Dの日記

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2006.06.20
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カテゴリ: 表現
先日、ある人が作った「カセット付ブックレット」を見せてもらった。
その人が最初に開いて見せてくれたページの中央に描かれたヒトを見て、
僕は思わず、「あ、それ、俺や!」と言ってしまった。

作者を目の前にして、その人の作品なのに。思えばあつかましい感想ではないか。

でも、まさしくそれは僕だったのだ。


そして、次に自動的に僕の胸から糸が出て、それと繋がった。
エネルギーをダウンロード出来ただろうか。

時折、僕は自分の胸の中にそのヒトが居るかどうか確認してみる。


あれは、僕なのに、僕だったのに。

なんて弱かったんだろう。
あの僕が、あの絵みたいに出来なかった。

あれは僕だった。
あんな風で居るために、ここに来たのに、
気がつかなかった、全然わからなかった、何もしなかった。

出来なくなってしまっていた。もうずいぶん時間が経った。


全部自分でそうしてしまったのだけど、だけど、辛すぎる。

あの自分に会うためには、あの絵を見せてもらうしかなくなっていた。

そう思って、泣いた。



もしかすると、けっこう珍しい人なのだろうか?自分は。
本当に、僕があの絵の人のままなのだとしたら。

知らなかったよ。きずかなかったよ。




***

愛と美しさを表現するために、何故かなしさと対比させる必要があったのか?
残酷な事をしてくれた。
20年も前から好きだった映画が、今、痛みをもたらす。


僕は映画なんか作りたくは無い。
せいぜい3分間の音楽付映像で、いい。
対比させる必要が無いから。





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Last updated  2006.06.21 19:38:17
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