こういうとき、男なら誰しもが口に出すのが、孔子ですね。
50歳は「五十になって天命(人間の力を超えた運命)をわきまえ」とあります。
まあ今は人生80年時代ともいわれていますので、
これをその通り当てはめるのも、どうかと言う人もいます。
年をとるといえば、「隠居」という言葉が頭をよぎってきますが、
これを英語で言うと「カントリー・ジェントルマン」といい、
お隣では「陸沈」というそうです。
落語ではありませんが「横丁の隠居」という存在、
横丁の若い者からふだんは役立たずの年寄り扱いされているのに、
何かあったら、誰もがまっさきに相談に行く。
そんな「隠居」は中国で言う「陸沈」という言葉にふさわしく、
海に沈むのは誰でもできるが、陸に沈むのは難しい。
誰もが「横丁の隠居」になれるわけではない。
と、ある高名な評論かが言ってましたっけ。
とにかく「隠居」の最たる見本には「伊能忠敬」が挙げられるでしょう。
彼は養子で入った家の家業を盛んにしたあと、隠居。
その隠居時代に地図づくりを仕事にして、世の役に立ったのですから。
人生二毛作。
どんなタネを植えるのか、50歳から準備すれば、成功間違いなし?