美作的日々

以前見たとき
その後は興味があるときに見ています。

旅のチカラ
NHKーBSプレミアム
木曜日21:00～
木曜日08:00～（再）
先週木曜日（10日）のOA分です。
この前も書いたけど、タイムスクープハンター見てるので
彼のことは毎週見るというか・・・
なので、ちょっと興味があって。
砂漠の狩人に人生を聞く　　
～要潤　ナミビア～
「仮面ライダー」でデビューし“イケメンヒーロー”ブームに火をつけた
俳優・ 要潤 。どんな役にもがむしゃらに挑戦してきたが、
３０代を迎え「より奥深い役者」を目指したいと思い始めた。
アフリカ南西部・しゃく熱のナミビアへ向かい、
“砂漠の狩人”サン族と伝統的な野生動物の猟を体験。
自分とは全く違う世界と時間を生きる、
同世代の腕利きハンター・ガオさんと人生を語り合い、
３０代をどう生きるべきか自らに問いかける。

といったものでした。

　最初の頃の、このライダー姿は知らない。
ナニをはじめてみたか忘れたけど、気がついたら毎クール何かのドラマに出てる、
そういうイメージがあります。
確かに時代劇もコメディも、クールな役も悪役も、、、かなりバラエティに富んだ
役柄こなしてますよねえ・・・
印象としては、歯並び良くしてから売れてきた感じがする・・・

ナミビアのサン族は、
続けていますが、現代化の波はやはり押し寄せていて、現金収入のために
民族的な商品を作って村で売っていたりもします。
狩に出かける男たちも、ほんの数名で、他は出稼ぎに出ているのだとか。

しかし、その狩猟生活がない生活は考えられない、と村で狩を続ける男性は
静かに話していました。

日本とナミビアの砂漠・・・
互いの生活を理解は出来ないかもしれないけれども、
その世界の中で毎日をしっかり生きていくのは
人間の原点のような気がして・・・雨が降ったら遊んで過ごす、とか
獲物が獲れなければ木の実を食べるとか、獲物をしとめれば
どんなに小さい獲物でも村全体で分けて食べるとか・・・
自然に合わせて生活のペースをかえ、こんな美しい夕暮れを見ることが出来る、
そんな生活は、とても豊かなものかもしれません。

とても当たり前のシンプルなことかもしれないけど
人類の多くが忘れている生活なのかも。
不便なこともたくさんあるだろうけれども、　
もしかしたらとても幸せなのかな、なんて気がします。

ほんの１週間ほど、意思の疎通は二重の通訳を介して、でしたが
面倒を見てくれていたガオさんは、最後に要潤に矢をくれました。
日本人は、人をもてなす文化がある、といわれますが
世界中のいろいろなところには、こうした心優しく穏やかで
別れ際には何か持たせてくれる、という人たちは、実はたくさんいますよね。

狩猟を糧にしてるけど、決して血気盛んではなくて
なんかユーモラスでもある・・・・不思議な民族でした。
ウル○ンほど、お涙頂戴じゃないけど、
異文化にふれるのは、決して無駄じゃないなーって
改めて思ったりしました。
せっかく旅したんだから、何か得るもの感じるものを、
今後の役者生活にも活かしてくれたらいいですね。