MIRROR  BALL

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※「解夏」  さだ まさし   おすすめ度★★★★★

解夏
 表題作と3つの物語の小説集。
 表題作「解夏」は、映画化もされ話題になったが、私はこの本で
 一番感動したのは「秋桜」です。
 主人公・アレーナは、フィリピンから日本に来て、百姓の岡島利春と結婚し
 息子・太郎と、姑と一緒に暮らしている。
 利春とアレーナの結婚に反対した姑を押し切った、舅・春夫は去年の秋に
 亡くなり、春夫の死後、姑はアレーナにそれまで以上に辛くあたるようになった。
 利春は二人の間でオロオロするばかり。
 たくさんのことを教えてくれた優しい舅と過ごした日々。
 アレーナは寂しさが募っていく。

 感動の結末は、涙が溢れます。
 さださんの本は、セリフも優しくとても好きです。
 4つの物語、どれも素晴らしくお勧めの一冊です。


※「神様からひと言」  荻原 浩   おすすめ度★★★

神様からひと言
 大手広告代理店を辞め、食品会社に再就職したばかりの佐倉涼平。
 販売会議でトラブルを起こし、「お客様相談室」に異動させられる。
 そこは、リストラ要員収容所と呼ばれている。
 お客様からのクレーム処理に振り回される日々。
 プライベートでは、四年間同棲していた彼女・リンコが、些細なケンカがもとで
 出ていってしまった。涼平は、リンコが何に怒ったのかさっぱり分からず
 未練があって、今もリンコからの連絡を待っている。
 お客様相談室の同僚、クレームを寄越すお客様とのやり取りの中で
 涼平は大切なことを知っていく。

 笑えて、感動でき、元気をもらえる本です。

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