今日の午後、驚くべきニュースが飛び込んできた
中部運輸局鳥羽海事事務所の緊急ニュースリリースという形で、
内容は、高速道路の料金割引の影響で乗用車の利用数が減り、
経営が成り立たなくなった というものだが・・・
どっかで聞いた話
そう、岡山県の玉野市宇野港と、香川県の高松港を結ぶ宇高フェリーも、
廃業の方針を発表した
宇高フェリーは、地元の要望や支援を受ける形で、とりあえず
民主党政権の高速道路政策の形が見えるまで という条件付きで、
航路廃止を延期することになっているが、続けられるかどうかは
未だ先行き不透明なまま
伊勢湾フェリーの場合、宇高フェリーとはちょっと様子が違って、
物流の動脈というよりは、観光道路としての色彩が強いから、
どぉなんだろうか?
とはいえ、国道42号線を海の上で繋ぐ航路と言う意味では、
運輸政策上も重要な路線だし、何よりも、これまでこの航路のために
行われてきたインフラ整備が全て廃墟となる
愛知県側の伊良湖港には道の駅『クリスタルポルト』があり、
フェリーの出港を待つ間の観光客でそこそこ賑わっていた
島崎藤村のヤシの実の詩の舞台となった伊良湖岬は、
フェリー乗り場のあるターミナルとしての交通の要衝でもあったが・・・
三重県側の鳥羽港では、鳥羽水族館の建物と一体となった
立派なフェリーターミナルがある
ゴールデンウィークや夏休みの繁忙期には、フェリー待ちの車が
国道にまであふれて大渋滞の原因になっていたため、
立体駐車場のような乗船待ちのためのモータープールを備え、
旅客は専用のボーディングブリッジで、直接旅客フロアの
高さで上下船できるような、まるで長距離フェリーのターミナルのような
立派な施設である
もったいないなぁ・・・
とはいえ、財政難にあえぐ鳥羽市、
レクサスの法人税に支えられた田原市
どっちも、伊勢湾フェリーを支援する余力なんて、ありそうもない
20年前に鳥羽市に住んでいて、公私共に何度となく利用させてもらった航路だけに、
なんだかなぁ・・・
である
船の旅は、速くもないし、安くもない
でも、安い高速道路で渋滞にハマって徒に時間を費やすよりも、
非日常のクルーズを楽しみながら、体も心もリフレッシュ
『旅情』を感じるのはやっぱり船の旅
安かろう悪かろうで疲れるだけの観光よりも、ずっとお勧めだ
昔の人は、よく言ったもんだ
『悪貨は良貨を駆逐する』
って、意外と上級レベルの格言ですが・・・ナニか?
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