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【読書】角栄になれなかった男小沢一郎全研究～ヤバいカネの問題3選/11月21日～24日

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91627)

カテゴリ：読書

44才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。

松田賢弥「角栄になれなかった男小沢一郎全研究」を引き続き読みました。

この本はかなりアンチ小沢一郎のスタンスで書かれている本です。

この本に書かれていることがすべて本当のことなのかはわかりません。

しかし有権者としては小沢一郎氏がこのような書かれ方をした政治家であることは知っておくべきだと思います。

前回は  【読書】角栄になれなかった男小沢一郎全研究～派閥の金庫からカネを持ち去った？  という記事を書きました。

小沢一郎氏が自民党にいた時。
経世会（竹下派→小渕派）の金庫からお金を勝手に持ち出した というお話でした。

本当に金庫から大量のお札（さつ）を持ち出したそうです。
さすがに小沢一郎氏本人がやったのではないですが。

今回はその他の「小沢一郎氏のおカネにまつわる話」です。

〇その１自由党の政党助成金

小沢一郎氏はかつて自由党という政党を率いてました。
覚えているでしょうか？

その 自由党を解党する際に政党助成金を返さなかった 。

政党を解党する場合、解党する日に残高があれば国へ返さないといけない。

逆に言えば解党する日に残高がゼロであれば国に返さなくてよいわけです。

小沢氏は 自由党を解党する直前に不自然な支出をして残高をゼロ にした。

「角栄になれなかった男小沢一郎全研究」ではこのように主張しています。

法的には問題はありません。

しかし政党助成金は国の税金です。

しかも政治改革を唱えて政党助成金制度を作った有力政治家の1人が小沢一郎氏です。

このような政党助成金の動きは国民の納得を得られるのでしょうか？

〇その２民主党・自由党の合併時に不自然な寄付が

自由党が解党したのは民主党と合併したからです。

「自由党が解党して民主党に合併する」形が取られました。

自由党のトップが小沢一郎氏
民主党のトップが菅直人氏（のちに総理大臣へ）

合併の2日前に民主党側から自由党側に約3億円の寄付があった 。

「角栄になれなかった男小沢一郎全研究」によると その時に民主党の政調会長であった枝野幸男氏 （後に官房長官へ、そして立憲民主党を結成へ）は まったく知らなかった そうです。

枝野幸男氏は「党員に対する背信行為」だとのちに語った とか。

〇その３民主党の組織対策費

「小沢一郎氏とカネ」の問題で一番マズそう なのがこれ。

小沢一郎氏が民主党代表→幹事長 だった時の話のようです。

政治の世界を知らない私にはよくわからない部分もあるのですが、かなり激ヤバな雰囲気は感じ取ることができました。

民主党内でものちに非小沢系議員の間で問題になったようです。

この 組織対策費に関わった議員は「私が話したら党がぶっ壊れるぞ！」とすごんだ そうです。

「角栄になれなかった男小沢一郎全研究」ではそこまでは書いてませんが「あまりにこの問題がひどすぎて民主党内でアンチャッタブル化した」ように見えました。

つまり「触れてはいけない激ヤバ事案」だと。

この話に興味がある方は「角栄になれなかった男小沢一郎全研究」を読んでみてください。

残念ながら絶版のようなので中古本を手に入れるしかないようです。

【中古】角栄になれなかった男　小沢一郎全研究／松田賢弥【著】

12月28日から noteを始めました 。
潰瘍性大腸炎で公務員を辞め無職・無収入へ。
そんなみじめなおじさんのマジメなnoteです。

興味があれば ぜひ覗いて みてください。

note ありのこ/公務員クエスト失敗おじさん 