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2011.05.13
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カテゴリ: 加瀬亮

テーマ変更・カテゴリ移動ほか、必要に応じて加筆修正しています・・・
懐かしい記事も多々ありますが、当時を思い起こして、
暖かい目で見てください・・・・



先日、地上波初登場でしたねー
前に録画したんだけど、見る暇が無いままで、結局このOA見ちゃった。

おとうと       dvd0272
(2010年「おとうと」製作委員会)
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、平松恵美子


あらすじ
東京の私鉄沿線、商店街の一角にある高野薬局。
夫を早くに亡くした高野吟子( 吉永小百合 )は、女手ひとつで
一人娘の小春( 蒼井優 )を育てながら、義母の絹代( 加藤治子 )との
三人で暮らしている。小春とエリート医師との結婚が決まり、
一家は幸せの頂点にあった。結婚式の前日、吟子は宛先不明で戻ってきた
招待状を受け取る。大阪で役者をしているはずの弟、
鉄郎( 笑福亭鶴瓶 )に宛てたもので、酒を飲んで大暴れした
吟子の夫の十三回忌を最後に音信不通になっていた。
小春の式の当日。和やかに始まった披露宴の途中、
羽織袴の鉄郎が汗だくになって現れる。吟子の兄、庄平( 小林稔侍 )に
酒を飲むなと強く釘を刺されるが、我慢できたのは最初の数十分だけ。
若者に交じって酒を一気飲み、マイクを独占し会場を練り歩いて浪曲を披露、
あげくはテーブルをひっくり返す始末。
新郎の両親にさんざん文句を言われた庄平は、鉄郎と縁を切ると宣言する。
翌朝、吟子は鉄郎に、大阪に帰る電車賃をそっと渡し見送った……。
一方、小春の結婚生活は長くは続かなかった。育った環境の違い、夫の多忙、
そしておそらくは鉄郎の件も。やがて離婚が成立、再び高野家で
三人暮らしが始まる。
ある夏の日、鉄郎の恋人だというひとみという女性( キムラ緑子 )が
高野薬局にやってきた。
鉄郎直筆の借用書を見せ、鉄郎と連絡が取れず困惑する彼女を哀れに思い、
吟子はなけなしの預金を引き出すと全額を手渡す。
ほどなく、鉄郎が東京に現れた。吟子の様子から全てを察した鉄郎は
言い訳をするが、その不誠実な言動に、吟子は鉄郎との絶縁を言い渡す。
それ以来、鉄郎の消息はぷっつりと途絶えてしまった。
その後、高野家では鉄郎のことが話題に上がることもなくなっていたが、
吟子は密かに大阪の警察に捜索願を出していた。
そんな中、鉄郎が救急車で病院に運ばれたという連絡が入る。
吟子は急遽大阪に向かうが、鉄郎の身体中にガンが転移、
余命数ヶ月との報告を受ける……。


まあ、前半は、        dvd-ci0652
鉄郎が小春の結婚式をぶちこわしてしまったりで
なんとなくいたたまれない気がして・・・かなりさらっと見てしまった
やっぱりこんな親戚がいるとなると、相手もちょっと不審に思ってしまうだろうし
自分も娘をそういう家に嫁がせたくない気持ちになるし、、、、
とかいろいろ考えてしまいました。


結局、 加瀬亮 目当てで見てるんで、結構流しながらの前半です
でも、登場したのはわりと後半です。しかも正味20分もない・・・かな

結局離婚して出戻ってきた小春の、   kase03
街の幼馴染で、大工として働く亨です。
ある日、小春がぼーっと店番をしていた高野薬局にやってきて
おばさん(吟子)に頼まれたから、と戸の立て付けを直しにくるわけね。
会うのは久しぶりな様子の二人だけど、そこは幼馴染、
変に気を使うこともなく、自然な感じがいい。


加瀬亮の職人姿は、 ドラマありふれた奇跡 の左官屋さんに続いて、で
妙に様になってるというか・・・
でも、左官屋の翔太はちょっと押しが弱いというか気が弱い部分もあったけど
亨は結構小春をしっかり引っ張っていくタイプ。

kase02 kase04

冒頭の大工の仕事を語る所は、しっかり仕事をしているんだな、
ということがとてもわかるし、その後ちょくちょく家のことを手伝いに来たり
小春の歯医者の送り迎えをさらっとしてあげたり、一緒に花火を見に行ったり
すこしづつ小春との距離は縮まっている様子。

kase05   ふとしたことで、バツイチだからって
小春の人格まで変わるわけがない、と言い切って、いわゆる告白?
出戻ったと知って、ホントはやったー!って思った、、、、と帰り際に言うわけ。
小春はびっくりするけど、何かとフォローしてくれて距離も近くなっていた分、
素直に嬉しそうな顔を見せて、雪のなか追いかけていくんですが、
それ以上の描写はないんですなー

でも、鉄郎の世話をしに         kase06
吟子が大阪にいる夜、今度は仕事着ではなく私服で小春と家にいて
電話をしている小春のそばで新聞を読んでいるので、、、多分気持ちはもう
通じ合っていて、個人的に行き来する仲になっていたんでしょうね。

鉄郎がもう危篤状態と吟子に聞き、大阪に行くかどうか迷う小春に、
それは自分で決めることだ、と促したりするとか、、、

それでいて、ちゃんと大阪まで送って    kase07
何も言わずに一緒に鉄郎を看取ってくれたり、なかなか懐の深い役です。
車で大阪まで送る、と言われて素直に喜び亨に抱きつく小春に、
ちゃんと寝ないでナビしてよ、と言うところも、デレデレしてなくて
しっかりしていて高感度大っ

小春は亨さん、と呼んでいたので、少し年上なのかな?
最後は具体的な描写はなくて、商店街の丸山( 笹野高史 )や遠藤( 森本レオ )が
お祝いを持ってきてくれたことで、はっきりと亨と再婚する、と言うことが
わかるわけです。

前半は、 dvd-ci0653  鉄郎が要するに・・・
すごいウザキャラっていうのかな、見てるのも辛いんですが
いざ大阪のホスピスで余命いくばくも無い、ということがわかると
献身的に世話をする吟子に、なんで姉弟といってもそこまで???
という気持ちもわくんですよ、正直・・・
それでも、やっと小春が到着して、みんなに看取られて息を引き取ると
うるうるうるーーー・・・ってなってしまいました

ホスピスの職員小宮山( 小日向文世 )や千秋( 石田ゆり子 )の
最後にかけることばもなんか泣けちゃって。


最初は、随分丁寧にしゃべる吟子とか小春の言葉遣いに
少し違和感もあったりしたけど、、、、
すごく家族のあり方にこだわりと言うか、
なんかどこか忘れかけてる形というか・・・

吟子と鉄郎の関係性と、境遇が違うけれども、
自分が女手ひとつで娘を育て店を切り盛りする立場で、しかも
お姑さんとも同居していて、という立場だったら
肉親の弟であっても吟子のように面倒を見ることが出来るんだろうか、
そう思うとね・・・無理な気がして。

私には愛情が欠落しているのかもしれないけど、
それにしたって吟子の愛情は本当に大きくて
それが吉永小百合さん本来のお人柄ととても重なって見えて
なんとも切なかったです。

昔ながらの人情モノ、という作品は苦手かも、 なんて
見る前は思ったけど・・・それでも寅さんもかなりの数を楽しんでみてるし
やっぱり山田監督の世界は引き込まれるものがあったなあ、と思います。


ベルリン映画祭のクロージング作品を飾った本作は、
1960年作品・おとうと を撮った 市川崑監督 に捧げられています。
エンドクレジットでも出てきます。
病に倒れた弟に姉が鍋焼きうどんを食べさせるシーンと
ふたりがリボンで手をつないで眠るシーンがオマージュとして
反復されているそうです。


人と人、家族のつながりなど、人間の本質を問われている今だからこそ
いろいろ考えさせられることが多かったかも。





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Last updated  2011.05.26 13:33:14
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