【送料無料】 自分のアタマで考えよう 「知識」にだまされない「思考」の技術 / ちきりん 【単行本】
ちきりん氏のブログは匿名ブログであり、自分の専門分野の事は書いていないそうです。
そんな素人意見のブログが多くの人に読まれているのは、視点の持ち方や感覚がユニークで他の人とちょっと違うからだとご自身では分析しておられます。
この本で書いてあるのはきちりん氏独自の視点を生み出す源となっている「思考の方法論」。
誰でも目にする一般的なニュースや情報に接したとき、きちりん氏はどのように自分のアンテナにひっかけ、取り入れているのか?
取り入れた情報をどういう筋道で加工・分析をしているのか?
ユニークな視点を得るために実践している頭の使い方とはどんなものか?
考えるとはどういうことか?
・いったん「知識」を分離する
・「意思決定のプロセス」を決める
・「なぜ?」「だからなんなの?」と問う
・あらゆる可能性を探る
・縦と横に並べて比較する
・判断基準の取捨選択をする
・レベルをごっちゃにしない
・自分独自のフィルターを見つける
・データはとことん追いかける
・視覚化で思考を深化させる
・知識は「思考の棚」に整理する
↑
もしも気になったら是非この本を手にとって下さいませ
私が一番気になったのは 「なぜ?」「だからなんなの?」
と問う事。
情報を見たときに考えるべきことは、「なぜ?」と「だからなんなの?」のふたつです。
特に数字の情報を見たときは必ずこの2つを考えます。
(p42)
データを見たときには、その背景(=データの前段階)を考える「なぜ?」と、そのデータをどう解釈・判断し、対応すべきか、と一歩先(データの後段階)を考える「だからなんなの?」のふたつの問いを常に頭に浮かべましょう。
(p43)
このように、日々目にする新聞、雑誌の記事や広告、さらにはブログやツイッターなどネット上で目にとまった情報のうち、気にかかった情報に関してだけでも「なぜ?」「だからなんなの?」と考えるクセをつければ、今まで見えなかったさまざまな社会の動きが見えはじめることでしょう。
(p66)
「なぜ?」「だからなんなの?」をいつも考えるクセをつけるだけでだいぶ思考術がアップしそうです。
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