンと御飯が出てきて、定食は終了。御飯が出てきたときに、キムチを食べてしまっていたので、お願いしなくてもキムチをまた持って来てくれました！これで９０００W!この日のレートで計算すると約６５０円！感動的