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2024.08.12
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今回も盛りだくさんリュウちゃんいつも素晴らしいです(*^-^*)

リュウちゃんいつもありがとうございます。


西の京ロータスロード」、
奈良市の西側にある
薬師寺、唐招提寺、喜光地、
西大寺の
「4塔ハス巡り」、
今年も歩くことが出来た!


(薬師寺東塔とハスの花)


(2021年のポスター)

​7月17日、2年ぶりに 「西ノ京ロータス
ロード」
を歩いてきました。​
天気予報では、この日の最高気温は33℃!
真夏日!

今年の夏は10年に一度の猛暑、
連日、猛暑日が続く中で、
33℃は、
めったに無い「低温日」だ!??
この日に行くしか無い!

​​午前8時に家を出発、午前8時50分に
ロータスロードの起点である 「薬師寺」
近くの 「近鉄西ノ京駅」 に到着、
​​
アチャ~、
ロータスロードのイベント開催中
なのに、
薬師寺は午前9時から
しか入場出来ない!


で午前9時ジャストに薬師寺に入場しました。



今回の「ロータスロード巡り」も、いつもの
ように、仏像巡りは無しで、ひたすら野外の
ハス巡りです。
2年前の「薬師寺:には、境内に500鉢
ほどのハスが持ち込まれていたのですが、

アチャ~、
今回は2年前の半分ほどしか鉢が
ない!
これから追加されるのかな?

















「薬師寺」 は、680年に天武天皇によって
藤原京に建立されましたが、8世紀の
始め平城京遷都に伴い、西ノ京に移設された
古刹です。
薬師寺には2基の三重塔があります。
​​​​その一つ、 「東塔」 は、建立された奈良
時代から、そのまま残っている建築物で
あり、 薬師寺の伽藍の中では最古の建築物
で、 「国宝」 に指定されています。
明治時代に来日したアメリカの美術史家
アーネスト・フェロノサが、この「東塔」を
見て 「凍れる音楽」 と評したことは有名な
話ですね。
​​​​
以下、東塔、西塔とハスのコラボ写真を
何枚か貼り付けます。

三重塔とハスの花のコラボ、
薬師寺のハスの一番の見所なのだ!

​<東塔とハスの花>







​<西塔とハスの花>







​約30分位、薬師寺のハスを見物して
「唐招提寺」 に向かいました。



​ここで 「本日の行程」 を紹介致します。
先ず、下の地図をご覧ください。


(西の京ロータスロード、ウォーキングマップ)

上掲のMAPで、

​★起点となった ​「薬師寺」​ は地図の一番下
の中央部にあります。​
​​★「薬師寺」の少し上部に、 「唐招提寺」
があります。「薬師寺」から「唐招提寺」
までの距離は、 約600m徒歩約10分 です。​​
​​​★「唐招提寺」の左少し上に 「垂仁天皇陵」
があります。
「垂仁天皇陵」の左上部に ​「喜光寺」​
あります。
「唐招提寺」から「喜光寺」までの距離は
約1700m、徒歩約30分 です。​​​
​★「喜光寺」のずっと上部に 「西大寺」
あります。​
​「喜光寺」から「西大寺」までの距離は
約1400m、徒歩約20分 です。
起点の「薬師寺」から
終点の「西大寺」までの距離は
約3700m、
33℃の真夏日に、無事に踏破
出来ます事やら?


「唐招提寺」 に入ります。


(唐招提寺金堂)

​<唐招提寺(とうしょうだいじ)について>
​​​ 「唐招提寺」 は、奈良時代の西暦759年に
「唐(中国)」からの渡来僧・ 鑑真 (がんじん)
によって開山された奈良でも屈指の古刹です。
西ノ京4塔の中では、境内に様々な木々が
生い茂り、一番 「緑豊かな古刹」 なのです。
他の3塔のハスは、皆、「鉢植え」なの
ですが、唐招提寺のハスは 「地植え」
基本なのです。また、西ノ京4塔の中で、
唯一、ハスの品種名が(一部ですが)表示
されているお寺なのです。​​​

​​
金堂の右手前の、「休憩所」の前の鉢植えの
ハスが、第一の見所です(まだ殆ど開花して
いませんでしたが、、、)



​開花していたハスの品種名を確認しました所
「即非蓮」 とありました。
「即非蓮」、はて?
「京都植物園」の「即非蓮」は、
赤いハスだったが、ここは
白いハスだ。
はて???



「金堂」の横手にある、小さな蓮池です。

結局地植えのハスが観られたのは、
ここだけだったのだ(残念!)









「金堂」 の前に置かれた鉢植えのハスです。
「唐招提寺」のシンボルである
金堂に、
ハスの花はお似合いだ!









​「金堂」の裏手にある 「本坊」 にも、
50鉢ほどのハスがあります。


一昨年は殆ど咲いていませんでしたが、
今年は少しだけ咲いていたのです。







​「本坊」から「戒壇」の前を通り、
「薬草園」 に向かいます。
「戒壇」の前にある「水路」の地植えの
ハスは今年も開花していませんでした
(残念!)



「薬草園」に入ります。



​「薬草園」の一部に、100鉢ほどの
「ハスの品種園」 があります。


一昨年は、5種類のハスしか紹介出来ません
でしたが、今年は、上掲の「即非蓮」を含め
10種類のハスを確認出来ました。

以下、この日撮った9種類のハスを紹介
致します。

<薬草園のハス>

(1) 「西湖蓮」



(2)「法華寺蓮」



(3)「舞妃蓮」



(4)「王子蓮」



(5)「大賀蓮」

​​​​​​​​「大賀ハス」は昭和26年、当時68歳だった
大賀一郎博士 によって 千葉市検見川 にあった
「東京大学検見川厚生農場」の 「落合遺跡」
の発掘の中で発見されました
(最初の一粒の種を発見したのは、当時
ボランティアで発掘に参加していた中学生の
西野真理子 さんでした)。

この時発掘された3粒のハスの種の内、
2粒は発芽しませんでしたが残りの1粒が
見簿とに発芽、昭和27年の夏にピンクの
大輪の花が咲いたのです。
このハスの開花は、アメリカの 「ライフ誌」
に、 「世界最古の花・生命の復活」 という
記事で大々的に紹介され、以後、この
ハスの花は 「大賀蓮」 と呼ばれるように
なりました。

このハスの種は、「放射性炭素年代測定」
によって、今から 2000年前 の弥生時代以前
のものと推定されています。​​​​​​​​
​「大賀蓮」は、昭和29年に 「千葉県の
県天然記念物」
に指定されました。


(大賀蓮)

​(6)「原始蓮」
​​
大阪府の天然記念物に指定されているハス
です。
​​ 原始ハスは、「古事記」のなかで歌人
引田部赤猪子 ひきたべのあかいこ、
「古事記」の雄略天皇の条に登場する女性)
「日下江の入江のハチス花ハチス 
身の盛り人羨しきろかも」
と詠んだハスと
言われ、約1600年前の5世紀ごろから
咲き誇っていたとされています。





<「古代ハス」について>
​​​​​​​​ 「大賀蓮」 「原始蓮」 「古代ハス」
と呼ばれるハスです。
「古代ハス」の正確な定義 は無いよう
ですが、およそ 1000年前 の地層や遺跡
から見つかったハスの種を発芽させ、
開花に成功したハスを「古代ハス」と
呼んでいるようです。現在のところ、
日本で「古代ハス」と呼ばれるハスは、
「大賀蓮」、「原始蓮」の他には、
埼玉県行田市の ​「古代蓮の里」​ に咲いて
いる 「行田蓮」 の3種類だけのようです。
​​​​​​​​
「行田蓮」につきましては、下記のサイトを
クリックしてご覧くださいね。
(7)「藤壺蓮」



(8)「姫蓮」



(9)「紅万々蓮」
​​ まるでバラのようなハスの花ですね。


​​
​午前10時半頃に「唐招提寺」を後にして
「喜光寺」 に向かいました。

​「唐招提寺」から「喜光寺」へ行く道の
中間点に、全長227mの巨大 前方後円墳
あります。



​​この巨大古墳は、 第11代「垂仁天皇陵」
​です。​
記紀の記述に登場するのみで、
実在したか否かは ​「謎の天皇」​ です。
​​
​​ 今年もシラサギが群れていた!







​午前11時、 「喜光寺」 に到着、


​​ 「喜光寺(きこうじ)」 は、奈良時代の
722年に 行基 によって創建された古刹です。​​
​行基は、その後、東大寺の大仏造粒の
実質的な責任者を務めましたので、
「喜光寺」は別名 「試みの大仏殿」
俗称されています。
​「ハスの花」は平成7年(1995年)から
育て始め、現在では80種250鉢のハスが
境内に植えられています。
ネームプレートが無いので、品種名は
皆目分からないのですが、この日撮った
写真を何枚か貼り付けます。

ロータスロード4塔の中では、
ハスの花の一番の老舗、
喜光寺のハスには、独特の風格が
ある。


























​「本堂」の裏手に回ります。裏手には
ロータスロード4塔の中で唯一、
「水連池」 が在るのです。
ハスとスイレンが観られるのは、
4塔の中で「喜光寺」だけなのだ!
「水連池」の中に、ハスが共生
していた。
今回の新発見だ!











​午前11時30分、「喜光寺」を後にして、
4塔目の 「西大寺」 に向かいました。
​幸いなことに、歩き始めてすぐに
西大寺行き」のバス に乗ることが
出来ましたので、西大寺には午前11時
40分に入ることが出来たのです。



​「西大寺」の 創建は西暦765年
ロータスロード4塔では一番の新参の
古刹です。​
​鉢植えのハスの登場も4塔の中では、
一番の新参者で広大な境内の片隅にある
「愛染堂」 の小庭に100鉢ほどのハスを
観ることが出来るのです。
「愛染堂」の見所は、
新しく建立された緑色の
「平和観音像」と
ハスのコラボだ。



















​正午、 「西ノ京ロータスロード4塔巡り」
を全て終えて、西大寺を後にしました。
​​ さて、昼食です。

実はリュウちゃん、以前から、 ​​​
<ロータスロード4塔巡りを終えた後は
大和西大寺駅の南口にある
「ラーメン小舎・熊っ子」 で昼食を摂る>
​​​
と決めていたのです。
​​
​「ラーメン小舎・熊っ子」は、静岡県在住
のブログ友・M子さんから、
「友人夫妻が経営しているラーメン店が
近鉄大和西大寺駅の近くにある」
と紹介
されていました。
​実は「熊っ子」には、過去に2回、
店の前まで行ったことがありますが、
2回共、 「定休日」 の看板が掛かっていて
店に入ることが出来ませんでした。
まるでフランツ・カフカの「城」のように、
目の前にあるのに中に入ることが出来ない!
今回が3回目のトライアル、
3度目の正直で、やっと店に入ることが
出来た!






店に入り、M子さんの友達と思われる
ママに自己紹介、
過去2回、店に入れなかったことを話した
ところ、
「この店は、朝開店して、
午後1時に一旦、店を閉めて、夕方に
また開店します。
お客さん(リュウちゃん)が来店された
のは、多分2回共、午後1時過ぎの筈、
その時間は、毎日、定休日の看板を掛けて
休憩しているのです」
との事、
そうだったのか!
これで奈良版「カフカの城問題」
は、
一件落着だ。

店内の写真です。





本日の客は、リュウちゃんの他には、
女性が一人だけでした。
​ママ曰く、 ​「ここは、繁華街ではない
辺鄙な場所なので、昼のお客様はいつも
少ないのです。店の稼ぎ時は夜なのです」
との事、
そうだったのか!
午後1時に一旦閉店する事の裏
には、
深い理由があったのだ。

さて、昼食です。
先ず、「餃子」一人前とビール大ジョッキ
を注文、

プファ~、ビールが旨い!
結局、ラーメンや定食は食べず
餃子一人前(7個)だけの
ツマミで
大ジョッキを3杯も
飲んでしまった。
ビール好きリュウちゃんの真骨頂
ここに極まれり、なのだ!



今回は以上の理由で、餃子以外の当店の
評判のメニューは食べなかったのですが、
以下にこの店の評判を伝える記事を
2つ貼り付けます。
興味のある方はクリックして覗いて
見て下さいね。





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Last updated  2024.08.12 06:00:02
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