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May 25, 2005
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カテゴリ: 作品
シーン

 そんな音が聞えそうな広くて何もない空間、辺りは白い霧が立ち込めている。その中で何かが光っている、わずかな光に反応するかのように波だっている水。
少女は立っていた。
いや浮いているのか?その水の上に力なく浮遊している足にも身体にも力というものが存在しないかのように浮かされていると言った表現の方が正しい気がする。
少女は中学生位の体系をしている肌は白く細い、印象的なのは瞳だろうその瞳はペルシャンブルーの輝きを持っていたがやはり力なく空をただ見詰める赤子のようだ長い黒髪は水面にふれんばかりの長さだ、それもまたタユタユとわずかな風に遊ばれている。
あたりを見渡すと同じ様な少女が浮かんでいたがやがて白い羽が降り注ぎ天へと導かれる様に昇っていった。ここではそれが繰り返される、まるで製造工場のように。いやあの少女だけはそれを拒んだかのように水の中に引き込まれて消えた。チリンと言う音と共に水面が急に渦巻き少女を飲み込んだ。その異変にもかかわらず何事も無かったかのように同じ事が繰り返されるがあの少女のような事は二度と起きなかった。





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Last updated  May 25, 2005 12:07:40 AM
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