先日、市立病院で息子の下痢の検査をした際に先生に聞いたお話やもらった資料のお話です。
慢性(長引く)下痢のときのニンジン療法
書かれてある事を抜粋します。
乳幼児は下痢症に悩まされることが多い。
特に冬季の嘔吐下痢症(ノロウイルス、重症化しやすいロタウイルス)
夏季の感冒性腸炎(多くは夏風邪を起こすエンテロウイルス属)が流行して
多くの子供たちが数回以上経験される。
他にも細菌性腸炎(O157、サルモネラ、カンピロバクターなど)もあなどれず、
一年中散発しています。
下痢の時は如何にその有症状期間を短くしてあげられるかが重要ですが、
いかんせん乳幼児の場合はその治癒力腸管運動の調節力も弱く、一旦下痢が
はじまると長引く事が常です。そこで、長引く下痢の時の対応法を1つ紹介します。
←「車は急に止まれない」ってよく言いますよね。子供の腸って激しく動きだしたら
自分でも急に止められないそうです。だから、腸の中にもう細菌がいなくなっても、
激しく動いてしまっている腸はなかなか止まってくれず、暫く動いたままなんだそうです。
だから、食べ物が入ってくるともう細菌はいないのに下痢をしてしまう。という事になるみたいです。
うちの息子はまさにこのタイプでした。
【下痢の種類と見分け方】
※下痢が始まり、受診して病原体による下痢症(上記の疾患の類い)と言われた場合のみ!
(他にも先天的な異常やアレルギーなど病原体以外による下痢もあるので自己判断せず、
必ずかかりつけの先生に診てもらって診断を受けましょう!)
<下痢の種類と見分け方>
※下痢が始まり受診して病原体による下痢症と言われた場合のみ!
他にも先天的な異常やアレルギーなど、病原体以外による下痢もあるので
自己判断せずに必ずかかりつけの先生に診てもらって診断を受けましょう!
1:急性下痢
一般的に、不機嫌、発熱、嘔吐、腹痛、下痢を伴い、食欲不振、元気がないなどの
症状が伴います。このような時は病原体が侵入してきて腸管粘膜で増殖している時
で、腸管粘膜が傷害を受けている時です。きちんとした診断と治療薬と食事療法が
必要です。
2:慢性(長引く)下痢→機能性下痢と呼びます。
上記(1)の急性期の書状(発熱、嘔吐、腹痛、不機嫌など)が軽快して、元気も、食欲も
出てきたのに、下痢だけが続く場合の時を「機能性下痢症」と呼んでいます。
色々と整腸剤や下痢止めを変更してもらってもなかなか改善しない状態です。
(一般的には2週間以上続く場合などを指していますが、持続期間より上記症状の軽快と
元気、食欲の復活具合で判断していいでしょう)
【ニンジン療法の目的と効能】
「機能性下痢症」はもう、患児の腸には病原体がいなくなって、腸粘膜の障害も治癒している
のに、急性期の激しい下痢で、腸管運動のリズム(自律神経のバランス、特に副交感神経の
リズム)が狂って激しい下痢の時のままの腸管運動が亢進した状態が続いて、患児の腸は痛くも
痒くもないのに食べ物が入ってくるとすぐに激しい腸運動で下痢状に排泄してしまう状態と考え
てください。この腸の激しいリズムから元のリズムを取り戻すためにわざと消化しにくいニンジンを
与える事により腸が元の通常のリズムを取り戻すと考えられます。
すなわち、いわゆる下痢状態が改善するという仕組みです。
【ニンジン療法の実際】
1)簡易法
ニンジンの皮をむいて大根おろしの様にすりおろします。
それに、小麦粉を混ぜて耳たぶより柔らかい程度(好みのうんちの固さ)に練ります。
少し塩か醤油で味付けして炊くか蒸します。
出来上がった物を大人の親指二本分ぐらい食事の最初に与えます。
これに整腸剤を混ぜてもいいです。
これを食事の際に毎回数日間与えます。ニンジンが腸管の先導役を果たしてうんちが
固くなっていきます。
2)ニンジンペースト法
ニンジン(250g)を皮ごと1~1.5センチぐらいに輪切りして30分前後500CCの水に浸した後
そのまま火に掛け煮えたら弱火にして15分あまり煮込みます。
水分を500CC戻してお塩(1.0~1.5g)で味をととのえます。このニンジンのスープ煮が出来
上がったらミキサーにかけてペースト状にして出来上がりです。
3)ニンジン粥
出汁を入れてお粥を美味しく作り、ニンジンペーストを加えて好みにより薄い味噌味、醤油味にし
ても良い。これを通常の半分ぐらいから食べさせて様子を見ます。
最後に
このニンジン療法は効果がある事が多いですが止めるとまた下痢になることもあります。
その際は再度今度は長めに再開してもらっています。
これが、先生にもらった資料に書かれていた事です。
長かった~~!(汗)
もし、うちの息子と同じような症状がある方は一度主治医の先生に相談して試して
みてください。自己判断はしないでくださいね!
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