助詞はそれ一語だけで使われることはなく、必ず他の語に伴った形で使われる(中略)。一般には、構造助詞、動態助詞(時態助詞)(筆者追記:アスペクト助詞と呼ぶこともある)、語気助詞の3種類を助詞としている。 1 構造助詞 構造助詞は文の成分間の文法的なつながりを表す(中略)”的”、”地”、”得”、”所”などがある。 a 的 de ”的”は名詞の表現に細かい具体的な説明をつける時に用いられる。たとえば、
b 地 de ”地”は動詞・形容詞の表現に細かい具体的な説明をつける時に用いられる。たとえば、 高高興興地去打球/喜んでボール遊びに行く。(中略) c 得 de ”得”には程度補語(様態補語)の表現を組み立てるのに用いられるものと、可能補語の表現を組み立てるのに用いられるものとがある。 1)程度補語(様態補語)の場合 他的中文講得很出色/彼の話す中国語はとてもすばらしい。(中略) 2)可能補語の場合 看得見/目に見える(中略)否定は不。看不見/目に見えない。 2 動態助詞(時態助詞) 動態助詞は動詞の直後に用いられ、動作や状態について、それが完了した段階にあるか、持続・進行中にあるかといった細かい様態にまで踏みこんで表現する語である。(中略)
”了”は動作・状態が実現して一定の完了の段階にまで達したことを表す。 他擦着ca1zhao2了一根火柴huo3chai2。彼はマッチを1本すってつけた。(中略) b 着 zhe ”着”は動作・状態が進行している、あるいは持続している段階にあることを表す。 我注意地看着/私は気をつけて見ていた。(中略)
さらにne(口尼)は他の単語と呼応して、下記のように、事実を相手に確認させたり、やや誇張の語調を含む働きがある。 a 可+形容詞+(口尼):今天可冷(口尼)/今日はとても寒いですね。 b 才+動詞+(口尼):百貨公司九点才開門(口尼)/デパートは9時にならないと店を開けないよ。 c (還:しんにょうに不)+動詞+(口尼):都八点了,他還睡(口尼)/もう8時だというのに彼はまだ眠っている。