私の親も、小さい頃から「英語はできないないとこれからの将来は使い物にならない」とことあるごとによく言っていました。それなのに、親は何をするわけでもなかったのです。小学校一年生の頃、近くの教会でやっている英語教室に通うことになりました。その教会の天井は高く、窓も上下にあくもので、日本の家とはかなり違って、なんとなく薄暗い室内でした。数人の子どもと牧師さんであろう先生が、単語をリピートしていたような記憶があります。なぜか母がいつも同室(教会内の離れた席に座って)しいたので、先生が「Close the door.」と私に言うと、私は母親にジェスチャーで「ドアを閉めろって言っているの?」と目でたずねていました。母親がうなずくと、私は自信をもってドアを閉めることが出来たのです。「お母さん、英語わかるんだ、すごい」と密かに思いながら、ドアを閉めていた記憶があります。母は、英語は全くダメです。