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2019.06.30
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カテゴリ: 加瀬亮

​​​​​久々に、加瀬亮出演作を映画館で鑑賞。
加瀬亮×黒沢清監督
5度目のタッグ、です。
過去4作品は、
ドラマ「学校の怪談 物の怪(け)スペシャル」の「花子さん」
映画「アカルイミライ」、「叫」
ドラマ「贖罪」
となっていますね。
学校の怪談以外は見てますー


​旅のおわり 世界のはじまり​ c-book0450
(2019年「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO)
監督:黒沢清
脚本:黒沢清

​あらすじ​    c-book0451
​葉子( 前田敦子 )は舞台で歌うことを夢見ながら、​
テレビ番組のリポーターの仕事をこなしていた。
​彼女は番組スタッフ( 加瀬亮、染谷将太、柄本時生 )たちと、​
かつてシルクロードの中心として繁栄した土地を訪問する。
旅の目的は湖に生息するといわれる“幻の怪魚”を探すことだったが、
異国の地での撮影は思い通りに進まなかった。

インタビューで読んだんですが、    c-book0454
今までの黒沢作品に出てる加瀬さんって、
結構よくわかんない、妙な?役のイメージで、
監督もそういう役を振っていたらしいんだけど
今回は職人気質な、まっとうな?カメラマン岩尾役。
ちょっと新鮮かも。
加瀬さん本人も、まっとうな人の役でびっくりした、らしい

全編、日本人役者は4人、そして現地通訳兼コーディネーター役の
アディズ・ラジャボフ さんという、ほぼ5名の登場人物。このかたは、
ウズベキスタン生まれの国民的人気を博す役者さんです。

c-book0452  幻の怪魚を探しに行くものの、
全然仕掛けにかからず、延々撮影しても岩尾によれば撮れ高は1分半、と言われ
町へネタを探しに出かけては、撮影する5人。
でも、現地の人たちの感覚とどうしてもズレがあって、
ディレクターの吉岡(染谷将太)はスケジュールや撮れ高を気にして、イライラしがち。
葉子は、自分でメイク道具に着替えをもって、みんなと共に街中を移動して歩き、
没ネタになるかもしれない撮影を延々するんだよね。
なんか、こういうロケものって、こんな感じなのかな・・・なんて
いたたまれない気持ちになったりして。

葉子は、英語も満足に話せないのに  c-book0453
一人でガンガン街中に出掛けて行っちゃうんだよね、
現地の男性ばっかの乗り合いバスとか乗っちゃって。

不安そうな表情なのに、  c-book0455
一人で行動するのが、なんか違和感があった、っちゃーあった・・・
しかも、イスラム圏なのに足を出した服装で、一人出歩くときは
ヒジャーブ的なものもしてないので、大丈夫か??って思っちゃう。
実際、撮影がカメラ遠目、のことが何度もあって、
てことは街中に前田敦子一人状態、ってことなんだけど
そういう意味では、ホント根性あるなーって感心しました。
素な感じがとても出てた。

c-book0458  葉子は、本当は歌を歌いたくて、
レポーターはその資金稼ぎ、という割り切りがあるのか
過酷な取材(公園の、手作り遊具みたいなので、360度回転、を3回も繰り返す)も
言われれば淡々とこなしてて、すごくビジネスライク、というか表情も乏しい。
それでも、ちゃんと撮れるまで繰り返しレポートするところは​

​​​すごいプロ根性がある。
作品自体は、撮影クルーとレポーターを追いかけてるんだけど
合間合間で葉子がうろうろしたり、迷ったりするから
ロードムービーみたいな、ドキュメンタリーみたいなテイストになってる。

岩尾も、納得いかないと   c-book0456
場所やアングル変えて何度も撮影する、ちょっととっつきにくい感じのカメラマンだけど
終盤、吉岡や佐々木(柄本時生)が仕事の都合で一旦帰国してしまい
葉子と二人になるんだけど、葉子の頑張りもあって
とにかく撮影は続ける。葉子の根性もすごい。
ちょっとしたきっかけで、葉子が本当は歌いたい、ということを聞き、
少し接し方が変わった感じがする。
おそらく、岩尾も現状に納得してないような、でも仕事だからこなしてる、
そんな感じがあって、本来はやりたいことがある、そんな部分が
葉子と通じるものがあったんだろうね。結果的に、葉子をちょっとだけ
アシストしてあげるというか。
市場、自分で撮ってみたら、とハンディカメラを渡してみたり。

c-book0457  市場を撮影してるうちに
クルーとはぐれて、立ち入り禁止場所に入り込んで警察に追われ、
捕まっちゃって、、、ってくだりは、また葉子無鉄砲な・・・って感じで
そこもなんでそういう行動しちゃうんだろ、ってドキドキする。
そういう場面が結構あるんだよね、私的に。
急に迷い込んだ場所で見かけた山羊を自由にしてやりたい、って言い出したり。

でもねえ、最後、ヤギを見かけた c-book0460
その場所で、愛の讃歌をアカペラで歌ったり、
とにかく前田敦子の存在感がスゴイ。
ものすごい体当たり、というか・・・終始、ケータイで連絡をとっていた、
彼氏が事故に巻き込まれたのでは、となったときに、初めて感情をあらわにするんだが
街中を一人うろうろするのも、体当たりレポートも、歌を歌うシーンも、
淡々としてるようで、いつも心に葛藤を抱えているような、
そんな佇まいに、ひたすら感心してしまいました。

先に見た、  c-book0459
町田くんの世界
では、 柄本時生 くん以外のブス会メンツがそろった、Q10再来っ
って役者がそろっていたんだが( 前田敦子、池松壮亮、高畑充希 )、
こっちも見たから、間接的にブス会コンプリート?
町田くんの世界、の前田敦子の役も面白かったけど
これはまた、まったく違った役柄。
オール海外ロケで、過酷だったとは思うけど、すごいなあ、と。

そして、この映画のパンフも、かなり充実していました。
読み物としての記事が多く、きれいな写真も満載。
前田敦子ファンなら、購入してもいいんじゃない、という、
彼女一人の写真ページも充実してると思います。
インタビューも多くて、撮影が1ヶ月、ずっとみんなで行動していた、
結束力の強さ、みたいなものも書いてあって面白かった。

久々にスクリーンの加瀬亮、でしたが(モリのいる場所、以来?)
やっぱいいな、好きなトーン、芝居というか。
紅実も百々椛も、
どんどん推しが増えるじゃん、まだ好きだったの?
なんて言ってくるけど、そりゃしゃーない、一旦好きになったら
結局ずっと見たくなるものなのだよ。



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Last updated  2019.06.30 18:26:53
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