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「I氏の御書講義」(御書=鎌倉時代の日蓮大聖人の御手紙等をまとめた書)
「生死一大事血脈抄」~師弟不二
(昨日のつづき~)
〔通解〕
日蓮は、日本国の一切衆生に法華経を信じさせて、
仏に成る血脈を継がせようとしているのに、
かえって日蓮を種々の難にあわせ、
揚げ句の果ては、
この島(佐渡)まで流罪した。
ところが、あなた(最蓮坊)は、日蓮の弟子となって付き従い、
また難にあわれている。
その心中が思いやられて、心を痛めています。
金は大火(たいか)にも焼けず、大水(たいすい)にも流されず、
朽ちることがない。
鉄は水にも火にも、ともに耐えることができない。
賢人は金のようであり、
愚人は鉄のようである。
あなたが、どうして真金でないことがあろうか。
法華経の金を持つゆえであろう。
法華経「あらゆる山の中で、須弥山(しゅみせん)が第一である。
この法華経のまた、一切経の中で第一である」(薬王菩薩品第23)とある。
また「火も焼くことができず、
水も漂わすことができない」(同)と説かれている。
あなたは、過去の宿縁に運ばれて、今度、日蓮の弟子と
なられたのであろうか。
釈迦仏・多宝如来こそ、ご存じであると思われる。
「いたるところの諸仏の国土に、常に師とともに生まれる」(化城喩品第7)との
経文は、決して、嘘ではあるまい。
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