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直前になりましたが、元町の古本屋ちんき堂でこの21日、7時ぐらいから私しゃべることになっています。 普段は尼崎三和市場で映画のことをしゃべっていますが、そちらは毎回テーマが決められていて私は宿題をこなす感じなので何をしゃべるかについては悩むことは少ないんですが、今回はちんき堂の店主に「あんたしゃべるか?」と言われただけなので、何をしゃべるか一昨日から考えておりました。 たった今決定。 今年買ったレコードや、歌謡曲やロックのインストカバー盤についてしゃべろうと思います。 おもろいのか?
2014.06.17
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前に書いたのは12月なんやね。去年にも何ヵ月か空いたらログインできなくなってめんどくさかったことを書きましたが、今回も同じ感じで、イベント関係が忙しくて何も書く気になれませんでした。とゆうか近況はFacebookで友達には発信してるしね。 私が存じ上げない方の読者はいないとは思いますが、1月からの活動報告など。 毎度のことで尼崎三和市場で映画トークイベントをやっておりますが、年始から深作欣二、石井輝男、血まみれ(私はフルチ特集)、男泣きアクション(私はセガール親父のことをトーク)、ファンタジー(私はネバーエンディングストーリーのことを原作との比較で)、モンド(私はヤコペッティと食人族映画特集)、ドラゴン(私はジャッキー・チェンチラシの世界)、ニューシネマ(私はバニシング・ポイントを熱く)、と話してきました。それとパンフの原稿もね。 5月の17日には宇津呂鹿太郎と一緒に投稿心霊DVDにツッコミ入れるトークで、翌18日には塚口のダーツバーでユーロビートDJ。主催者コレクションのアナログを6時間回しました。いつもせいぜい一時間ぐらいしか回さないんで不安でしたが、何とかやれるもんやね。しかしこの辺りが一番キツかった!!けどおもろかったです。 しばらく休みがありましたが、この7日には「戦う女酒場」にてもちろん梶様版の修羅雪姫をトーク、14日には妖怪酒場で「てなもんや幽霊道中」のことなどを喋る予定です。 こないだちんき堂に行ったら久しぶりに「ちんきの夕べ」をしようか、との話しになり、「あんた喋るか?」と言われてしまったので空いた21日に何から喋ります。まだテーマは決めてません。 先日、十三で「ドラキュラ」公開記念のアルジェント・トークイベントがあり、打ち上げでアルジェント研究家の矢澤氏とお近づきになりました。その打ち上げの場で、東京では今年で10回目だというアルジェント研究会を関西でも開催したいとの話しになり、私、昨日新開地アートビレッジセンターに交渉に行ったところ快く受けてもらえたので、まだ具体的なことは全く未定ですが、関西のアルジェント・ファンは是非期待しておいてください!
2014.06.01
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さてさて今年の後半戦は相当に忙しかったですよ。 夏に宇津呂氏が緑橋なる所で見つけてきたスペースでの怪談イベントで音響やったのを皮切りに、尼崎の映画トークではヴァンパイア、エマニエル夫人、ヴァンパイア2、秘境、ブルース・リー生誕祭、海外怪談、海外怪獣とか多すぎて覚えてないや。毎週のように喋って、昨日、元町でDJしたのでやっと終了。今日は大掃除で年賀状もまだなんよね。忙しいのが嬉しい質ではありますが…昨日はイベント前のパトロールでPILのメタルボックス缶入りSHM-CDや大映スター(勝新や渚まゆみら)のライブ盤紙ジャケ、HMVで「地獄の黙示録」Blu-ray三枚組を半額で、ヤマダ電器で「コマンドー」最強吹替版DVD二枚組を約半額で、など今年最後の大量ゲットしましたよ。あと、ジュンク堂で俺のUFO人生における最大のバイブル、稲生平太郎「何かが空を飛んでいる」が遂に!!国書刊行会から復刊されていて、ちょっと高かったけど実は職場のボーリング大会などで貰った2500円分の書籍券を使って大分安く買えたのでした。ちょっとでもUFOに興味ある人は必ず買うこと。
2013.12.29
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今月の7~10に神戸に来られていた特殊漫画家の根本敬さんのイベントに行きました。7、8は平日なので古本屋ちんき堂で店番をされたみたいですが、土日はドローイングの即売とレコードやCDをかけながらの廃盤トークでした。まず土曜日、私は地元の整体で体をほぐしてもらい、三宮のTSUTAYAで親父に頼まれていた小林旭や美空ひばりのCDを借りたりタワレコをチェックしてからちんき堂に向かいました。もしかしたらいっぱいで入れないかも…と心配していたら、東京に単身赴任中のGさんと奥さん、キヨオカさんが来ていたのと他のお客さんがちらほら。スタートは一時間後なのでした。レジ横に根本さんがいます。なんとGさん夫妻は色紙に似顔絵を描いてもらっていました。私は高額の絵はとても買えないので\2000のを一枚と、限定10部のラス一が残っていた根本さんやエビッさん他の合作集、同盟のMix CDを二枚購入。CDジャケにサインをいただきました。そうこうするうちに安田謙一さんも来ました。だんだんお客さんも増えていきます。いよいよトークがスタート。レコードやCDのアシスタントは安田さんです。赤軍事件のリアルタイムに出された、新婚旅行にでも行くような気分で北朝鮮に行く歌や、何とかいうグループが解散するときのお知らせDMがソノシートでエビッさんが歌っているやつ、各国のロックやポンチャック、とあるイベントで東京ロマンチカ(だったかな)のボーカルがムーディーにAKBの「ヘビーローテーション」をカバーしていたのがボブ・ディランの武道館ライブに入っている曲とそっくりだとか、ラリーズとデヴィッド・ボウイの因果だとか、おなかいっぱいの内容でした。トークが終了し、お客さんが絵を買ってサインをもらったり。あとは常連で飲み会です。キヨオカさんがひとりでしゃべっておりました。で、日曜は安田さんがCKBの神戸ライブに行くというので「木村君明日レコード係するか?」うっ、なんとも光栄な話しです!日曜、午前は春日野道に「キャリー」を見に行き、急いでちんき堂へ。店内にはなんと神戸では珍しく元Abestie Boysのボーカル二人が。挨拶しましたが二人は別の用事があるというのでイベントには不参加。3時半スタートでお客さんは土曜より大分多く、店内は満員です。トークがスタート。私は前日を見ているので、エビッさんのソノシートなら33回転やな、とわかっていたり、CDの頭出しもあまり粗相がなく、日頃のDJ業や怪談の音響をやっといてよかったとこれほど思ったことはありません。今回は土曜にかけたのをもう一度と、ラジオで同盟がレコードをかけてそれに合わせて岸野雄一氏が踊るのをプロレスアナウンサーが実況するという音源を30分ほど。イベントは無事終了し、物販&サイン会。お客さんが捌けてからも、根本さんは九時の新幹線まで店番です。暇になったので私は近くの中古レコ屋のハックルベリーをパトロール。前回書いた歌謡インストを四枚ゲットしたのでした。ちんき堂に戻り、根本さんに土曜にかけたベトナムのロックのことを聞いたり、ジンジャー・ベイカーとも交流があったというアフリカのサイケバンド「BLO」を教えていただいたり(先週タワレコで買いました)。ここには書けない話しも聞かせてもらいました。いよいよ八時に閉店。Gさんが車で根本さんを新幹線までと戸川さんを送り、岡山から来られたというOさんはJRへ。私は阪神電車へと帰途についたのでした。
2013.11.21
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ちんき堂の戸川さんがくれました。
2013.11.20
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90年代からビートメイクをしていると、ドラムブレイクの入ったレコードに喜びを感じるものです。 私の場合はまず定番のレアグルーヴ海賊盤コンピ、Ultimate Breaks & Beatsをいくつか買って、そこに入っている曲のオリジナルを探したら値段が高いので手を出さなかったクチです(いまだにネットオークションではMUROやDev LargeさんがMix CDで使ったことを付加価値にしてレコードを出品している輩=自分でモノの価値を判断しない奴がたくさんいてムカつきますが)。 そこで(どこで?)タイトルとセクシージャケに惹かれて昔から値段の安い、歌謡曲や洋楽ヒットをインストカバーしたジミー竹内のドラム・ドラム・ドラムシリーズを集めましたがジミーさんモノはドラムのサウンドがトントコしていてイマイチサンプリングにもDJにも使えないのでした(昭和歌謡イベントではOKみたいですが)。 最近の和ジャズブーム?の一貫で、有名ジャズドラマーがお仕事で叩いているそういったカバー集からレアグルーヴとして素晴らしいテイクを集めたコンピが組まれたりアルバムが復刻されたりするようになり、私も喜んでそういうCDを買っています。 ところが昭和40年代には星の数ほど制作されたというヒット曲インストカバー集、運よくCD化されるのは極々一部です。 先日、行き付けの中古レコード屋で原田寛治「黄金のドラム」を三枚、石松元の「DRUMS BIG HIS16」(写真)を格安でゲットしました。どれも帯付きでかなりの美品です。 で、今チェックしていますが、石松元のやつは「夜汽車」や「どうにもとまらない」といったグルーヴ歌謡もかなりイイのですが、なんとあがた森魚の「赤色エレジー」が死ぬほどかっちょいいジャズロックにアレンジされていてぶっ飛んだのでした。 これだから歌謡インストはやめられない!
2013.11.17
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昨日、元町の古本屋ちんき堂に顔出したんですが、店長からの指令でお知らせいたします。11月7、8、9、10、特殊漫画家にして私の導師、根本敬さんが神戸に来ます。7、8は平日なのでちんき堂で店主をしたりするかもしれません。 9、10にはトークイベントと絵の即売会をする予定です。詳しくは根本さんや青林工藝社のホームページでアップされていくと思います。詳細決まり次第ちんき堂のblogにも書かれると思います。よろしくね!!以下昨日の記録。先日、所有のVHS「無敵のゴッドファーザー ドラゴン世界を征く」(未DVD化)をデジタル化したので、同じくブルース・リャン=倉田保昭の「帰って来たドラゴン」も欲しくなりました。今持っているのはVHS→DVD-Rです。DVDは激レアで、どこのレンタルにも置いてませんが、前の職場の近所のレンタル屋にはあったような気がしました(この店にはピーター・ジャクソンの「ブレインデッド」も在庫)。いつもの週末ルートからは外れますが、気合いを入れて行きました。が、無かった泣! しかたなく同じ店舗のリサイクル屋をチェック。もともと安いのが閉店セールでさらに半額。VHSルーカスの「THX-1138」(現行DVDはディレクターズカットなのでオリジナル版が欲しかったのだ)、チャック・ノリスの「オクタゴン」。CD、ユウザロック、ツイッギー、DJ YAS、日本語ラップオールドスクールコンピ、オートメイター、チャラの「星のラブレター」カバー収録マキシなど。いつものルートに戻ります。元町行き付けのそば屋京屋でざるそばとミニカツ丼を食しハックルベリーへ。レコードは出物が無かったが、「クリームの素晴らしき世界」SHM-CDとレココレにBBAライブ イン ジャパン新マスターの記事があったので購入。俺がレコード見てるときにトゥー・マッチの伝説的ボーカリスト、ジュニ・ラッシュが入ってきて店長に「今度昼飯行こうよ」と誘ってました。続いてりずむぼっくすへ。CDは買わなかったものの、ホラーマニアックスの「ナイトメア・シティ」と「ヘルクラッシュ」のDVDをゲット。そしてちんき堂に行き先ほどの話し。タワレコに高木完の初期二作紙ジャケをチェックしにいったら発売は11月とのこと。そういや、と先日BSでロネッツ=フィル・スペクターの番組をやっていて欲しくなったロネッツのベスト盤(ブルースペック)とウェス・モンゴメリーの「A Day In The Life」(SHM)を。ちんき堂に戻ったら競馬を当てたというキヨオカさんが来ていました。閉店後中華料理の一貫楼へ。キヨオカさんは穴門商店街のゆるキャラとしてアナモンを盛んにプレゼンしておりました。
2013.10.13
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なんと6月から更新してなかったこのblog、読者がいるのか知りませんが、前回が今年なった病気のことを書いたので心配してくれた人は別にいないとは思いますが、わたくし体調が悪くなることは昔からの胃腸弱の他は全くなく元気にやっております。なんでこちらを書いてなかったかというと、去年の今頃に尼崎の三和市場のイベントスペース「虎の穴」で、スティーブン・スピルバーグと超常現象について熱く語らせて欲しい!とお願いしたらあっさり企画が実現してしまいました。そのイベントスペースでは数年前から怪獣関係を主に映画ポスターを貼ったりしてみんなで語り合うというイベントをやっていたのですが、どうもわたくしがスピルバーグをやったことによってイベントが活性化してしまったようなのです。以来、平成怪獣、山田洋次、ジョン・カーペンター、ブライアン・デ・パルマ、アラン・ドロン、オカルト、ブルース・リー、ヴァンパイアなどなど、最近では無茶こいて月3ぐらいのペースで映画トークイベントが行われるようになり、わたくしほとんどのイベントにスタッフにしろトーク要員にしろ参加することになっており、しかもほぼ毎回販売される、その時のテーマに沿った文章を集めたパンフの原稿も書いているという中々忙しい日々を送っているのです。さらにフェイスブックでときどきちょちょっと書いたら文章発表欲も昇華されてしまい、blogの方はおざなりになってしまったというわけでござひます。久しぶりに書かなあかん、と思い立ったらblog管理ページにログインできなくなっていて往生しました。最近の個人ムーブメントとしては、長田の映画資料館まで日本アニメのパイオニア大藤伸郎(字間違ってたらごめんなさい)の特集上映に行き、今までにもその資料館には何回か行ったことがあるのですが、毎回鉄人28号はどこやろな、とか思いつつあんまり興味ないんで真剣に探したこともなかったんですが、たまたまいつもと違うルートを通ったらすぐ近くにあった!とか。夏にとうとうBlu-rayの再生機を購入、ソフトは76キングコングにタクシードライバー、デモンズのツインパックに死霊のしたたり、ジャッキー・チェンのボックスと男たちの挽歌ボックスと、いつ見る時間があるねん!と困っていますが、さらにリージョン違いやもしかしたらpal方式のdvdまで見れるかもしれないことを発見してしまったり。ふとタワレコに行ったらなんとMC5の紙ジャケSHM-CDがアンコールプレスされており、ついにニューロック被せ帯の「キック・アウト・オブ・ザ・ジャムズ」(リアルタイムで国内盤が出た時に、英語がちょっとわかる担当者が、英語ぽくなるように勝手に「アウト・オブ」としてしまった恥ずかしタイトル)が手に入り、高校のとき持ってた国内CDや素晴らしいベスト盤で散々聞いてきた音源もSHMならではの耳に優しい音に改めて感動したりクラッシュの超絶ボックスが出てしまったけど二万以上の価格は無理。前回の紙ジャケは帯まで再現していたのに、今回の国内盤BSCD2の紙ジャケは帯が新規に統一されたやつで、2013リマスターに国内のみのブルースペック2と音質は無茶気にはなるものの今一手が出にくくて迷っている、とかしております。とにかく関西の映画ファンは「尼崎三和市場 酒場」で検索してみて下さい。今年中にもいろいろやります。一回足を運んで下さいな。
2013.09.30
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尼崎の映画トークイベント関係が忙しくて5月は飛ばしてしまった。以下前から書こうとしていたこと。既に今年も半分。今年に入ってからずっと痛みから逃れられない生活でした。1月、後に喘息ではないと判明した結構な咳により背中が痛くなる。ある日には我慢できずに仕事帰り道にある整骨院で電気までしてもらう。2月、相変わらずの咳、夜中や自転車での通勤中にちょっとした呼吸困難まで。まだ喘息だと思っていた。3月、喘息の診断をくれた病院で咳が止まらないことを訴えたらレントゲンと心エコーで心肥大&軽い心不全が判明、即入院。検査で右腕から心臓までカテーテル挿入。普通の人ならどうってことないらしいが、わたくし血管が細いとのことでかなりの痛み。拡張型心筋症との診断だったが、利尿剤と血圧の薬で心臓は小さくなった。経過観察ということで10日で退院。退院後数日で仕事復帰。10日寝転んで過ごしていたら筋力が落ちたのかやたら背中が張って痛む。徐々に前の状態まで回復。4月、薬と食事に気を付けているのとで体自体はどうもなく。しかし復帰後の仕事で疲れたためにあろうことかあらぬところにヘルペスが出来てしまう。常になんとなく痛く、ときどき激痛。辛かった。口唇ヘルペスとは違うタイプで、一回掛かったら免疫ができて二回目はあまり無いとのこと。2~3週間でヘルペスが完治したらそれを嘲笑うかのようにニキビが二個ほど。そして程なく口唇ヘルペス。どないやねん!!涙5月、退院後初の検査。血液はどの値も正常値。ものすごく嬉しい。前から持っている神経痛が出る。ストレッチしたら二日で完治。最新は自転車でこけて尾てい骨を打撲。病院には行かなかったがヒビや骨折ではないようだった。が、ネットで調べたら尾てい骨打撲は長引くそうで、わたくしもしっかり三週間痛みました。二週間は座るときも気を付けないと激痛だったし寝るのも尾てい骨を下にしたら痛いのでかなり辛かった。毎年これぐらい怪我や病気してるか?と考えたら今年は異常。もうこれで勘弁してくで~!!
2013.06.13
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「勝手にしやがれ!」との付き合いは長い。 ロック名盤ガイドには必ず載っているので高校生だった88、9年にはレンタルCDをテープに録ってお気に入りであった。 同じ頃、クラッシュの「ロンドン・コーリング」と「白い暴動」の方に熱狂的に入れ込んでいたので、セックス・ピストルズが一番というわけではなかったがそれでも好きなアルバムであるには違いなかった。クラッシュはアルバムも多いのでその後も継続的にファンであり続けたが、何しろピストルズの方は怪しい編集盤やライブを除いてアルバムは一枚と主演映画のサントラ「グレイト・ロックンロール・スウィンドル」だけ。非正規まがいの音源に楽しみを見いだすほどにはファンではなかったので、忘れた頃たまに「勝手に~」を聞きたくなるぐらいだった。ある時タワレコで「勝手に~」が、デビュー前のデモ音源を集めた有名な海賊盤「Spunk」の拡大版との二枚組で\1680ぐらいの廉価輸入盤で出ていたのを大喜びで購入した。しばらくはそれが自分にとって決定版だったが、さらにしばらく後に姫路にできたばかりの本の森(今はつぶれた)で、何十周年か記念のアナログ・マスター盤CD(海賊盤だったのかもしれない)を発見。ブック型パッケージが水濡れで傷んでいるので\500ぐらいだったと思う。家で聞いてみれば先の二枚組(90年代のリマスター)とは全然違う太い音ですごく嬉しかったものだ。しかしパッケージが水濡れでよれているのが気に入らず、CD-Rに音だけバックアップして実物は中古屋に売ってしまった。またしばらくは聞きたくなったらそれを引っ張り出していたのだが、遂に2012年、配給レーベルの移行に伴い最新リマスター盤が登場した。同時に発売された「グレイト~」と一緒に輸入盤を買って喜んで聞いていたのだが、またしばらくしたらSHM-CD仕様の国内盤が、輸入盤が\1500ぐらいだったに対して定価\1800で登場。SHM-CDは国内の特許品なので海外では採用されておらず、とにかく一番いい音のバージョンが安いので迷った末に「勝手に~」「グレイト~」両方を買い替えてしまった。俺も大人になったもんだ。更にしばらくして雑誌に「勝手に~」のスーパーデラックス・エディションの広告が載る。個人的には要らないライブ音源や「Spunk」の音源、復刻7inchなどが入ったボックスで\10000ぐらい。それには食指をそそられず。しかしボックスの縮小版として「勝手に~」本編と初期シングルB面曲、ライブ音源が入った二枚組も出てしまった。シングルB面曲は90年代のベスト盤「Kiss This」にまとまって入っていたが、今回はそれがリマスターされていて値段も手頃なのでムズムズと欲しい気持ちになっていたのだ。一回買い替えたしなあ…でウジウジと買いかけては止めたり。 それを先日エイヤッと買ってしまいました。昨日聞いてましたが、ボーナス曲、「God Save The Queen」初回のB面「No Feeling」はアルバムとは違うテイク。これは「Kiss This」には入っていなかったので嬉しい。が、「Kiss This」には入っていた「Anrchy In The UK」のB面、「I Wanna Be Me」はオリジナルの発売元が違うので今回は収録されいなかったのだ。なんともマニア泣かせな話しだが、後々その「I Wanna Be Me」と「グレイト~」のアウトテイクと言われる「Black Leather」「Here We Go Again」が入ったようなバージョンが出たら・・・また買うしかないよなあ泣
2013.04.30
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1月に風邪をひいてから咳が退かない+時々息苦しいので、これは数年前に軽くかかった喘息じゃないのかと、その時に喘息を治してもらった病院に行きました。先生も喘息だろうとのことで薬を処方してくれたんですが、3月になってもたまに息苦しいと訴えたらレントゲンを撮ることに。 数年前の喘息のときより心臓のサイズが倍になっており、心臓の収縮能もだいぶん落ちているとのこと(そういうときは喘息みたいな症状が出る)で先週から循環器に強い病院に入院しておりました。一時は拡張型心筋症という難病の疑いもありましたが、検査では重い心不全も不整脈も無く、利尿剤で体の水分が減ったら心臓のサイズも小さくなっているとのことで、自分では恐らく一番ややこしい“拡張型~”ではないと思っています。結局は食生活の悪さから来るハイコレステロールで調子悪かったみたいで。あと軽い脂肪肝らしいです。超薄味の病院食と薬で血液検査も良い結果が出ています。これからは食事と薬でコントロールしていけるみたいで明日退院になりました。検査でキツかったのが心臓カテーテル。首からは心臓の細胞を採取するので管を入れましたが、そちらはコショコショするぐらいでしたが、増影剤を入れたり心臓の内圧を測るために右腕にカテーテルを入れたら、血管が狭いらしくて結構な筋肉痛みたいに痛みました。その結果血管はきれいなのがわかったんでよかったんですが。しかし入院の時間潰しに持ってきた本も消化しましたな。テレビはあんまり見る気がしないので。「なんとかなんとかなんとかズ」安田謙一ロック漫筆家の2000年代の文をまとめた分厚い本。安田さんの守備範囲が広すぎるので読んでもわからない部分は飛ばしました。 「新UFO入門」唐沢俊一読むのは何回目か。「入門」と銘打ちながら非常にコアな内容で、現在一番面白いUFO本のひとつ。「仁義なき戦い」のムック 前に出た同型のムックの再販かと思いきや八名信夫らの新インタビュー多数掲載で買わなければならない一冊。「サブカルチャー神話解体」宮台真司他頭の悪い俺には1/10も理解できない代物でしたが、こんな暇なときでもないと挫折するので。他は民俗学系の怪談本とかコンビニUMA本とか。て、そんなんばっかりか!自前の本が終わったので今日は病院文庫の「幻獣ムベンベを追え」(早稲田の探検部によるコンゴのUMA探索レポート名著)を読みましたな。これなんか家に単行本と文庫両方あるんですけど。久々に読んでやっぱりかなり面白かったです。しかし、入院病棟には色んな人がいて、隣の胆石のじいさんは愛想は超いいんだけどイビキが酷くて悩まされたり、前の若者が「夏までには…」と言ってるのを聞いてしまい気の毒になったり、遠くでは認知症なのか昼間しょっちゅう「オーイッ」と誰かを呼んでたり。色々まともに考えたら気が滅入るので無関心にならざるを得ませんでした。それにしても自分はできるだけ世話をかけないようにしたし、実際病状も軽いので世話をかけてないんですが、他の患者さんのお世話に走り回っている看護師さんたちのバイタリティーと心意気にはホント頭が下がります。感謝!!
2013.03.14
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先日とあるきっかけでFAT BOYSのことが気になり、Discogsなるサイトで調べたら、1stアルバムはオールド~ミドルスクールヒップホップの優良再発レーベル「Traffic Entertainment」から去年リリースされているという。 あれか(写真のピザボックス仕様)!タワレコにあったよな。と早速購入。 しかしTrafficから出る再発版は、オリジナル・アルバムにボーナスとして12inch音源を網羅したりと痒いところに手が届くエディションで毎度満足させてくれるものの、輸入盤に帯と解説とライナーの翻訳を付けた国内盤は、誰とは言わんがライナーの翻訳が酷いものもあり、作品への愛情がイマイチ感じられないものも多いのが残念。 話し戻って日本ではずっとFAT BOYS低評価が続いていて、特にアーリー90'sのハーコー全盛期以降は完全無視されてきた印象がある。 ご多分に漏れず俺も何とも思っていなかった。 理由1 相変わらずのカリスマであったRUN DMCや初期DEF JAMのハードコアな“ドラムマシーンだけ”のサウンドと比べて、FATやWHODINIのプロダクションにはシンセの安いメロディが多用されていて90年代の“ラグド”なモードと相容れなかった。俺も当時それぞれのアルバムを聞いたが、どうしても好きになれない部分が多かったのは事実。 理由2 ユーモラスなデブの三人組、というポップで大衆受けする編成には、やっかみもあって嫌われる傾向があった。SugarhillやEnjoyといったオールドスクールレーベルのリバイバルがあったときにも、ハードコアなFURIOUS FIVEに対して、“ユーモラスなデブの三人組”であるSUGARHILL GANGは、レーベルが作り上げたポップなグループとして貶める傾向も一部あった。しかし、“ユーモラスなデブ”であるBIZ MARKIEや“ユーモラスな”NICE & SMOOTHはカルトな人気があって、ここらはそのアーティストが所属する派閥やサウンドプロダクションが関係するのかもしれないな。 以上、FAT BOYSがなぜ無視されてきたのかが何となくでもわかってもらえたかと思う。 そんな時代も一昔、この度改めてFAT BOYSを聞いてみたら すごくいいよ! 俺が昔聞いたのは2ndの「Fat Boys Are Back」の方で、そちらは“シンセの安いメロディ”がもっと多かった気がするが、1stはかなりハードなプロダクション。いやこの際別にシンセの安いメロディが多くてもよかったんだけど予想外にハードだった。ラップも内容はわからんがRUN DMCと比べて大してスキルの差があるとは思えない充実ぶり。そしてBEASTIE BOYSも引用した「ブルルルルStick'em」といったキラーフレーズも実は多いし、彼らの売りのひとつであるヒューマン・ビートボックスも太い太い!! もし興味を持たれた方は先入観抜きで聞いてみてください。
2013.02.24
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GS末期からプロとしてミュージシャン活動を続けてきた近田春夫先生が、DEF JAMレーベルのレコードに衝撃を受けて自らもラップを始め、PRESIDENT BPM(自分)と周辺のアーティストを出すためのBPMレーベルを興しました。詳しく知りたい人は86年ぐらいのミュージックマガジンなんかを参照。PRESIDENT BPM=近田春夫の楽曲は、サウンドこそ初期DEF JAMの影響をモロに被ったチープなドラムマシーン主体のある意味古びないオールドスクールビートなのですが、ラップの方は日本語ラップの手本が無い時代に“リズムに乗せる日本語の譜割”を煮詰めて考えてしまった独特のフロウで、スチャダラより後に聞いてしまった俺のような後追い世代には違和感があるものでした。レーベルの作品の中では、まだMAJOR FORCEレーベルを興す前の高木完+藤原ヒロシ=TINNIE PUNXの初期レコーディング、ジョーン・ジェットの「I LOVE ROCK 'N' ROLL」を下敷きにした「I LUV GOT THE GROOVE」が荒々しくて最強です。BPMレーベルは前記の「I LUV~」や、後にユウ・ザ・ロックがハードロックアレンジでカバー(最高!)した「HOO! EI! HO!」、細野晴臣にユル~くラップさせた曲など4枚の12inchとそれらをまとめた1枚のLPを出しました。日本語ラップのオールドスクールに関してはコレクター気質の俺、それら5枚はシュリンクとステッカー(帯ではない)付き極美品を集めて満足していました。数年前、有名DJの皆さんが実際にプレイしている和モノディスクガイドを見るまでは。そのディスクガイドには、BPMレーベルから出た一枚の7inchシングルが紹介されていたのです。それはなんと女優の宮崎美子が世のバブリーなトレンドへの違和感をラップした「だからDESIRE」、カップリングが更になんとなんとの調味料会社とのタイアップラップ「タカラ本みりん」という代物なのでした。それは欲しい!!と思い続けて…ある時元町の古本屋ちんき堂でそのシングルの話しになりました。J-POPのアーティストや芸人や俳優が様々な事情から日本語ラップに挑戦した歌謡ラップというジャンルのディスクガイド小冊子が出て、俺もそこらを夢中で集めていた時期のことです。ちんき堂の店主の著作「猟盤日記」シリーズを熟読している人なら覚えているかもしれない常連の一人、キヨオカさんがその場に居合わせたのですが、一言「俺それ出たとき買ったで」うそーっ!キヨオカさんは元ボンボンで、昔は雑誌やレコードを物凄い量買っていましたが、ある事情からコレクションのほとんどを手放した人です。宮崎美子はちんき堂かその近くの中古レコード屋ハックルベリーに売ってしまったとのこと。いずれにせよ数百円で誰かに持っていかれたことになります。「カセットテープにダビングしたやつあるから今度持ってきとくわ」「はあ、ありがとうございます…」音源を聞かせてもらえる心遣いは大変ありがたいのですが、これに関しては実物を所持したいもの。そこから中古レコード屋に行っても普段絶対に触らなかった80年代アイドルのコーナーをちょくちょく見るようになりましたが全く見つからず。一昨年ぐらいから真剣にヤフオクでサーチ。すると何回かヒットしたのです。ところが先の歌謡ラップの小冊子の影響からか、必ず何人かで競ってレンタルシールが貼ってあるB級品でさえも高額で持っていかれる始末。その度にキヨオカさんと知り合いになったタイミングを恨みました。年間にヤフオクに出た数を見ても思っていた程のレア盤ではないようですが、毎回競ってしまうので仕方ありません。この度、今までのようなキズ有りやレンタル落ちではない、盤自体は未使用?という極美品が出品されました。半ば諦めながらも入札。数日待って終了間際、案の定新たに何人かが入れてきました。俺は別作業をしながらちょっとだけ意地を出して高値更新。最後に、これで落ちなければ別にいいや。どうせ更新されるだろうと入れた値段で落札できてしまったのです。とはいえ\6250なり。しかしモノは美品です。もしかしたらこれ以上の状態のものが出ることは今後無いかもしれません。やはり嬉しいのでした。
2013.01.27
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体調のすぐれない中、元町映画館での初日に行ってきました。今年の初映画館だ。 90年代と言わずヒップホップの全歴史上で最も重要なグループ、「ア・トライブ・コールド・クエスト」のヒストリー、解散に至る赤裸々(ファンにとっては相当ショッキング)なメンバー間の衝突、2010年サマーソニックでの劇的な和解までを追ったドキュメンタリー。 俺のヒップホップ人生にとっても最重要グループのひとつであるトライブについては、このコラムでも何回か取り上げたことがある。 この映画では、だいぶ前に書いたネイティブ・タンのツアービデオや何回繰り返して見たかわからないビデオクリップ、そしてこれは俺のVHSコレクションにまだ残ってるかも!の91年アンプラグド映像なんかがコラージュされていて、個人的にはそういった面での新鮮な驚きは少なかった。 まずはネイティブ・タンの創成、Qティップとファイフが幼馴染みで、ティップが高校でアリと出会い、同級生にジャングル・ブラザーズの二人、その片方の叔父がレッド・アラートだなんて、ヒップホップの神様はとんでもない偶然を仕掛けられたものだ。 レッド・アラートなんてビートも作ってないし、曲に参加しても「イェ~~~~~イ」とか言うだけのオヤジだと思っていたが、トライブのデビューに関してティップがものすごく恩義を感じていると語っていて、ちょっぴりイメージが変わったり変わらなかったり。 ここでアルバムの話し。 俺が最初に買ったのは2ndの「The Low End Theory」だったと思う。ネタがどうのとか全くわからない時期に聞き始めたものの、ジャケとともに漆黒の“ベースとドラムだけ”感がとにかくじわじわと、最終的に鬼好きなアルバムになっていった。 文字通り「Jazz (We've Got)」という曲が入っていたり、ロン・カーターが演奏で参加した曲があったりと、“ヒップホップ=ジャズである”という宣言がなされたアルバムであるのだが、グールーの「Jazzmatazz」に始まる、ジャズのメロウネスに寄り掛かった“ジャジーヒップホップ”とは全く異なる“ハードコアヒップホップ”なのである。俺にとっては。 その後に「Can I Kick It?」や「Bonita Applebum」といった名曲の入った1stをレンタルしたが、ルー・リードやビートルズをサンプリングした革新性とカラフルさに比して、ミックスの平坦さと腰の弱さを感じて愛聴はしなかった。 1stを今聴くとそれはそれでスゴいのだが、2ndの“違い”はまさにそこにあったのだ。つまりアルバムのサウンドの“鳴り”を決定するエンジニアリング。 映画で、2ndでは白人エンジニアのボブ・パワーが凄かった、と語られ、パワー本人も、(ヒップホップを)勉強しながら作っていった、と答えるとこにはヒップホップの奇跡を感じて鳥肌立ちました。 ここまでで大分時間が経ったと思い、後アルバム三枚分どうするのだろう、と思っていたらここからファイフの糖尿病やそれに対するティップの理解不足による不穏な展開に。 1stのポップさと2ndのハードコアさを兼ね備え、「Award Tour」や「Check The Rhyme」といったクラシックを生んだ傑作の3rd。個人的には自分でラップを始めた頃に出たここからリアルタイムで追いかけていた。 しばらく開き、トライブの新作はまだかと焦らされた頃に出た「The Show」のサントラに一曲だけ収録された「Glamour & Glitz」、あまりにもシンプルな上モノ、ツルツルカチカチに磨き上げられたキックとスネアの極端な“鳴り”とプロダクションを担当した謎の「ウマー」(後にJディーとティップ、アリのチームだと判明)にトライブの次の展開を見た。 更に待たされ遂に出た4thからは親しみ易いヒップホップソウルの名曲がカットされ、ウマーのプロダクションレベルも高いながら、奇妙なトラックやファイフの変なラップ(このことも以前書いたことがある)に納得いかない部分も大いにあった。 アルバムからも何となく感じていたメンバー間のギクシャク、映画ではティップとファイフの相当辛辣な喧嘩、間で言葉を失うアリ、デ・ラのメンバーには愛想をつかされる。 ティップは「ファイフに気を使ってやってんのに、なんだよアイツ」みたいなことを言うのだが、思い遣りがちょっと足りないというか冷たい人なんではないかとも思えた。ファイフの言い分には被害妄想も入っているものの、個人的にはむしろ共感できた。 が、時間はトラブルを解決することがある。ファイフの糖尿病が悪化し、腎臓移植の手術をしなければならなくなったときにティップからの「グッドラック」のメール。 日本のサマーソニックに出るためのスタジオ練習での顔合わせからジーンとくる。 俺は残念ながら母親が亡くなった直後ということもあり2010年のサマソニはスルーだったんだけど、相方のDJ KSの言う通り、行っときゃよかった!
2013.01.13
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11月は結局blogの更新を怠ってしまいました。12月も書きそびれるといけないのでつまらんメモでも書いときます。新開地のGEOには他店には無いDVDがちょくちょくあります。最近東宝特撮をしっかりおさらいしてるので本日は「海底軍艦」「地球防衛軍」「フランケンシュタイン対地底怪獣」「妖星ゴラス」を借りる。物足りないので任侠コーナーをチェックしてみれば何と池怜子の「不良姉御伝猪鹿お蝶」と「やさぐれ姉御伝総括リンチ」を発見。これはラッキー。
2012.12.01
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とは映画黎明期に映像トリックをいろいろ発明して数多くの素晴らしいファンタジーを残した映画作家です。 彼の作品のなかでも一番有名なのがジュール・ヴェルヌの空想科学小説を映像化した「月世界旅行」。人間の顔をした月面にロケットが刺さったスチールはどこかで見たことがあるかもしれません。 原版はもちろん白黒ですが、映画が制作された20世紀初頭にはフィルムのひとコマひとコマに人力で着色してカラー映画として公開するという興業スタイルが行われていました。 「月世界旅行」にも着色版が存在しており、長期の探索によりそのバージョンは10数年前遂に発見されましたが、フィルムの組成のために化学反応で酷く劣化してしまっていました。時を経て2011年、長い年月を待った技術の進歩とスタッフの血の滲むような努力によってフィルムが復元されました。 私が先週見に行ったのは、その修復作業や関係者(「月世界~」ということで「アポロ13」に主演したトム・ハンクス含む)へのインタビュー、そしてメリエスの生涯を辿ったドキュメンタリーで構成された「メリエスの素晴らしき映画魔術」+復元された着色版「月世界旅行」です。 ドキュメンタリーの方は秀逸で、化学変化で溶けたりバラバラになったフィルムを化学の力とデジタル技術で修復していきます。意外とサラッと描かれていますが、その見えない部分での尽力には限り無い映画への愛情が垣間見えて幸せな感動を呼びます。 メリエスへの最大限のリスペクトを表明する映像関係者たち。「月世界旅行」の次に有名な「極地征服」の氷巨人の場面を始め、愛らしく楽しいメリエスの作品の一部や、著作権法が整備されていなかったために作られてしまったパチもんの「月世界旅行」(これがなかなか素晴らしい出来)など、古フィルム愛好家にとっては夢のようなインサートが続きます(というか他のメリエス作品もちゃんと見たい!)。 一世を風靡したものの、ほんの数年の内に映像テクニックの進歩や映画メディアにリアリズムが持ち込まれたことでメリエスの“トリック”映画は飽きられていきます。そして映画産業に見切りを付けたメリエスはキオスクで玩具を売るという晩年… 小~中学生のときに中子真治先生の著作で勉強したストーリーを映像で再確認したのでした。 亡くなる直前に映画協会に功績を称えられるとこでドキュメンタリーは終わります。 映画作りに興味があったり実践されている方には是非見ていただきたい。 素晴らしい作品です。 一方、「月世界旅行」はというと、「メリエス~」にも修復前後の映像がインサートされており、その人工というより人力着色の美しさには期待値マックス。映画が始まりました。 そのとたん愕然。 なんと全編に渡ってフランスのエレクトロニカ・ユニット、AIRの音楽が被さっていたのです。 マッシブ・アタック風であったりELP風であったりと、古フィルムに全くマッチしない目立ち過ぎる音に怒りさえ沸いてきました。映画を知らない若造が勝手に盛り上がっているような違和感バリバリです。 後で調べてみると、どうもAIRの音が先にありきで、後から「月世界~」の映像を当てたDVDがアルバムのボーナスとしてあったようなのです。十数年の努力を水の泡にするようなお調子者の暴挙としか思えません。 元がサイレントなので、劇場公開時にオーケストラの生演奏を被せられるようにオリジナルのスコアが存在したはずなのです。もしスコアが発見されていないのならサイレントのままで上映してくれた方が100万倍感動できたのに… 結果、映画100年のイベント時に白黒版を千日前の劇場で見たときのほうが感動がはるかに大きかったのでした。 そのときには、地球に帰還したロケットが一旦海中に沈むのですが、そこが海中であることを表現するのに、セットの手前にイモリが泳いでいる水槽を置いて撮影しており、【海でイモリは無いやろ】とかツッコミながらも可愛過ぎるそのシークエンスに涙ぐみそうになったものでした。 今回の着色版、DVD買ったら絶対音消して見るからな。
2012.10.21
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宣伝です。 数あるスピルバーグ映画の中でも「激突!」と並んで一番好きなのが「未知との遭遇」です。 その「未知との遭遇」で描かれるUFO現象のハードコアさとスピルバーグの手腕の素晴らしさを酒の席で語ったりしていたわたくし、今年の始めに怪談会の打ち上げで「“そこ”を語るイベントやりたいんですよね~」と口を滑らせたのでした。 その場にいた怪談社の紗那さんに、「お前が(主催してそのイベントを)やれ」との一言を賜わり、「俺もたまには裏方でなく主役やらんとあかんなぁ」と決意、会場を考えたりしていましたが、この夏、友人の宇津呂鹿太郎が参加した尼崎三和市場での怪談&怪談映画について語るイベントを見に行き、「ここやん!」とイベントを持ち込んだのでした。 会場となる三和市場「とらのあな」(ギャルゲーショップとは無関係)は、掲載のチラシにもあるように、既に一年半も月一でなんらかのジャンル映画をそれぞれの専門家が語るトークイベントを開催してきました。 そこでわたくしが11月17日(土)18時から【スピルバーグと超常現象】について語ります! 名義はトビー・フーパー監督ですが、明らかにほとんどスピルバーグの作品である「ポルターガイスト」もほじくります。 私自身「とらのあな」には客として二回しか行ったことがないので、どういう方なのかあまり知らない映画マニアの長峰氏(漢字間違ってたらごめんなさい!)にも「激突!」とかについて語っていただきます。 関西の映画ファン、超常ファン、来ていただけると嬉しいです。詳しくは新聞に載ると思いますが、【尼崎三和市場】で検索してもらったら色々出てくると思います。 よろしく!!!!!!
2012.10.19
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今日は大阪天六にて、英国で数々のホラー映画を製作したハマー・フィルムにおけるクリストファー・リー&ピーター・カッシングについて石田一氏と山田誠二氏が語り尽くすイベントに行ってまいりました。今日はハマーホラーのエキスパートである石田氏にどうしても質問したいことがありました。クリストファー・リーが初めてドラキュラを演じた「吸血鬼ドラキュラ」のラストシーンについてです。ヴァン・ヘルシング教授によって倒されたドラキュラは朝陽に焼かれて顔がミイラ化し、自らの手で顔面をメリメリッと破壊してしまいます。オリジナル公開版では赤い肉が見える顔面破壊なのですが、暴力描写の規制が厳しいアメリカで公開された際にそのメリメリッの場面(他にも杭打ちの回数が減るなどの改変あり)が短く編集されてしまったのです。現在日本で流通しているワーナーのDVDはアメリカ公開版なので当然その“ソフト”なバージョンです。今後オリジナルの“ハード”なバージョンがDVD化される予定はあるのか? これが質問しようと思っていた内容でした。イベントが進んでいき、石田氏がふっと一言、「(オリジナルが)Blu-rayになる予定がある」やった!イベントが終わり、石田氏と山田氏にご挨拶がてら改めてそのことを尋ねました。「あのメリメリッが入ってるのが出るんですね。」「今イギリスで修復の作業をしていてBlu-rayとDVDの二枚組で出す予定みたいです。」「昔サンテレビで見たときはメリメリッが入ってた気がするんですが…」「それはあり得ないです。」「えっ!?」「あの場面はスチールでは残ってるので(そのスチールを見た人が映像として)見た気になってるだけなんです。」「そっそうだったんですか!!」確かに私は石田氏の著書でその場面の連続スチールを見ていました。そしてサンテレビで見たときに「メリメリッがあった」と記憶を改竄してしまっていたようなのです。専門家の石田氏は当然そのテレビ放映版も所持しているので完全に正しい情報です。少しショックでしたが、修復版のDVDがますます楽しみにもなったのでした。
2012.09.24
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10月26日(金)、神戸のゲイの皆さんが集うカフェバーGri Griにて10周年のイベントがあり、わたくしDJとして回します。今回は初めてテキノポッピなどの選曲です。俺はゲイではありませんが、ひょんなことから関わることになりました。ノンケも歓迎の居心地の良い店なので興味ある方はどうぞ。11月の第三土曜、わたくし今年の目標であったイベントが遂に実現します。これまで「横溝」や「怪獣」や「怪談」や「ブルース・リー(というかジミー・ウォング)」などなど、マニアックかつ中二魂を燃やす映画についてそれぞれのエキスパートが語るイベントを数々開催してきた尼崎三和市場にて、「未知との遭遇」「レイダース」「ポルターガイスト」をテキストに「スピルバーグと超常現象」についてL.A.H.が語り倒します。題して「スピルバーグ酒場(たぶん)」。「未知~」で皆さんが気付いていないUFO現象のコアな部分、時間があれば「ポルターガイスト」のどこがトビー・フーパーやねん!についてもしゃべります。乞う御期待。ちなみに10月27日(土)には怪談師にしてジェームズ・ボンドマニアの宇津呂鹿太郎他が喋る「007酒場」が開催されます。私も前日オールでDJやって家帰って寝てから客で行きます。「スピルバーグ酒場」、これが好評ならば他の場所でも行いたいと思っています。よろしく!そして12月、場所日時は未定ですが、鹿太郎、画家のSAWSIN、L.A.H.のコラボで伝説の爆音怪談第2弾やります!今回はメタル好きのSAWSINが言い出しっぺなのでメタル怪談ができればいいなと思っていますがいかが?ちなみに俺は本家の爆音映画上映主催の樋口氏にご挨拶して爆音のライセンスをいただいたので大きな顔して爆音をうたえるのだよワハハハハ!!
2012.09.23
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本日は塚口サンサン劇場にて、宇津呂鹿太郎&怪談社の語り+映画「四谷怪談」('59大映、三隅研次監督)というレアなイベントに行ってきました。最近は鹿太郎と怪談社のイベントではスタッフをやることが多く、客としてちゃんと怪談を聞くのはひさしぶりで、それぞれの新ネタには十分楽しませてもらいました。そして「四谷怪談」の上映。怪談映画研究の山田誠二氏によると、新東宝の中川信夫版「東海道四谷怪談」が神格化されるにつれて、長谷川一夫主演の大映版は古臭いとされて評価が下がっていったといいます。 しかし、見直してみると全然悪くなかったとも言っていました。大映のマークに続き、血の滴る「四谷怪談」のタイトル。オオーッ!わたくし「子連れ狼」や「座頭市」「眠狂四郎」シリーズでの三隅仕事のスタイリッシュで完璧な美に痺れておったんですが、歴史大作の「釈迦」のカッタルさに辟易してから、60年代前半以前の三隅はまだ才能が花開いていないのではないかと思っていました。59年作の本作はどうか。オドロしいタイトルに続いて伊右衛門が傘貼りの内職をしています。岩との祝言といった前フリをすっ飛ばして。これは退屈しないに違いない!と作品に身を委せることにしたのです。結果最後まで引き込まれっぱなし。本作の伊右衛門は基本的に妻(岩)を愛する善人として描かれます。武士として内職に甘んじなければならない境遇と、バカ娘の我が儘に支配される伊藤家及び極悪なチンピラの陰謀、世渡りには向いていない自らの高過ぎるプライドによって翻弄される悲劇の人です。それが、少々クラシックな趣とはいえ三隅の精緻なタッチで描かれるのです。わたくし上映中何度も「流石!」の言葉が頭をよぎりました。そして岩の妹である袖の可愛らしさ!金銭的な苦労のために女郎屋でお酌のバイト(だが特例で身体は売らずに済んでいる)をしており(もちろん恋人には内緒で)、そこに客としてではなくやって来てしまった恋人になじられるも「あなたのためなのにどうして解ってくれないのバカバカ」と泣き崩れる姿は「かわいい女」としか言い様がありません。この人の名前はわかりませんが、この時期の大映の女優は若いときの中村玉緒も含めて本当に可愛いか美人かの人が多い。逆に劇中では美人とされる岩はお歯黒を塗った年増にしか見えないのは残念でしたが。本作のメインである恐怖描写も見事なものです。毒薬に崩れた岩の顔を見せるまでの様式美、戸板に打ち付けられた岩と奉公人が掘からゾンビのように姿を現すエグさ、死体の衣服を安く仕入れた古着屋が岩の着物を洗うのにたらいに浸けていきますが、そこからは岩の手が…凡百のJホラーなど及びもつかない“怖さ”です。この時代としては前衛的なカットは現在ではキッチュに見えることもあり、怪談社の“爆笑ポイント”だったみたいですが、そこは本作の素晴らしさの前では大したマイナスではありません。あと細かい点では、この時代ではピアノ線で吊った火の玉が怪談映画のスタンダード(本作でも最後の方はそれなのですが)だと思うのですが、岩が殺されて幽霊として移動する描写として、火の玉ではない“オーブ”が飛び回るのです。これは怪談愛好家としては見逃せないハイスコアでした。もしかしたら寝るかもしれない、と懸念していた今日のイベント、行っといてよかった!!
2012.09.23
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週末はだいたい中古レコ屋をまわる私L.A.H.でおますが、そうそう毎週掘り出し物があるわけでもありません。 しかし、立て続けにヒットする日も年に数回はあるのです。昨日がその日でした。まず、このところハマっているYMO、いくつか存在するカラーレコードの美品(高いものではない)でも集めに行くか、とモトコーをチェック。が、向かったD店の新入荷壁にいとうせいこうの「BODY BLOW」12インチ帯付き美品が!音源としては、いとうせいこう&タイニイパンクス名義の日本語ラップ黎明期のアルバム(しかしラップは2曲だけ)「建設的」がリマスター紙ジャケ化されたときにボーナストラックとして収録された3曲入りですが、日本のオールドスクールはしっかりとコレクトしておきたい私、もちろん即ゲット。ヤフーでは状態がイマイチぽいのがよく出ますが、これはジャケも盤も綺麗で値段も手頃だったので満足。続いて20%オフセール中のR店へ。入ったとたん目に入る紙ジャケコーナー。いきなり今年遂にリマスター紙ジャケ化されたMY BLOODY VALENTINEの「愛なき世界」がサンプル盤ということで何と\1500! ラッキー。 DVDコーナーには安いのが出たら買おうと思っていた「男たちの挽歌」が安い値段で。前からコピーは持っていた「悪魔の植物人間」もセールなのでゲットしておこう。 最後に紙ジャケコーナーを再びチェックすると同じくマイブラの「イズント・エニシング」まであったのでした。 セール価格で締めて\4000。これは嬉しい。マイブラの「愛なき~」に関しては個人的にロング・アンド・ワイディング・ストーリーがあるのだが今回は書きませんってどうでもいいですよね!?あとはいつものコースを色々まわるも収穫はなく(というか満足した&小遣いも残ってないので)、上島コーヒーでしばし休憩。 村八分張りに“どうしよっかな”とウロウロ。 素通りするつもりだったちんき堂をエイッと覗くと、常連のGさん夫婦が。それで何となく飲み会の流れに。 ちんき堂の買い物としては、何と梅宮辰夫、千葉真一、松方博樹のポスターをごっそり持ってきた人が居たそうで、一枚\500ということで全部見せてもらう。普段ポスターを買わない私ですが、梅宮の「夜の歌謡」シリーズや「ポルノの帝王」シリーズ、千葉ちゃんのカラテ映画(恐らく「地獄拳」シリーズを除くほとんど全部)、松方兄ィの実録ヤクザ路線が大量にと、見せてもらうだけでクラクラ。 ホンマは全部欲しいとこだが、泣く泣く「殺人拳」シリーズ3枚(「子連れ殺人拳」は見送り)と実録ヤクザの中でも大好きな「実録外伝 大阪電撃作戦」をゲット。スピードポスターも見せてもらったが、「不良番長」が3枚ぐらいと池玲子の「恐怖女子校」が1枚ありましたよ。欲しかったけど…このポスター、店売りはせずに一括で市に出すそうです。閉店まで時間を潰して飲み会へ。 雑誌「団塊パンチ」に関する秘話を聞けたりで楽しく過ごしました。
2012.09.09
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20年愛用してきた(大学に受かった時のじいさんからの祝いなのだ)pioneerセルフィーのCDデッキがこの二三年調子が悪かった。人がいい感じでアルバムを聴いている途中でも容赦なく飛びまくるので腹が立って一度「ガンッ」とどついたら直ったのだった。しかし最近はまた飛びまくるようになり、そのたびに「イラッ#」「ガンッ」とやったらしばらくは調子良いものの、とうとうデッキ自体がヘロヘロな感じに。 盆休みからの後頭部の神経痛もそのせいかもしれない。ときどきヤフオクで同じ型を探していたんだが、先日全く同じ型のジャンク品が\100で出品されているのを発見。ダメ元で落札し、今日届きました。送られて来たCDデッキをチェック、やはり不審な動作。しかし、ヘロヘロになっていた我がデッキと部品を一個交換すると…完璧に直ってもた!! 今のところ。何故同じ型に拘るのかというと、設置スペースの問題もあるんだが、なんといっても20年近くこのセットで曲作りの最終チェックをしてきたので、今からスピーカーやら何やら代えてしまうと今後のビート作りに変な影響が出ないかと心配だからなのです。とにかく無事にデッキが復活してよかったよかった。今日は更に、前から探し続けていた「漫才ニューウェーヴ」というレコードの「紳助・竜介/阪神・巨人編」帯付き美品も届いて嬉しいことこの上ないのであります。
2012.08.16
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7月1日に尼崎労働福祉会館にて、怪談師である友人の宇津呂鹿太郎のイベントがあり、イベントの流れに沿った選曲を主として音響の仕事をしました。 爆音のときと違って完全に裏方モードでしたが、慣れてないマイクのセッティングも含めて失敗はほとんど無く、自分では充実した仕事でした。1週間体を休めて(どうも俺はそれぐらいのペースでないとキツいみたい)、14日には元町でDJ業務。これまで何回か出ているイベントで、俺はその時期の気分で選曲がロックになったりレアグルーヴ系になったりコアなヒップホップになったりするのですが、今回は90年代前半中心のニュースクールヒップホップなのでした。 今回は他のDJが明る系のR&Bやダンクラや、まさかのユーロビートですんごく盛り上げてしまい、ハードで地味な選曲(ダイヤモンド特集やマーリー・マール特集で喜ぶ若者は特殊だ)の俺は完全に撃沈。DJ仲間は何故か喜んでくれるので、客受けが良くないとしても今後も他の引き立て役としてヒップホップにこだわるべきなのか悩むところだ。まあ、時期で気分が変わるんだけど…もいっかい宣伝。私の最新作「Samurai Walk」をYouTubeにアップしています。非常に評判よろしい。直→【http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=mXQFJGpMBI8】もしくは「かやくごはんNEO」【http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/】からどうぞ。インストでアップしていた「J.A.W.S.」をアメリカのラッパーが気に入ってラップを乗せてくれました。→【http://soundcloud.com/b-rawcity/get-ya-handz-up-b-rawcity-l-a】こちらはインターネットエクスプローラでは画面は表示しますが、音は再生できません。音が出なくてもコメントをチェックせよ!Firefoxでは再生できます。
2012.07.17
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友人の怪談師、宇津呂鹿太郎のイベント@尼崎労働福祉会館で音響の仕事をしてきましたが、JRで帰るつもりも打ち上げが楽しく、またまた終電を逃してしまいました。で、ただいま三宮のカプセルホテルにて宿泊中。明日有給取っててよかった!高砂市民はつらいよ(;_;)
2012.07.02
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数年前に、スケッチ程度のデモビーツをまとめたCD-Rを関西のヒップホップ関係者に少数配ったことがあります。その中でも一番人気のあったビートをラップ用インストトラックとして完成させました。聞いてください。「Samurai Walk」直→【http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=mXQFJGpMBI8】もしくは「かやくごはんNEO」【http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/】からどうぞ。インストでアップしていた「J.A.W.S.」をアメリカのラッパーが気に入ってラップを乗せてくれました。→【http://soundcloud.com/b-rawcity/get-ya-handz-up-b-rawcity-l-a】こちらはインターネットエクスプローラでは画面は表示しますが、音は再生できません。音が出なくてもコメントをチェックせよ!Firefoxでは再生できます。
2012.06.20
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Soundcloudという自作音源発表サイト?にていくつかわたくしL.A.H.のビートを公開していたら、アメリカのラッパーがインスト作品「J.A.W.S. (Just Another Wild Style)」(もともとラップを乗せる仕様で作りました)でラップをしたいとメッセージをくれました。遂に彼が完成版をレコーディングしてアップしてくれました!! http://soundcloud.com/b-rawcity/get-ya-handz-up-b-rawcity-l-aなんかこのビート、海外で人気なんだよね。pcでご覧の方へ、Soundcloudはインターネットエクスプローラーでは再生できないのでFirefoxとかのブラウザーでどうぞ。
2012.06.09
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来る6月23日(土)、元町の古本屋ちんき堂にて久しぶりに店主が語る「ちんきの夕べ」が開催です。それまでにマブネタが見つかれば私も喋るかもしれません。関西のトンガリキッズ来たれ!さて、私のblog「かやくごはんZERO」、読者が居るのかどうか知りませんが、5月は書かずに終わってしまいました。ちょっと腰を痛めた他は体調が悪かったわけでもなく、WOWOWの「ダーティハリー」吹替版全放送などを楽しんでおりました。 3月ぐらいからFacebookにログイン、そこで映画の感想をチョコチョコ書いてしまうと気持ちが昇華してしまってこちらに書かなかっただけなのでおます。で、久しぶりにとりとめもなく書いているわけですが・・・前回か前々回のちんきの夕べの時期に、往年の美人スター、ナタリー・ウッドが約30年前に不審な水死を遂げた事件で、当時の夫ロバート・ワグナーが再捜査を受けることになったというニュースがありました。それに因んで店主の戸川さんは「夕べ」でナタリー・ウッドのことを喋り、ウッドがベッドシーンで脱いでいるというショーン・コネリー主演のSF映画「メテオ」が見たいと言い、私はひそかに調べたのですが、国内ではDVD化されておらず、見ようと思えば気長にレンタル落ちのVHSを探すしかないのが現状でした。そのこともすっかり忘れていた先日、他の映画を探すために、昔BS等を録画したDVD-Rを保存しているケースを開けたところ、なんと「メテオ」と書かれたディスクを発見したのです。WOWOWの放映を録画、時間がなくて見ずにしまっていたものでした。早速、小学のときにテレビで見て以来に「メテオ」を見始めました。内容は「アルマゲドン」や「妖星ゴラス」みたいな、他天体が地球に衝突しまっせ!のパニック映画なのですが、天体を迎え撃つ核兵器使用を巡ってソ連とアメリカの政治駆引きがやたら長い(そんな場合か!?)のと、クライマックスが地下に閉じ込められたコネリーたち、というスットコな展開の“ズッコケ超大作”です。ナタリー・ウッドはソ連の科学者に付いてきた通訳役です。 そしてアメリカのショーン・コネリーと少しはイイ雰囲気になるのですが、ベッドシーンなど無かったのです。 地下で泥んこにはなりますが(-_-;)ディスクをコピー、昨日ちんき堂に持って行き、ナタリー・ウッドが脱いでないことも伝えました。戸川さんが他の映画と勘違いしているのか、そのシーンがカットされたのか、謎が残りました。PS 実はファラ・フォーセットとの勘違いで「スペース・サタン」のことなのでは、とにらんでいます。私の作品試聴&ダウンロード用blog「かやくごはんNEO」は→【http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/】
2012.06.03
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新作映画を見る前はできるだけ情報を入れないわたくし、「バトルシップ 」のことをウルトラセブンに出てくる戦艦大和型ロボット【アイアンロックス】のパクりだと勝手に思ってましたが、そのイメージは結局米海軍の戦艦に対するもので、侵略宇宙人の乗物はずいぶん違う形態なのでした。予告では見てたんだけど。 前置きはそこまで。 この土曜に見てきました。 結論は期待はずれ。 先ず、オープニングから宇宙人侵略までの人間ドラマが無駄に長い。 どのシークエンスも後の展開の伏線なのではありますが、内容があまりにペラくて… それ要るか?てな疑問符がつきまとって全然面白くないです。 ワンポイント。 閉店した食料品店に酔った主人公が侵入するとこでピンクパンサーのテーマが被って寒いことに… コミカルな演出のつもりか知らんが完全にアウトだ。 クレジットをチェックすると、スコアとは別に選曲を監修してるのがリック・ルービン! どうりでAC/DCやCCRがかかるわけだ。 この人、RUN DMCや初期DEF JAM作品のプロデューサーとして我々ヒップホップの人間にとってはものすごく重要な人物であり、スレイヤーや90年代のAC/DCも手掛けたということでロック界にとっても大変な偉人なのだが、映画における選曲はベタ過ぎてセンス悪いのが残念です。 音楽の話が多すぎた。 地球外知的生命探査=「SETI」の一環でとある惑星に強力な信号を送った結果、それに反応した宇宙人がやって来た、と。 後半に顔を見せる宇宙人が猿惑タイプのヒューマノイドなのも今日日イマイチなんだが、最初はどうも地球人側から攻撃しない限り反撃してこない様子なのが中途半端。しかも宇宙人のビジョン(ターミネーターの視覚みたいな設定)では、自分に攻撃的でない相手は攻撃対象外になるということで、こいつらはそもそも地球を侵略しに来たのか?という曖昧さがあって話しに乗れません。 そこを【宇宙人は侵略者である】と前提にしてしまってる人にとっては見過ごせる部分なのかもしれませんが。 「インデペンス・デイ」でビルの屋上から宇宙人に友好を呼び掛けるお人好し達が容赦なく殺されたような明らかな敵意の描写が無く、宇宙人の行動も地球人側が侵略だと解釈しているだけなので、最終的に宇宙人をやっつけても何か釈然としないというか、カタルシスがありませんでした。個人的には。 見てない人へ。エンドロールの後まで席を立たないこと。 以上。
2012.04.23
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友人2人と初めましての方1人と4人で「スターウォーズ EP1 ファントム・メナス 3D」を見てきました。この映画の“面白くなさ”は今まで何回見ても覆ることはなく、今回も【3D】の一点にだけ期待して行ったのですが、ほとんど3Dは感じられず(字幕が一番飛び出てた(-_-;))、完全に期待はずれ。これまで劇場で「SW」を見たことのなかった俺がSW劇場初体験できた、とただそれだけなのでした。だいたい一番期待したポッドレースや海中でモンスターに追われるとこが全く飛び出てこず、3Dの必要ない会話シーンとかだけ立体ってどういうこと? パンフのインタビュー読んだらそれなりのポリシーを持って3D化の作業が成されたみたいなんだが、こんなん詐欺でっせ!でもエピ2、3も我慢して見に行くんだろな。4以降早く見たいよ(T-T)
2012.04.08
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「尼崎怪談会」開催のお知らせ2012年03月25日 18時12分58秒テーマ:怪談怪談会、百物語会、お化け会……。古より庶民の間で行われてきた怪を語る集い。そんな日本伝統の怪談会を尼崎にて行います。薄暗い和室に集い揃った者たちが一話、また一話と披露する妖し語りの数々。とっておきの怪異体験を語って他の者を震え上がらせるか、あるいは聞き役に徹して恐怖に身をさらすか、それはこの輪に加わったあなた次第……。尼崎にて怪談会を催します。参加者は車座になり、一人一人順番に怪談を語っていく、全員参加型の怪談イベントです。他の参加者に向けて、ご自身やご家族、ご友人の恐怖体験、不思議な体験を語ってください。もちろん聞き役に徹してもらってもかまいません。皆さんの参加をお待ちしております!!【詳細】○開催日平成24年4月14日(土)○場所尼崎市立労働福祉会館・和室 小(兵庫県尼崎市東難波町4 丁目18-32)・阪神「尼崎」駅より北へ徒歩約10 分(680m)・尼崎市バス「労働福祉会館」バス停目の前※お車でのご来場はご遠慮ください。○開場時刻午後6時15分○開始時刻午後6時30分○終了予定時刻午後8時30分○参加費1,000円○主催NPO法人シンフォニー○後援尼崎市尼崎市教育委員会○申込み・お問合せNPO法人シンフォニー (担当:松原)電話:06-6412-8026FAX:06-6412-8444電子メール:scinfo@npos.cc※ご予約の際は代表者氏名とご予約人数、「語りあり」「聞き役のみ」のどちらかをお知らせください。
2012.04.05
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プリンスのアナログは12inchとかプロモとか集め出すと人生をそれだけに捧げなくてはいけなくなるので、せめてアルバムだけはオリジで揃えたいと思っています。とはいえ個人的に思い入れがある「グラフィティ・ブリッジ」までですが。 国内盤帯や付属品揃い美品はまあ満足できるとこまで集まりました。国内のCDも初回盤コンプまであと一歩。 問題は初期のUS盤。 4作目の「Controversy」からはシュリンクとステッカーやポスター付き美品を押さえました。 今一番欲しいのは3rd「Dirty Mind」のシュリンクとステッカー付き。CDのアルティメット・ベストのジャケに載っていたやつですが、ぜんぜん見つかりません。 1stと2ndはオリジを持っている と思っていました。今日まで。 わたくしプリ様に関しては自分のこだわりの範囲でコレクターでありたいと思っていますが 1stと2ndはシュリンク付きを持っていず(3rdは安売り用の「SUPER SAVER」ステッカー付きを所持)、歯がゆい思いをしていました。 先日ヤフーオークションで1stのシュリンク付きを安値で発見。そのまま落札、今日届きました。 さてシュリンク無しの分と差し替えるか、と段ボールから抜き、ついでに比較しようと昔たまたま手に入ったプロモの刻印がジャケに押された分(ジャケも盤も状態がイマイチ)も抜き、1stの「FOR YOU」3枚を並べてみると なんとレーベルがそれぞれ違うのでした。 プロモは当然ファースト・プレスで、裸のプリ様がギターを持ってるフォトのインナーバッグ付き。レーベルは70年代のロッド・スチュワートやディープ・パープルなどでお馴染みグリーンの森?ワーナー。 今日届いたのは、プレーン(白い紙)のインナーバッグに、あまり見ない抹茶色のワーナーレーベル。マトリックスをチェックするとどうもセカンド・プレスのようです。 シュリンク無しで前から持っていたのはナイロン袋にレコが入っており、レーベルは白のワーナー。サードプレスのようです。 てことは 全部置いとかなあかんやん(-_-;) シュリンク無しの分を1stと3rdを欲しがってたKSに送ってやろうと思っていたのに・・・ ちなみに2ndの「PRINCE(邦題は「愛のペガサス」)」もチェックしてみると、白ワーナーのセカンドプレスでした。こちらも時期的に見てファーストプレスは森ワーナーだろう。 宿題が増えてしまった。
2012.03.29
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ジョン・カーペンター監督のクラシック「ハロウィン」に、他人が勝手に説明的なシーンを付け加えたバージョンで、JVDからリイシューされたので現在レンタルで容易に見れます。付け加えられたのは、精神病院に入院中のマイケルに裁判に出るよう勧告がなされ、ルーミス博士がそれに反対する場面と、ルーミス博士が入院中のマイケルに話し掛ける場面他。マイケルの最初の殺人から病院を脱走するまでの間を一切描かないことでマイケル=ブギーマンのミステリアスな超常性を醸成させているオリジナルに対して、「Extended~」ではマイケルに精神病というレッテルを貼ることでそのミステリーを剥がしてしまっているのだ。それ故にカーペンター自身はこのバージョンの意義を全く認めていない。しかし、ロブ・ゾンビによるリメイク版「ハロウィン」では、幼少時のマイケルが如何にして殺人鬼になっていくのかを荒んだ家庭環境を軸に詳しく描いており、原典へのリスペクトと愛に溢れた傑作であるそのゾンビ版を見てしまった後になると、「Extended~」の追加場面も実に興味深く味わえるのである。この度のJVD版、なんとテレビ放映時の吹替音声が収録されており、その吹替で見ると吹替音声の存在しない追加場面が何処なのかはっきりと解る仕組み(オリジナルで吹替音声が存在しないのはローリーの友達のセックスシーンのみ。そらテレビではカットされますわな)。素晴らしい。写真は、例によって盤面デザインしたら思いの外上手くいきました。
2012.03.11
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ノーチェックだったので公開されたときにはどういう宣伝をされていたのかはほとんど知りませんが、「ブレアウィッチ・プロジェクト」や「食人族」のように“本物”の触れ込みだったのでしょうか。 アメリカの若いカップルに起きた心霊現象の一部始終を、彼氏が手持ちのカメラで撮影していた記録。 ほとんど完璧に“本物”の映像を装っているわけですが、この映画がフェイクだとわかって見ると、特にあまり何も起こらない前半は退屈と白々しさと隣り合わせの感がなきにしもあらず。冷静にあら探しなんかしたりして(それにしても私見では粗が一、二ヵ所ぐらいしか見つからないのは大したもの。感動は無いが感心はする)。 フェイクとしてはヤリ過ぎのラストには単純にびっくりしました。 続けて日本編の「~第2章/TOKYO NIGHT」を見る。 こちらは第一作のスタイルを完全に踏襲しているものの、脚本があり俳優が演じた劇映画であることを宣伝の段階で謳っており、素人が撮った“本物”の映像をここまで徹底的にシミュレイトするスタイルに果たして妥当性があるのかどうか、悩むところだ。 それに、こちらは日本人が演じているから余計に解るのかもしれないが、特にお姉ちゃん役の人はトレーニングされた“演技”が鼻につく。こういうスタイルの映画においては。骨折してずっと家に居るのに常にメイクしているのも不自然。 以下ネタバレ注意 アメリカに旅行していたお姉ちゃんが一作目の彼女を交通事故で轢いてしまい、自分も足を骨折して帰国したために起きた怪の連鎖、というプロットには面白さを感じるものの、邪悪な魂に家族の絆も命も蹂躙される陰惨なストーリーは嫌~な後味。 どちらも個人的にはあまり高評価はできません。 お腹いっぱいになったので続けて録画していたアメリカ編の「~2」は見ずに消しました。
2012.03.11
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先日遊びで作った昔のトラックのYouTube、わたくしL.A.H.遊びでも納得いくまで作り込む質なので手直ししました。とはいえ自前のムービーメイカーでは細かいとこまでは詰めれないんでラフなものではありますが。Flying Saucer Intro→ 【http://www.youtube.com/watch?v=Z7VlP_yhUVQ】詳しくはブログ「かやくごはんNEO」をご覧よ!→【http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/】
2012.03.05
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ビースティ・ボーイズの1stアルバムはアナログで7セット、CDで3セットぐらい持ってますが(研究結果報告は待たれよ!)、まあ、普段聞くことはほとんど無いものの、現在出ているSHM-CDをリスニング用として押さえとこうと思ってました。急ぎではないので中古に出るのを待ち、昨日美品をゲット。楽しみに聞いてみたら音が小さい!帯を見たら、【97年Def Jamマスター】2000年代のDef Jamリマスターシリーズを聞いたらものすごく音圧がアップしていて新鮮な感動があったんだが、どうせSHMをゲットするからとそれは手放してしまい、いざSHMを手にしてみればマスターが以前のものに遡ってしまっていて残念な結果に(;_;)SHM-CD、60、70年代の音源には威力を発揮するが、80年代以降の音源ではあまり違いがわからない気がする。マスターにもよると思うけど。例えばガンズのイリュージョン1と2のSHMなんかは帯を見たらマスターが91年に出た当事のもの(ガンズのアルバムは現在までどれもリマスターされたことはない様子。ベスト盤は聞いてないからわかりませんが)であまり購買意欲をそそらない。あと、パーラメントの現行盤はジャケの印刷がくっきりしてボーナストラックも入っているのでリマスターされているんではないかとにらんでいたんだが、アースツアーが安かったのでゲットしてみれば、20年近く前の学生のときに買った盤と同じマスターなのであった(T-T)
2012.03.04
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今朝は喧嘩で耳を怪我した家のタヌキ(猫)を病院に連れていき、先生がかさぶたをめくって膿を出したら心配していたほど悪くないみたいで 週末パトロールでは行き着けのマッサージ屋で一番巧いおっちゃんに当たり、だいぶん疲れていた足腰も楽に 土偶のガチャではとうとう狙っていた遮光器土偶が一発でヒット(今までは一番しょうもない“踊る埴輪”が三回とか) 久々に行った徳島ラーメンも相変わらず美味かった。 本日のメインイベント、元町映画館での「狂い咲きサンダーロード」上映、石井監督の舞台挨拶付きまでは時間があるので 今日は当たりの日やから占いに行ってイイこととか言われに行くかと 何人かブースがあるフロアで空いていたオバハンに見てもらったんだが いきなり全く当たってない内容を連続でかまされ、俺も「違いますよ」とか言って超不機嫌。 オバハンはその後も構わずトンチンカンなことと当たり前のことばかり捲し立て、最終のタロットでは二十枚ぐらいのカードを全部めくって、このカードが出たからどうこうと(全部めくったら何とでも言えるやろ(-_-###)) ここまで酷い詐欺寸前の占いには初めて当たりました。 それまでの今日の気分の良さが吹っ飛び… 気を取り直して映画館へ。 先に映画を上映してから舞台挨拶だという。 ビデオやDVDで何回か見ている「サンダーロード」、始まる前から後ろの席のオッサンが始終「う゛ーん」とか喉を鳴らして嫌な予感。 結局最後までしょっちゅううるさく、何回文句言うたろかとイラつきっぱなし。風邪ひいとんか痰がからむんか知らんがそんな状態で映画館来んなボケ!!氏ね!!と最悪やったね。 上映が終わり石井そうご(漢字が出ません)改め岳龍監督の登場。 恐い人のイメージに反して物腰の柔らかい人物で、貴重なお話をいくらか聞けました。 しかしその間もオッサンはう゛ーんとか(-_-#####) 終わって映画館の前で何人かの観客と話しをする監督、俺は順番待ちの間に映画館の向かいにあった百均に走り油性ペンをゲット。 持参したチラシに無事監督のサインをいただきました。 これで占いのオバハンと喧しいオッサンがいなければ素晴らしい一日だったのだが…
2012.03.03
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A.K.I.といえばスチャダラのポッセカットや脱線3の「スペースホルスタイン」にフィーチャーされていて、そのルックスと悪趣味なリリック&フロウで強烈なトラウマを植え付けるアーティスト&ライターですが インテリが猟奇やってるみたいなキャラが好きになれず、イリシット・ツボイ氏とのユニット【A.K.I. Productions】のアルバム「Japanese Psycho」には手を出していませんでした。A.K.I.が一部担当した、雑誌GROOVEでの日本のオールドスクール特集のディスクガイドは熟読していたんですが。 しかし、主流から外れたオルタナティブ・ヒップホップに興味を持ち(このブログの初期に書きました)、心が大人にもなった今、ちゃんと聞いてみたい気持ちが芽生え、 先日ネットでかなり安く出ているのを即決でゲット。 昨日届いていたのを飲み会に行く前に数十秒ずつチェックしました。 一曲目、どこかで聞いたことのある電子音に続き、レッド・ツェッペリンの1stの中でも個人的に一番好きな最後の曲(タイトル忘れた)のベースラインに続き、ビースティと同ネタである「レヴィー」のブレイクに乗せて歌われるピチカートファイヴのカバー、このバッドテイスト! ああ、ヤバイ… わたくしA.K.I.を受け入れた瞬間です。 他のトラックも、カルトGSのガリヴァーズ「赤毛のメリー」を使ったりしていて、93年でこのレベルの和モノ使いは早すぎじゃないですか? そう言えばツボイ氏のお父さんはクローズというマイナーGSのメンバーだったのでした。 「Japanese Psycho」、絶対全部ヤバイので明日じっくり聞こう。
2012.03.03
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去年作ったトラックを再アップ中です。youtubeのリンクをまとめておきますので是非ぜひ試聴くださいませ。現在はインストアルバム用にニュートラックを制作中!「WALK THIS MAY (L.A.H. REMIX) / MAY」→http://www.youtube.com/watch?v=lrEiG9vJoX0&feature=player_detailpage「Battle Field / L.A.H.」→http://youtu.be/Y0YbopPDltA「MOOD DELUXE MOOD / L.A.H.」→http://www.youtube.com/watch?v=xdca_VP8GxM&feature=player_detailpage「J.A.W.S. (JUST ANOTHER WILD STYLE) / L.A.H.」→http://www.youtube.com/watch?v=5SpgJnb4T2s&feature=player_detailpage「もってけ!セーラーふく (L.A.H. にくきゅう MIX)」→http://www.youtube.com/watch?v=oHXb-drZ_lQ&feature=player_detailpage「FT / L.A.H. feat. FT」→ http://www.youtube.com/watch?v=O9m2wiJRaJ4「THE THING / nost'romo」→http://www.youtube.com/watch?v=SxEVvo3XgYc(これはアルバム「OUTER SPACE ELECTRIC」を共同制作した友人nost'romoのトラック)フリーダウンロードはblog「かやくごはんNEO」→【http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/】まで。(まだ一部しか再アップしていません)
2012.02.27
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作ってもた。 昔々、友人がやっていたBRAHMANのコピーバンド「フライング・ソーサー」のライブ用SEを作ったけどライブでは使われませんでした。 ビートは他の人が作った既成のを流用してますが、日本一を自認する声ネタ使いが素晴らしい(自画自賛)。 お蔵入りはもったいないぐらい自分では面白いので、このたび遊びで動画をつくりました。てかまだ静止画の組み合わせしかできないし荒いけどね。 見てみ 「FLYING SAUCER INTRO」→ http://youtu.be/U8DWVcZNl1U
2012.02.27
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朝はいつもより長い時間かけて家の掃除をしてから、録画してあった戦前ドイツSF映画の金字塔「メトロポリス」(2001年頃の修復版。118分)を見始める。その修復のあまりの美しさ(例えば現在DVで撮影してエフェクトでモノクロ加工したレベルに実際見える)とフリッツ・ラングの神クリエイションにいたく感動。半分見て夜に残り半分見てから感想を書くか、と予定していたのに 午後はクラフトワークを聞きながらしばし寝落ち、起きてから昨日入手したジェイムス・ブラウンの「I can't stand myself」紙ジャケをチェックしたら、こないだレンタルしてコピーしていた89年頃のCDと同じマスターだったのでショックを受ける。溜まっていた録画やコピーしたDVD-Rの盤面デザイン&印刷をいくつか、の次は・・・去年から今年にかけて仕上げた曲たちはCD-R一枚に一曲ずつしか入っていないので、それらを一枚のCD-Rにまとめようとしていたのだ。ライティングソフトに一曲ずつ読み込むわけだが、四曲目のディスクをなかなか読み込まない。ドライブの回転音がおかしい。何回もPCを再起動し、クリーニングディスクを入れたもののクリーニングディスク自体を読み込まない。 どうもドライブを修理に出さんとあかんみたい(;_;)こないだのインフルエンザの出費に引き続いて痛い。 その後も、やろうと思っていた曲の再アップロードがうまくいかず、調べてもjavascriptの言語がどうだとかチンプンカンプンで、 気付いたら22時半。風呂入ってから「メトロポリス」後半を見始めるもPCが気になってやめてしまいました。
2012.02.27
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今週見たのは「カジノ」マーティン・スコセッシ監督、デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシ主演 3時間があっというまの面白さではあるが、俺のフェイバリットである「グッドフェローズ」part2感がなきにしもあらず。「グッド~」のレイ・リオッタが司法取引でサバイブした緊張感と比べて、デ・ニーロが偶然生き残ってしまうこちらはちとユルいか。「バード」クリント・イーストウッド監督、フォレスト・ウィッテッカー主演。サックス奏者チャーリー・パーカーの伝記。「カジノ」の3時間があっというまだったので2時間40分のこちらも頑張って見れるだろうと挑戦したが、結構長かった。伝記映画に“ある程度の”創作は許されるか否か。ここでは(遺族が製作に絡んでいることもあるからか)人物の描き方に遠慮があるようなもどかしさがある。それと、絶対的にあっただろう人種差別が全く描かれていないのもマイナス。リアリティーが無いよ。「ソルト」フィリップ・ノイス監督、アンジェリーナ・ジョリー主演。これはかなり素晴らしい。何十年越しの二重スパイとして育成されながらも次第に国家の理念からハズレていく主人公ソルトのアイデンティティーの曖昧さが、イイ。ラストカットにも痺れます。「RED/レッド」ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン主演。 直前に「ソルト」を見てしまっているので、同じくスパイものでもこちらはまあそんなに深みも無いエンターテイメント。リチャード・ドレイファスはともかく、アーネスト・ボーグナインが生きていたことに驚愕&驚喜。楽しめる。
2012.02.25
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去年の三月に一旦完成したとして披露していたインスト「BATTLE FIELD」、自分の手応えに反してなかなかに好評だったんですが 実はミックスに納得していなかったのでこの度やりなおしました。 やっとこさキックの低域がよくなってこれでOKです。 視聴→ http://youtu.be/Y0YbopPDltA ダウンロード→ https://rapidshare.com/files/1573400735/Battle_Field.zip ダウンロード用ブログ「かやくごはんNEO」 →http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/ こちらには携帯から書いてるんでリンクのとこが色が変わらなく、そのままクリックというわけにはならないですが、URLをコピペしてくださいな。 目から鱗となるか、やっぱりようわからんわ(-_-;)となるか、試してみられよ!完全無料だからよ。
2012.02.19
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わざと勘違いを誘うDVDタイトルで「U.M.A.レイク・プラシッド」とかの隣に置いてあるため、ここ数年に作られたCGIモンスターと間違えて借りた人も多いのでは? その実1977年に製作され、日本では「魔の火山湖 甦った巨大生物の恐怖」としてテレビ放映された幻の恐竜映画なのです。 プレシオサウルスをコマ撮りの巨匠デヴィッド・アレン(他に「おかしなおかしな石器人」など)が手掛けており、子供のときから愛読していた特撮研究本で紹介されながらもなかなか見ることの叶わなかった幻の作品が「U.M.A.ナントカ」としてDVD化されていると知ったのは最近のこと。 湖に隕石が落ち、湖底に仮死状態で保存されていたプレシオサウルスが復活、近所の牛や人間を食い荒らす。 いろんな所で語られている通り映画としては“一般基準からは”酷い部類に入るのだろうが(実際酷いもんですが)、湖の近くで発見された古代の洞窟に画かれた人間vs首長竜の壁画(→恐竜のオーパーツだ!)にはニヤリ(ワクワク)させられるし、無駄にコミカルに描かれる貸しボート屋の二人組(ほとんど主役級!)は愛すべきモテねアホキャラ。俺は好きだね。 そして何よりも巨匠がアニメート(造型はフィル・ティペット)したプレシオサウルスの素晴らしいこと!例えれば、無名のC級バンドのマネージャーがジェフ・ベックと知り合いだったために、そのバンドのアルバム10曲中3曲にベックが手抜き無しのギターソロを提供した、みたいな。わっかるかなあわかんねえだろうな。 最近の映画だと間違えて借りた人が偉そうに“チープな恐竜”とか書いてる文章を見かけることもあるが、わかってへん奴が書くな(-_-###) 無理して薦めませんが、ここまで読んで興味を持たれた方はどうぞ。TSUTAYAにあります。
2012.02.14
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火曜の朝から風邪ぽく、薬飲んだら楽になったので仕事に行き、帰ってきたらかなりしんどく水曜朝は下半身の筋肉が痛く、仕事を休み病院へ。薬で熱は一旦下がったものの夕食後に38℃越え。インフルエンザ検査すると陽性でおました。追加でもらった薬は吸引薬2本と解熱剤。帰ってすぐにその吸引薬を2本とも吸ったらインフルエンザの対策というか治療というかは終わりだという。そんな簡単なものなのかとびっくりしながらも吸って2、3時間寝てると筋肉の痛みがなくなり、熱も下がったまま。大したもんだ。木曜朝会社に電話したところ当然のことながら木金は休みなさいと。というので朝から楽なんだけど安静ということで「座頭市の歌が聞える」【傑作「座頭市あばれ凧」と並ぶ名作でした。小川真由美の色香と素晴らしいやさぐれ演技、市の哲学を揺さぶる琵琶法師の言葉、人情は溢れるのにベタベタにならない抑制された描写にシビレる!】「HANA-BI」【たけしの力作(落涙)】「裸のジャングル」【町山智浩のトラウマ映画館。番組では町山氏と宇多丸さんが「アポカリプト」の話をしていたが、私見では「カニバル世界最後の食人族」と「レイダース失われたアーク」への影響を感じた】「ROCKERS」【東京ロッカーズのドキュメンタリーをMr.KITEのとこまで。ヤバい!】を見ました。明日(今日)は「ROCKERS」を最後まで見てからどないしよっかな。
2012.02.10
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土曜にはケネス・アンガーの第二部に行ってきたが、第一部ほどの感銘は受けず。「スコピオ・ライジング」やラストに上映した「花火」など、ゲイとかマシンへのフェティシズムが前面に出されたセレクトであったが第一部の力作群と比べて映像は弱い気がした。 帰宅してからWOWOWでやってた「ヘル・レイザー」を。去年遂に1~3が国内初DVD化となるも、画質が悪くて不評だというので、レンタルに出るのを待ってたらWOWOWでの放映はラッキー。1公開当時はわたくしまだ生意気な中坊だったので「作家が映画を撮る」ことに懐疑的であった。しかし後になって実際に見てみるとクライブ・バーカー、初監督とは思えぬ力量でしっかり面白く、ピンヘッドのカッチョよさもあって作品のプチファンに。 今回久々に見ても面白さは色褪せていない。一方で初めて見たときからどこかチープな印象も拭えなかったのだが、見直したら光りモノのアニメーションが80年代の香港映画並みに安いのであった。しかし3作連続放映なるも、鶴光師匠の「おとなの子守唄」を録らないといけないので2はスルーしたのでした。どうせ何回か再放送あるし。ということで日曜の朝には3を。こちらはピンヘッドに殺された一般の人々が何人か怪人になりキャラが増えて単純に嬉しい。ちなみに俺、心斎橋のブックオフで映画パンフ2冊105円のワゴンセールをやってた時に洋書の「ヘルレイザー1~3」のビジュアルブックをゲットしたんよね~。去年のでかい収穫のひとつ。WOWOWのホラー特集、次は「ポルターガイスト」1~3なんだが、確か2と3はDVDになってないはず。久々に見れるのは嬉しいねぇ。これも要チェックでっせ!
2012.02.06
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昨日借りたやつです。 どうも実体の無い精神のような宇宙人らしき存在から一方的にメッセージを受け取って悩む女性と研究者がUFO目撃多発地帯の湖畔で…(エロは一切無し) 結局ようわからんケッタイな作品でした。最後の最後に一瞬出てくるチープな円盤のアニメ(とさえも言えん代物)の他はVFXゼロ(-_-;)つまりそこ以外には円盤も宇宙人も登場しません。 製作当事(74年)には宇宙人をスピリチュアルな存在として捉えるのが円盤界のひとつの流れではありましたが、それにしてもの難解さというより出来の悪さ。真面目に作っているのだけは取り柄。 取り敢えず珍しい映画を見た!という満足感だけは得られます。 しかしながら冒頭のガチのUFO目撃者インタビュー集には興奮します。そこはすんごい貴重。 結論 : よっぽどのUFOマニアにしか薦めません。
2012.01.31
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先日お知らせしましたが、音源をアップしていたアップローダーがFBIに起訴されてしまったのでrapidshareというアップローダーにアップしなおしていく予定です。再アップ第一弾はわたしがソロで主にインストビーツを制作していくようになって初めて出したアルバム「MOOD DELUXE MOOD」です。これは当初ジャケ写を撮ってくれた友人とのコラボで一曲目の「MODE DELUXE MOOD」【http://www.youtube.com/watch?v=xdca_VP8GxM&feature=player_detailpage】を作ったことがきっかけで、2000年頃にちょっとはまっていた“匿名のムードミュージックのアルバム(美麗ジャケ)”というコンセプトで制作したものです。ダウンロード用blog「かやくごはんNEO」→【http://blog.livedoor.jp/lahbeatmk/】からどうぞ。申し訳ございませんが、トラック単位でのダウンロードは出来ません。是非ともアルバムでお楽しみください。美麗ジャケも同梱しています。
2012.01.30
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去年大阪のビジュアルアーツ専門学校でのケネス・アンガーの爆音上映を見に行った話を書きました。 先日行きつけの中古レコ屋にケネス・アンガーのチラシが。取ってみると、商店街にある元町映画館にて上映とあるではないですか!そもそもアンガーの作品は、最高傑作といわれる「スコピオ・ライジング」やミック・ジャガーが音楽を付けた「我が悪魔の兄弟の呪文」他の9作品をまとめて「マジック・ランタン・サイクル」と呼ぶのだそうで、ビジュアルアーツでの上映はそのうちの3作(4バージョン)のセレクトだったのでした。それが今度は二回に分けて全9作を上映ということで勇んで行ってまいりました。昨日は悪魔的イメージサイドの「ルシファー・ライジング」「快楽殿の創造」「我が悪魔の兄弟の呪文」「人造の水」の4作品。ビジュアルアーツで見れなかった「ルシファー~」は古代エジプトを舞台に原始宗教の勃興を描きます。音楽が主にギターとシンセのジャーマンプログレぽくて飛びます。80年製作ということでレトロニューエイジな雰囲気がたまりません。ラストには横尾のイラストを切り抜いたようなUFOが飛んできてニヤリ。もうひとつのお楽しみ「我が悪魔の~」、こちらには完全にノックアウト。 ミックの付けた曲というのがモーグのウィーンウンッ(プリンスの「アメリカ」のイントロみたいな)をほぼループしただけという、ローリング・ストーンズにあるまじきミニマル!激烈に興奮! で、映像はというと悪魔教会の司祭が何やら儀式を行ってる場面やヒッピーたちが楽器を鳴らしてるカットやベトナム戦争のヘリ、ストーンズのハイドパーク公演もチラリとバイオレントに編集。美しく構成された他の作品とは全く違うキャンプで荒々しい感触で、これや!俺がイメージしていたアンガーはこれや!と熱狂したのでした。「スコピオ・ライジング」他の来週も楽しみです。
2012.01.29
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ホームセンターに行ったついでにセンターの前にあるレンタル屋(会員歴四半世紀近く)をチェック。 家に見てないDVDや録画が山積みなので借りるつもりはなかったのだが こんなものを見つけてしまいました。 わたくしが生まれた74年製作の映画「UFO : ターゲットアース」。 今までこの映画の存在を全く知りませんでした。 オープニングで実際のUFO写真や目撃談が出てくるというかなりハードコアな作品のようで、いてもたってもいられず借りてしまいました。 大量のレアなB級ホラー/SF映画を廉価でDVD化している素晴らしいメーカー、WHDから出ています。 気になってメーカーのホームページをチェックしてみたらなんと「実録!UFO大接近/消えた412ジェット機隊」まで出てるよ!これは欲しい。
2012.01.29
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わたくしL.A.H.、もうひとつのblog「かやくごはんNEO」にて自分で作ったアルバムやトラックをYouTubeで試聴、megauploadというサイトで無料ダウンロードできるようにしています。そのmegauploadの管理者ページで、自分の作品が何回(ダウンロードした人が誰かはわかりませんが)ダウンロードされたかチェックするのが楽しみなんですが、今朝も戯れにページを開こうとしたら FBIのマークが…えっ?俺何も違法アップロードしてませんけど? よくよく調べてみれば、著作権侵害がひどいので目を付けられとうとう責任者が逮捕起訴されてしまったそうなのです。他のアップローダーも目くそ鼻くそなんやけどな なにより他のアップローダーと比べてダウンロードの手順が簡単なので俺はmega~を利用していたんですが、 音源を他のサイトにアップし直さなければならなくなってしまいました(;o;)
2012.01.21
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