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今週読んだ本の中から三冊。
沼田真『植物たちの生』岩波新書、 1972 年。
五章からなる本。第四章「植物たちのせりあいと遷移」、第五章「植物と人間」がとくに面白い。「ケンタッキー・ブルーグラス(ナガハグサ)」が外来種だとは知らなかった。小学生のときに自由研究で家のまわりの植物を調べたが、ナガハグサとニワホコリの識別に苦労したことを思い出した。
辻井達一、中須賀常雄、諸喜田茂充『湿原生態系』、講談社ブルーバックス、 1994 年。
北海道の湿原とマングローブ林とを一緒に考えたことがなかった。針葉樹林を背景にした水田は、ヨーロッパの方には驚きらしい。なるほど。
菅原聡『人間にとって森林とは何か』、講談社ブルーバックス、 1989 年。
意欲作だが、ブルーバックス一冊の分量にしては、対象を広げすぎたためか、短絡的に見える箇所がある。今の時代ならやや問題になりそうな記述もみられる。「山村に住む人びとは、生態学ということも知らない」、「林野庁に原生林管理をまかせてもうまくやってもらえると思っている」。
『さすらいの沖縄伝承男』 2026年07月21日
沖縄の本 3冊 2026年03月23日
『美味礼讃』 2026年02月22日
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