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2018.05.28
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カテゴリ: 加瀬亮
​​​​くくりは加瀬亮であげます
久々にスクリーンで見たので、テンション上がったし

金曜日の鑑賞ですー


​モリのいる場所​   dvd-ci0833
(2017年「モリのいる場所」製作委員会)
監督:沖田修一
脚本:沖田修一


​あらすじ​

守一の描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。
>守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。
普段、守一は妻の秀子と二人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。
守一を撮ることに情熱を燃やす若い写真家の藤田くん、
看板を書いてもらいたい温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、
郵便屋さんや画商や近所の人々、そして、得体の知れない男・・・。
今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。


​​​冒頭は、自分で見に行ったのにもかかわらず
環境映画みたいでうっかり気を失いかけた

舞台は昭和49年。dvd-ci0834
結婚52年目、画家の熊谷守一=モリ。
94歳のモリは、30年間ほとんど家の外に出ることなく、
庭のちいさな生命たちを眺め、毎晩学校と呼ぶ自宅画室で絵を描いていた。

なので、描かれているのはすでに高名な画家となってからの、
本当に晩年のことになります。

最初、しっかりと身支度をして出かけていく先がどこなのか、
よくわからなかったのですが、実は自宅の庭。

dvd-ci0839 でもそこは、宇宙のように
広大で発見に満ちた、特別な空間のようでした。
深く掘った穴の中にある”池”にメダカがいたり、どこか大きな公園なのかと思った。

熊谷守一ご本人はしらないけれども、
山崎努さんの飄々とした風貌と言動が、ああ、こういう人だったのかな、
と彷彿させてくれます。

dvd-ci0835 高名な画家となっていたので

昭和の頃の、、、サザエさん宅というか、、、、そんなことをちらっと思い出した。
もちろん、その名声にたかりたい人も含まれていたのだろうけど
なんせ、妻の秀子(樹木希林)も、姪の美恵(池谷のぶえ)も
モリの扱いも来客の扱いも手慣れたもの。
それがまた、やたらとおかしかった。

dvd-ci0836 なんといっても
樹木希林さんでしょー

モリ以上に飄々と、dvd-ci0837日々の生活を
しっかり支えてるんだが
さばさばと、、、の絶妙具合が面白い。
なんか、ジュリーーーっって言いだしそうな、ばーちゃんっぷりだった(古い)

パンフのキャスト紹介にでてないんだが、
終盤、モリが文化勲章?的なものを打診されたのだが、
いらない、というので秀子も、いらないそうですー(ガチャ)と電話を切るシーンがあり
もうその、サバサバっぷりがおかしくて。
がちゃっって電話きられた、打診してきた宮内庁??かどこかの担当者=嶋田久作の
呆然っぷりにも笑えた。

で、見たかったのはdvd-ci0838
もちろん加瀬亮
久々にスクリーンで見た~
熊谷宅に毎日のように出入りする、写真家藤田。
モリの日常の姿を写真に収めているのですが、
とにかく、邪魔をしないように静かにシャッターチャンスをうかがい、
何気ない表情を切り取っている・・・んだけど
たまに、答えに困るようなことをモリに言われて困っちゃう、真面目なカメラマン。
くっついてきた、書生(アシスタント)の鹿島は、
反対にお気楽な今どきの?若者タイプ。
でも、藤田には逆らえず、また結局真面目なのか、
やはりモリの言動に???ながらも真剣に向き合う感じが
なんかほほえましいというか。
この役者さん、初めて見たけどいい感じでした。

加瀬亮は、最近ずっと短髪だけど、
相変わらず眼鏡が似合うし、華奢な優男風がやっぱいい
昭和なカメラマンの風貌も似あっていた。


熊谷守一氏の絵は、 dvd-ci0840
こうしてみてみれば、なんとなく知っている気もしますが
ほとんどわからなかったので新鮮でした。

この映画は、沖田監督が別の作品で山崎氏と撮影していた際に
守一という画家のことを聞き、それがきっかけだったそうです。
モリと秀子、来客たちでドリフターズの話をしてる時にたらいが落ちてきたり、
三上博史がめちゃシュールな役どころだったり、
時々本編の流れとは毛色の違う描写があるんだけど
それは監督が敷居を低くしたくてやったそうです。
さすがに、三上博史のくだりは、シュールすぎて驚いたが


とにかく、このような芸術家がいた、ということや
庭と家の美術的な面白さ・美しさとか
ちょこちょこ出てくるキャラクターと役者の面白さとか
予想より楽しめたかなー、と思います。

金曜日で会員割引デーたったからか
結構混んでました。
そして年配者が多かったのだが、ガサガサうるさくてちょっとイラっとしました
年寄の映画鑑賞のマナーは、何度か閉口したことがあるけど
今回もちょっとそうだった・・・
やれやれ。



池袋モンパルナスそぞろ歩き 熊谷守一篇 (「池袋モンパルナス」叢書) (単行本・ムック) / 尾崎眞人/編・監修


仙人と呼ばれた男 画家・熊谷守一の生涯 / 田村祥蔵 【本】


もっと知りたい熊谷守一 生涯と作品


いのちへのまなざし熊谷守一評伝


熊谷守一 「野の花」 リトグラフ


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Last updated  2018.05.28 02:18:51
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