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2024.01.14
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カテゴリ: 読書




45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。


​​​

​松田賢弥「角栄になれなかった男 小沢一郎全研究」を読み終えました。​



この本はアンチ小沢一郎で貫かれています。

この本を何度か取り上げてきました。

今回が最終回です。

自民党が「政治とカネ」の問題で揺れています。

立憲民主党は攻めています。

野党第1党なので当然です。

立憲民主党が攻めていた理由の1つが「法務大臣がマズイ」ということです。

法務大臣が「派閥のカネで疑惑のある二階派」に所属していたから。
法務大臣は交代しませんでしたが、二階派を抜けて無派閥になりました。

立憲民主党は「法務大臣には指揮権がある」ことも攻め立てている根拠の1つです。

法務大臣が<<いざとなったら>>検事総長に「あれはやめろ」って言えるっていう制度 があるんですね。
これを「 指揮権 」と言います。

「指揮権」は滅多に発動することはありません。
しかし発動したことはあります。

​戸川猪佐武「小説 吉田学校」という本には「法務大臣による指揮権発動」の様子が書かれています。​



​​


1954年に造船疑獄という汚職事件が起こります。

検察は佐藤栄作(後に総理大臣)を逮捕する方針でした。

吉田茂総理は「佐藤君の逮捕は不当だよ」と判断。

「検察法第14条にもとづいて、法務大臣が指揮権を発動し、佐藤の逮捕延期を指示する」を方法をとらせました。(p354~355)

結局は佐藤栄作は逮捕されず、政治的に生き延びてのちに総理大臣に上り詰めます。

立憲民主党はいざとなったら「いざとなったら法務大臣はこういうことができるじゃないか!」「法務大臣が指揮権を発動したらこうなる!」と言っているわけです。






さいて話を小沢一郎氏に戻します。

小沢一郎氏は立憲民主党に所属しています。
しかし元々は自民党所属です。
しかも自民党最大派閥の竹下登派に所属。

金丸信(かねまるしん)という超大物の直系の子分として力を持っていました。
この竹下派支配における派閥政治の弊害はすさまじかった。
今の比べ物になりません。

1990年代はじめ、小沢一郎氏の親分・金丸信氏がカネのスキャンダルでピンチに陥ります。
金丸信氏が失脚すると小沢一郎氏は困っちゃうわけですね。

「角栄になれなかった男 小沢一郎全研究」によると小沢一郎氏は金丸事件の時に次のようなことを言ったそうです。(p128)

検察に政治が握られていているような状況がいいはずがない。
だいたい歴代の法相が人事をいじらないから駄目なんだ。
人事をいじらない大臣なんて役人は全然怖くない。

法相をずーっと1人でやっているようだと問題になるから3人くらい有力者を選んで、交代でぐるぐる回して法務省を抑えましょう。
だいたい歴代の首相が法相を軽視してきたからいかんのだ。

ここに書いてあることを小沢一郎氏が言ったとは断言しません。
また1990年代のことなので今、小沢一郎氏の考え方が変わったかもしれません。

しかし自民党を政治とカネで攻め立ている立憲民主党に小沢一郎氏がいることが問題にはならないのか?
ブーメランとして帰ってくるリスクはないのか?

ちょっと気になるところです。


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12月28日から ​noteを始めました​
潰瘍性大腸炎で公務員を辞め無職・無収入へ。
そんなみじめなおじさんのマジメなnoteです。

​​ ​最新の記事 政治+境界知能 」です。

池田信夫さんのツイートにより政治と境界知能が結びつきました。
ちょっとセンシティブなテーマですが、頑張って書きました。

興味があればぜひお読みください。

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​境界知能の時代?自民B層かられいわ知能へ​









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最終更新日  2024.01.14 11:58:41


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