ある国語教師の夜の風

2007/02/21
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カテゴリ: 仕事の話





塾生の

作文力は

かなりのものだ



それは

他の塾の

先生が

証明してくれている



なんで



点数がいいの?


って

驚かれる



うちの塾の

かなりの

アドバンテージ

だと思う








作文力を

あげるコツ



まずは

絶対に





むしろ

褒める


褒めまくる



1つの

注意を




20くらい

褒めなければならない




生徒の中で

自分の作文に

自身がある子って

いるんだろうか?




僕は

皆無だと

思う




中学3年生で

自分の作文に

自身を持ってる子なんて

いない




だからこそ

褒めてやらなければ

ならない




作文を

自分から

進んで

書こうなんて

子は

まず

いない




だからこそ

褒めて褒めて

褒めまくって




次を

書かさなきゃ

いけない




技術ならともかく

内容で

否定された生徒は

次の作文を

積極的に

書こうなんて

思わないでしょ




どんなに

小さいことでも


どんなに

でっちあげの

褒め方でも




とにかく

褒めなければ

いけない




そして

そこから

人間関係を

築き上げて

いかなければ

ならない




作文を

他人に見せるなんて

大人になった

今でも

いやでしょ?




生徒の作文を

読んでいると



枚数を

重ねるごとに


自分の内面を

赤裸々に

書きつくって

くれるようになる




そこで

ようやく

点数の取れる

答案になる




それでも

まだ

内面にまで

からんでは

いけない




恥ずかしいもんね




クラブで

努力した

なんて内容でも


内容に

からんでは

いけない




とにかく

技術的な面

だけに

アドバイスをする




そうすれば

だんだん

書きたいことを

書いてくれるようになる




親が

離婚して

どのように

感じたのか




兄が

事故で

障害を負ったとき

自分は

どのように

接していたのか





そのあたりが

書けるようになって

ようやく

作文と

なってくる




ここまで

引き上げるのに

どれだけ

気をつかうか




やりかたを

間違えると

正直なことは

書かない

所詮は

うわべだけの

作文に

なってしまう




自分の

奥底にある

感情を

作文として

文章にできる子は

幸せだ




それを

引き出すのが

僕の

仕事だ




作文指導は

とにかく

繊細だ



数学の

関数を

教えることとは違う


英語の

文法を

教えることとは違う





人間と人間との

信頼関係の上に

成り立つものだ








それが

今日


デリカシーのない

おっさんに


台無しに

されてしまった


ようやく

書き始めたのに


ようやく

本当の

自分の感情を

書き始めたのに





彼女は

二度と

本音の

作文は

書かない



心の

奥底から

あふれ出る感情を

紙面には

著さない





この子が


作文の点数で


高校落ちたら


あんたの


せいやで






自分が


何を言ったか


考えてな











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Last updated  2007/02/22 02:43:57 AM
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