心の中の故郷



シンプルなわかりやすい歌詞の歌を聞いていて
涙が滲んできました。。
涙もろいほうですが、年のせいもあるのでしょうね。。
最近の音楽は、どれも同じリズムに聞こえ、
アイドルの顔も同じに見えてきてしまうのですが、
ギターだけで、歌詞をじっくり味わうのは
やはりいいものです。。
改めて日本語の美しさも感じましたが、
その中で、亡くなった母を思う曲がありました。
親御さんの生前には、一度も訪れる事は無かった故郷ですが、
時間が経ち、訪れてみた時の感動を歌ったものです。。
その歌手は、今は都会を離れ、
子どもを連れて、南の島に移り住んでしまったそうです。
何かひきつけるものがあったんでしょうね。。

幸いに、私はまだ両親が存命ですが、
自分の心の中に、故郷に強く惹かれていくのがわかります。。
ここで長年暮らして根を張っていても、
小さい頃の思い出や、親の匂いがする場所に心が向いていきます。

自分の子ども達は、
私が今居る此処が故郷です。
私が今、故郷に帰るとかいうのではないのですが、
年老いていく親を考えると、つい気持が傾くのでしょう。。
同じように、病気持ちの私を気遣い、
子ども達が、この故郷に思いをはせています。。

どこにいても、どんなに年をとろうと、どんなに偉くなろうと、
心の中の故郷は、みな同じです。。
それが都会でも田舎でも、変わりはありません。

親から子へ、そして又その子から、次の世代へ。。
繰り返し繰り返し
時は流れてきたんですよね。。

心の中の故郷、たまには思い出してみませんか?
優しい気持になれますよ。。

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